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レベルを問わず少人数でも楽しめる新ダンジョン「サキュバスの窟」の内容に迫る! 「ドルアーガの塔」運営スタッフインタビュー
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印刷2009/07/18 12:59

インタビュー

レベルを問わず少人数でも楽しめる新ダンジョン「サキュバスの窟」の内容に迫る! 「ドルアーガの塔」運営スタッフインタビュー

 先日お伝えしたように,ゴンゾロッソがサービス中のMMORPG「ドルアーガの塔〜the Recovery of BABYLIM〜」では,ゲームの象徴である「ドルアーガの塔」に匹敵するという大規模なダンジョンが,今夏(2009年夏)登場する予定だ。
 今回4Gamerでは,それに先立ち,本作の運営をリードする3氏にインタビューを行い,まだまだ謎の多い新ダンジョンに関し,その実装日や正式名称,そして具体的な内容について,いろいろと話を聞いてみた。

ゴンゾロッソ コンテンツ事業部門 ゲーム企画運営部 副部長 大瀧 道華氏
同 ゲーム企画運営部 運営課 リーダー 大槻 林太郎氏
同 マーケティング部 小澤征義氏

画像集#010のサムネイル/レベルを問わず少人数でも楽しめる新ダンジョン「サキュバスの窟」の内容に迫る! 「ドルアーガの塔」運営スタッフインタビュー
※記事中に掲載している画面写真は,すべて開発中のものです。


正式名称は「サキュバスの窟」
ドルアーガの塔本来の面白さを提供するためのコンテンツ


ゴンゾロッソ コンテンツ事業部門 ゲーム企画運営部 副部長 大瀧 道華氏
画像集#006のサムネイル/レベルを問わず少人数でも楽しめる新ダンジョン「サキュバスの窟」の内容に迫る! 「ドルアーガの塔」運営スタッフインタビュー
4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。さっそくですが,新ダンジョン登場のいきさつを教えてください。

大瀧 道華氏(以下,大瀧氏):
 MMORPG版ドルアーガの塔は,正式サービスを開始してから1年3か月が経過しました。これまでは,フィールドでレベルを上げ,塔で謎に挑むというスタイルのゲームとしてやってきましたが,そろそろ変化が必要ではないか,と考えたんです。
 スタッフからさまざまな案が出されまして,その中には,PKの導入に関するものもありました。

4Gamer:
 PKは賛否が大きく分かれるので,少々扱いにくいかもしれません。

大瀧氏:
 ええ。ドルアーガの世界観には似つかわしくないということもあり,見送りました。また,サイズのより大きなモンスターを実装しようという意見も出されましたが,すでに十分大きなモンスターが登場していますし,それだけでは,新コンテンツとして打ち出すにはちょっと弱いのではないかと。
 そんな中,従来の“塔を登る”のとは逆に,“下に降りていく”のはどうだろうというアイデアが出されました。

4Gamer:
 おお,まさに逆転の発想ですね。

大瀧氏:
 私達としては,原作の,謎解きによる宝箱の入手の楽しさをMMOという舞台で提案することに関しては,ある程度の成功を収めているとは感じますし,そこは大きく変えるつもりはありません。ただ,MMORPG版ドルアーガの塔を総合的に見ると,原作の持つ面白さが,まだ十分再現できているとはいえないのが現状です。そこで,新たにダンジョンの追加を企画し,開発に着手したんです。
 このダンジョンの正式名称は「サキュバスの窟(あな)」で,8月5日に実装する予定となっています。

画像集#001のサムネイル/レベルを問わず少人数でも楽しめる新ダンジョン「サキュバスの窟」の内容に迫る! 「ドルアーガの塔」運営スタッフインタビュー


4Gamer:
 新ダンジョンの開発にあたり,どのような点を意識しましたか?

