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【PR】「PSO2」プレイムービーで確認するその実力。ドスパラの「Note Galleria QF875」は,高機能かつ高性能なゲーマー向けノートPCだった
グラフィックス設定の幅がかなり大きく,グラフィックス設定のプリセットである「簡易設定」を適切に選ぶだけで,比較的低めのスペックでも,けっこうプレイできてしまうのだ。ちなみに,公式ベンチマークの採点がゲーム本編よりも“辛め”だったりするので,ベンチマークでちょっとキツそうな判定をされても,実際には大丈夫だったりすることもある。
今回,ドスパラのゲーマー向けハイクラスノートPC「Note Galleria QF875」(以下,Galleria QF875)を入手できたので,本機を使ってそのあたりを探ってみたい。
i7-3720QMにGTX 675M,Creativeのサウンド技術を採用し,さらにSSD+HDDで速度と容量の両立を実現
そんな大型筐体に搭載されている主要コンポーネントだが,まずCPUは4コア8スレッド仕様の「Core i7-3720QM/2.6GHz」(以下,i7-3720QM)。自動クロックアップ機能「Intel Turbo Boost Technology」により動作クロックは最大3.6GHzに達するので,デスクトップPC向けCPUとほとんど遜色ないと述べてもいいのではなかろうか。
組み合わせられるGPUは「GeForce GTX 675M」(以下,GTX 675M)。FermiアーキテクチャでCUDA Coreを384基統合する製品だ。FermiアーキテクチャのGPUコアは,最新世代となるKeplerアーキテクチャのGPUと比べると消費電力面で不利だが,Galleria QF875ではNVIDIAの「Optimus Technology」を採用し,GTX 675Mと,i7-3720QMに統合されたグラフィックス機能「Intel HD Graphics 4000」とを負荷状況に合わせて自動的に切り替えられるようにすることで,その問題へ対処してきている。
GTX 675Mを「負荷の高い3Dゲームをプレイするときのための3Dアクセラレータ」として,必要なときだけ起用することで,システム全体の消費電力を下げているわけである。
BTOオプションでは,システムドライブを,ランダムアクセス性能に優れる上位モデル「Solid State Drive 520」へ変更したり,セカンダリのHDDでも性能向上を図るべく,フラッシュメモリをキャッシュとして搭載したハイブリッドHDDへ変更したりできるので,予算が許せばストレージ性能のさらなる強化も可能だ。
- ユーザー定義キー(任意のアプリケーションを登録して起動可能)
- Cinema Pro(Windows Media Playerの起動)
- Cooler Boostのオン/オフ(一時的にファン回転数を大きく引き上げ,ノートPC内の温度低下を図る機能を有効化可能)
- カメラのオン/オフ
- 無線LANのオン/オフ
- Bluetoothのオン/オフ
- 画面の切り替え
- 光学ドライブのオープン
そのほか,入手したGalleria QF875のハードウェア構成(=BTO標準構成)は表1のとおりだ。
実際のプレイムービーで滑らかさを確認
簡易設定5,描画機能すべてオンでも滑らかに動作
今回は解像度1280×720ドットの「簡易設定5」を選択し,さらにゲーム内オプション「描画設定」−「描画機能」の設定項目をすべて[ON]に変更。プレイヤーキャラクター2名,パートナーキャラクター2体で,7月のアップデートにより追加された「地下坑道」のボス敵「ビッグヴァーダー」攻略を行い,その模様をキャプチャしてみることにした。Galleria QF875側の電源設定は,Eco Engineから「Game Mode」としている。
その結果が下に示したムービーだ。
ビッグヴァーダーは大型のボスで,なぎ払うようなアクションを行ったり,多数のエフェクトを伴う光線型の攻撃を行ったりするのが特徴だが,そういった局面でも,まったく問題なくプレイできているのが分かる。
「ムービーは分かったが,“数字”も気になる」という人のため,Galleria QF875のネイティブ解像度となる1920×1080ドットのフルスクリーン環境において実行した,PSO2の「キャラクタークリエイト体験版」に付属するベンチマークモードの結果も示しておきたい。
グラフ1は,「簡易設定3」と「簡易設定5」のスコアだ。2回計測して平均を取っているが,「簡易設定3」のスコアは,セガの示す指標で快適なプレイを見込めるとされるレベル,「簡易設定5」でも,標準的な動作が見込めるとされるレベルにある。