大瀧氏:
 ダンジョンに潜るたびにマップが変わる点や,ZAP(ゲームオーバー)になることなく無事生還することもしっかり配慮する必要があるといった点です。さまざまなトラップが仕掛けられていますので,何が起こるか分かりません。潜るたびに新しい驚きがある,と表現すればいいでしょうか。

4Gamer:
 お話を聞いていると,一般に“ローグライク”といわれるゲームや,「不思議のダンジョン」シリーズのような作品を連想しますね。

大瀧氏:
 それらと近いものがあります。「サキュバスの窟」の流れをざっくりいうと,ダンジョンに潜ってお宝を手に入れ,地上に戻り,そのお宝を鑑定するといった感じです。これまで,塔を攻略するには,5人パーティでないと安心して挑戦できませんでしたが,より手軽に遊べるようになっています。たとえ一人でも,十分楽しめますよ。

画像集#008のサムネイル/レベルを問わず少人数でも楽しめる新ダンジョン「サキュバスの窟」の内容に迫る! 「ドルアーガの塔」運営スタッフインタビュー
大槻 林太郎氏(以下,大槻氏):
 本作はMMORPGですから,当然ながら,ほかのプレイヤーとパーティを組んで遊ぶのが楽しいという意見が多いんです。とはいえ,キャラクターの職業やレベル,目標としているものといった条件を考慮すると,5人揃えるのはなかなか難しいとの声も聞かれます。
 そこで,「サキュバスの窟」に関しては,1〜3人くらいでもプレイできるコンテンツとして企画/開発を行いました。一緒に塔を攻略する仲間がうまく揃わないときや待ち時間などに,ちょっとダンジョンに潜ってお宝の獲得を狙ってみるといった遊び方もできるでしょう。

4Gamer:
 なるほど。

大槻氏:
 ダンジョンの攻略には時間制限があり,パーティの人数に応じて変化します。一人で潜る場合は制限時間が長めですが,一人で戦わなければなりません。逆に5人なら,モンスターを倒すのは楽になりますが,制限時間は短くなります。

大瀧氏:
 塔には,5人で集まってエニグマを解き明かしながら上階を目指すというコンセプトがあり,かなりシビアな難度設定が行われています。逆にダンジョンは,数分から小一時間でサクッと遊べるようなものを目指しているんです。
 失敗を気にすることなくプレイできますし,例えば,仕事から帰ってきてお酒でも飲みながら軽く……といった遊び方もできるでしょう。持ち帰ったお宝を鑑定してみて,価値の高いものだったらラッキーという感じで,肩肘張らずに楽しんでほしいと思います。

4Gamer:
 そのあたりは往年の「ウィザードリィ」を思わせますね。ダンジョンでは,塔で入手できるものとは異なるお宝が入手できるんですか?

大瀧氏:
 ダンジョンには新たなアイテムを用意しています。レアアイテムもありますし,もちろんハズレもありますが。


塔とは逆に地下100階を目指す!
デスペナルティもなく,誰でも気軽に楽しめる


画像集#014のサムネイル/レベルを問わず少人数でも楽しめる新ダンジョン「サキュバスの窟」の内容に迫る! 「ドルアーガの塔」運営スタッフインタビュー
4Gamer:
 では新ダンジョンは,どれくらいのレベルのキャラを対象にしたものなんでしょうか。

大瀧氏:
 手軽に遊べることがコンセプトですから,始めたばかりの人でも楽しめます。さすがにレベル1では困難ですが,レベル10〜20程度あれば十分挑戦可能です。新規に始めた場合でも,数時間プレイすれば到達できますよ。
 もちろん,深層に行くほど厳しさは増しますが,今回実装される部分は「入門編」と位置づけています。

大槻氏:
 最初は地下20階まで実装し,最終的には地下100階を目標に拡張していく計画です。

大瀧氏:
 深層に行くにつれ,難度だけでなく見た目も変化していきます。最初は地下通路のようなシーンですが,徐々に,恐怖感をあおるような,先に進もうとする者を拒んでいるかのような雰囲気に包まれていくんです。

4Gamer:
 全般に,従来の塔とは方向性のまったく異なるコンテンツのようですね。

画像集#013のサムネイル/レベルを問わず少人数でも楽しめる新ダンジョン「サキュバスの窟」の内容に迫る! 「ドルアーガの塔」運営スタッフインタビュー
大槻氏:
 その点はかなり意識しています。せっかく興味を持ってMMORPG版ドルアーガの塔を始めていただいたのに,塔攻略の難度が高くて挫折したり,あるいはパーティプレイが性に合わなかったりして中断してしまったという人もいますので。そのような人にも楽しんでもらえるようなコンテンツに仕上げることも,目標の一つです。

4Gamer:
 ちなみに,ダンジョンの企画に遠藤雅伸さんは携わっているんですか?

大瀧氏:
 もちろん見ていただいています。遠藤さんからは,単に「お宝が手に入るランダムマップ」で終わらないように,ビギナーへの配慮や,一時休止しているプレイヤーがすんなり遊べるような要素に重点を置きなさいと指摘されています。一つのゲーム性にこだわることなく,実際に遊んだときに“手触りの良さ”を感じさせるような作品にしていきたいと思いますね。

大槻氏:
 塔には,自分のレベルの半分の階までしか登れない,強制的に,今いる階×2のレベルに補正されるといった独特のルールが用意されており,ゲームに慣れていない人にとってハードルは高めです。そこで新ダンジョンを作るにあたり,始めて間もない人が挑んでも楽しめるように配慮しました。遠藤さんの大嫌いなデスペナルティ(関連記事)もありません(笑)。


塔,フィールド,ダンジョンといった
すべてのコンテンツがゲーム内で密接に関係


画像集#012のサムネイル/レベルを問わず少人数でも楽しめる新ダンジョン「サキュバスの窟」の内容に迫る! 「ドルアーガの塔」運営スタッフインタビュー
4Gamer:
 MMORPG版ドルアーガの塔では,塔とフィールドが密接な関係にあり,両者を並行して進めなければゲームを攻略できませんよね。そういった意味で,ダンジョンはどのように位置づけられているんですか?

大瀧氏:
 塔と同じく,ダンジョンでモンスターを倒しても経験値は獲得できません。ダンジョンはあくまで,お宝獲得を狙う場所なんです。

大槻氏:
 フィールドでレベルを上げて塔に登る,という従来の流れには変わりありません。
 なお,これまで塔で入手可能だった「混沌の血」を使い,ダンジョンの制限時間を延長できるようになるんですよ。

大瀧氏:
 もちろん,混沌の血がなければダンジョンで遊べないということではありません。混沌の血を集めることで,ダンジョンの制限時間にボーナスタイムが加算され,プレイが有利になります。先ほどいったように,5人パーティでは制限時間が短くなりますが,メンバーが混沌の血を持ち寄れば,それだけ時間を延ばせるんです。

4Gamer:
 混沌の血に具体的な用途ができたわけですね。

大瀧氏:
 当初,混沌の血は,原作にあったスコアをイメージして実装したのですが,事実上,表示されるだけに留まっていました。どれだけ稼いだかを競うイベントなども開催しましたが,ゲーム内の意義として若干弱かったことは否めません。そこで今回,ダンジョンと組み合わせることで,あらためて意味を持たせたんです。

4Gamer:
 キャラのレベルはどういう扱いになるんですか? 塔のように,何らかの制約が課されるんでしょうか。

大槻氏:
 ダンジョンでは,フィールドでのレベルがそのまま適用されます。そのため,今回実装される部分を高レベルキャラで攻略すると,かなりの爽快感を味わえると思いますよ。とはいえ不慮の死を遂げる可能性は十分ありますし,その場合,それまでに獲得していたお宝を失ってしまいますので,常に緊張感を保ってプレイしてください。

4Gamer:
 地下20階まで行くには,どれくらいのレベルが必要となりますか?

大槻氏:
 目安はレベル25〜35くらいでしょうか。ランダムマップのため,運が左右する部分も多く,レベル10〜20台であっても到達できるでしょうし,逆に高レベルでも困難なケースもあります。

4Gamer:
 何度も挑戦することで,プレイヤー自身が身体で覚える要素もありそうですね。

画像集#004のサムネイル/レベルを問わず少人数でも楽しめる新ダンジョン「サキュバスの窟」の内容に迫る! 「ドルアーガの塔」運営スタッフインタビュー
小澤征義氏(以下,小澤氏):
 なんといっても,久しぶりの大型アップデートの目玉となる要素ですから,これまでの経験をもとに,あらゆる点に配慮してプロジェクトを進めてきました。プレイヤーの皆さんに楽しんでもらえるものと自信を持っています。

大槻氏:
 実は,新マップを実装した2月のアップデートのあと,開発体制の変更を行ったんです。そのため大型アップデートの間隔が空いてしまいましたが,それだけの内容にはなっています。ダンジョンは,塔と対になる“もう一つのメインコンテンツ”といっても差し支えありません。

小澤氏:
 「サキュバスの窟」という名称も,「ドルアーガの塔」と対になるように意識してつけました。サキュバスの妖艶さや,ミステリアスな雰囲気を表せていると思います。

大瀧氏:
 塔やフィールドとは一味異なるバランス調整を行っていますので,雰囲気だけでなく,プレイフィールも独特のものに仕上がっていますよ。

4Gamer:
 ちなみにサキュバスは,やはり最後の地下100階に登場するんですか?

大瀧氏:
 それはどうでしょう。サキュバスは狂言回し的なポジションでしたから,ひょっとするとプレイヤーの直接の敵としては登場しないかもしれません。そのあたり,いろいろと考えていますが,まだ話せる段階ではありません。

画像集#011のサムネイル/レベルを問わず少人数でも楽しめる新ダンジョン「サキュバスの窟」の内容に迫る! 「ドルアーガの塔」運営スタッフインタビュー


プレイヤーが感じていたストレスを軽減する
仕様変更を実施


画像集#002のサムネイル/レベルを問わず少人数でも楽しめる新ダンジョン「サキュバスの窟」の内容に迫る! 「ドルアーガの塔」運営スタッフインタビュー
4Gamer:
 ダンジョン以外の新要素はありますか?

大瀧氏:
 先日,レベルキャップを57に引き上げたのですが(関連記事),それに合わせてフィールドの開放も順次行っていきます。

4Gamer:
 今,塔は何階まで実装されているんでしたっけ?

大瀧氏:
 28階までです。この夏には,全60階の中間地点にあたる30階が,いよいよ登場します。

4Gamer:
 ぼちぼちドルアーガの影が見え始めたり……。

大瀧氏:
 それはまだです。早く登場してほしい,戦ってみたいという要望は寄せられていますが,原作の持っている強いイメージなどに配慮しながら,慎重に企画を進めています。

大槻氏:
 そもそもMMORPG版ドルアーガの塔には,原作でギルがドルアーガを倒したあとの世界という設定があります。それなのに,ただ「ドルアーガはやっぱり生きていました!」とやってしまっては,何もかもぶち壊しになりかねません。世界観やストーリーに惹かれてプレイしている人も多いので,そこは大事にしていきたいと思います。
 失踪中のギルとカイのストーリーも含め,真面目な部分をしっかり作り込みつつ,同時に,原作で遠藤さんが見せたような遊び心のある要素も盛り込みたいところです。

4Gamer:
 ところで,塔の難度は今後も高いままなんですか?

大瀧氏:
 ええ,塔に関しては難度を大きく変える予定はありません。ダンジョン実装に伴ってバランス調整は行いますが,今までより簡単になった,あるいは逆に難しくなったと感じることはないでしょう。ただ皆さんのやり方次第では,以前より攻略が楽になるケースは出てくるかもしれません。

大槻氏:
 今回のアップデートで,レベルの離れたモンスターと戦うとき,与えるダメージこそ少ないものの,攻撃自体は命中しやすくなります。これまでは,例えばレベルが2高いモンスターに対して攻撃しても,それが命中しづらい仕様になっていました。
 塔では,キャラレベルが強制的に制限されますので,どうしても自分よりレベルが高いモンスターと戦うケースが多くなります。そのため,なかなか攻撃が当たらないことにストレスを感じているプレイヤーが多かったんです。

4Gamer:
 攻撃すれば,少ないながらもダメージは蓄積していく,と。

大槻氏:
 とはいえ,それだけではゲームがただ簡単になってしまいますので,モンスターの体力回復速度を若干速めたりしてバランスをとる予定です。


2009年秋には新マップ「嵐の渓谷」を実装


4Gamer:
 そのほかに,何か聞かせてもらえることはありますか?

大槻氏:
 現在,「アヌの夏」という一連のキャンペーンを実施しています(関連記事)。ダンジョンの実装に先がけ,獲得経験値が通常の50%増加するキャンペーンなども行う予定です。これからドルアーガを始める人も,すぐに十分なレベルに到達し,ダンジョンに挑戦してもらえます。
 さらに,提示された課題をクリアすることでプレイヤー全員が恩恵を受けられる「ラジャフマラソン」というイベントのほか,ダンジョン実装後には,夏らしい装備品の販売や,新規プレイヤー向けのイベントなどを企画中です。

4Gamer:
 なるほど。

大槻氏:
 また時期は未定ですが,2009年秋の実装を目標に,新マップ「嵐の渓谷」を準備しています。

大瀧氏:
 山あり谷ありで,かなりの高低差があるマップです。見た目にも面白いものになっているんですよ。

小澤氏:
 もちろん新モンスターも登場しますので,期待してください。

4Gamer:
 長期的には,どんなプランを?

大瀧氏:
 まだ企画段階ですが,新機軸のスキルの追加などを検討しています。
 またバランス調整は,この夏を皮切りに継続して行っていきますし,ダンジョンに関しても,お宝やトラップの内容を随時更新していくつもりです。プレイヤーをピンチに陥れるものだけでなく,手助けする要素も考えています。もちろん,ダンジョンの拡張と並行して,塔の開放や,フィールドの追加も進めていきますよ。

4Gamer:
 それでは最後に,ドルアーガの塔のプレイヤーや,4Gamerの読者に向けてメッセージをお願いします。

大瀧氏:
 原作をひととおり遊んだという人も,そうでない人も楽しめるコンテンツとして,今回,「サキュバスの窟」というダンジョンを導入します。まだ初期段階ということで,高難度のコンテンツを求める人の期待には添えないかもしれませんが,MMORPG版ドルアーガの塔の新たな楽しみを提供するものとなっていますので,ぜひ遊んでいただきたいと思います。

大槻氏:
 ドルアーガは,原作のコアなファンの方をはじめとする,アツいプレイヤーの皆さんに支えられています。中には,分厚い企画書を送ってくださる方もいるほどです。これまでは,そんな熱心なプレイヤーに満足していただけるアップデートがなかなか行えませんでしたが,今後は,寄せられた要望に積極的に応えていきますので,ぜひご期待ください。

小澤氏:
 「ドルアーガの塔」というタイトルに惹かれて遊んでいるという人が多いと思います。そういったファンの皆さんに満足していただけるように,スタッフ一同,がんばっていきますので,今後ともよろしくお願いします。

4Gamer:
 ありがとうございました。


 インタビューの中で少し話が出ていたように,2009年4月に開発体制の見直しが行われたとのことで,今回のアップデートは,その最初の成果といえる。
 今回話を聞いた限り,3人とも,新ダンジョンをはじめとする各コンテンツの仕上がりにかなりの自信を持っている様子で,幅広い層のゲームファンに遊んでもらいたいと強調していた。

 筆者自身,まだ実際に遊んだわけではないのだが,今回実装されるダンジョンは,「MMORPGってこういうものだよね」という既成概念とは,一味違うものを目指して企画/開発されたのではないかという印象を受けた。
 この筆者の予想がどれくらい当たっているか,8月5日の実装を楽しみにしたいと思う。

  • 関連タイトル:

    ドルアーガの塔〜the Phantom of GILGAMESH〜

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