ここでは,ログの取得が可能なワットチェッカー「Watts up? PRO」を用意して,システムの起動後30分間放置した時点を「アイドル時」,キャラクタークリエイト体験版のベンチマークモードを実行したとき,最も高い消費電力値が示された時点を「PSO2時」として,各時点のスコアをまとめることにした。その結果がグラフ2である。
今回は先ほどのテストと同様にGame Modeを選択しており,液晶パネルの輝度が100%になっている。そのため,消費電力的にはかなり不利なのだが,それでもアイドル時にGTX 675Mが停止するため,44Wまで下がっている点は要注目といえそうだ。
また,PSO2時にも200Wを大きく下回り,ノートPCらしさを示している点にも注目しておきたい。
さて,ここで用いるのは,Futuremark製のバッテリーベンチマークソフト「PowerMark」(Version 1.1.1)だ。
PowerMarkはバッテリーの残量が100%から5%に減るまでの時間を計測するもので,ワークロードは「Productivity」「Entertainment」「Balanced」の3つ。各ワークロードの違いはグラフのキャプションとしてまとめたので参考にしてもらえればと思うが,ゲームをどれくらいプレイできるかの指標としては,Entertainmentワークロードを見るのが正解である。
その結果はグラフ3のとおり。Entertainmentワークロードで138分,つまり,2時間以上のバッテリー駆動時間を実現している点は評価していいだろう。17.3インチクラスのノートPCを持ってあるくことはまずないはずだが,それだけに「持って歩かねばならない」というのは,それなりに急を要す事態だろう。そういったときに2時間はゲームをプレイし続けられるのは,フレンドとの良好な関係を維持するうえでも,意味のあるデータだと思われる。
ゲーマー向け「メインPC」になる性能&機能
3Dオンラインゲームを幅広くプレイしたい人に
スペック面,機能面のバランスが高いところで取れているGalleria QF875。PSO2をはじめとする最新世代の3Dオンラインゲームを快適にプレイできるのはもちろん,メインPCとして長く使っていけるノートPCだとまとめたい。
ドスパラの直販サイトでNote Galleria QF875を購入する
実はUltrabookでもPSO2はプレイ可能!?
ドスパラのUltrabookで動かしてみる
サードウェーブからはこの夏,Ultrabook「Note Altair F-5E」(Alrair:アルタイル)も発売になった。BTO標準構成の主なスペックは表2にまとめたとおりだが,14インチワイド,解像度1366×768ドットの液晶パネルを搭載する薄型筐体に,Ultrabook向けのCPU「Core i7-3517U/1.90GHz」を搭載してきたのが特徴だ。
Note Altair F-5E
BTO標準構成価格:8万4980円(税込,2012年8月11日現在)
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単体GPUを搭載しないため,CPU統合型グラフィックス機能(以下,iGPU)である「Intel HD Graphics 4000」を利用するしかないが,実際のところ,iGPUでPSO2のような3DオンラインRPGはプレイできるのか。6月26日の記事でお伝えしているとおり,セガは,「簡易設定1」を選択することで,UltrabookでもPSO2のプレイは可能だとしているが,本当なのだろうか?
今回4Gamerでは,Galleria QF875と合わせてNote Altair F-5Eも入手したので,Galleria QF875と同じ「対ビッグヴァーダー戦」を,「簡易設定1」でプレイしてみることにした。解像度などの設定は変えていない(※Note Altair F-5Eだと電源設定は「バランス」と「省電力」の二択なので,今回は前者を選択した)。そしてその結果が下のムービーだが,たしかに,問題なくプレイできるレベルなのが分かると思う。
もちろん,グラフィックス設定は落とすところまで落としているため,得られるグラフィックス品質は先のムービーと比べるべくもないが,十分なフレームレートが出ているのもまた間違いないところだ。
さすがはUltrabook,薄い
本体重量は1.7kgと,14インチクラスのモバイルノートとしてはまずまずのところに収まっているので,たとえばGalleria QF875や手持ちのデスクトップPCをメインマシンとして使う人が,「モバイルノートPC兼,外出先でPSO2などの3Dオンラインゲームを友人と一緒にプレイするときのPC」として考えるなら,Note Altair F-5Eはかなり使いでがあると言えそうである。
ちなみにNote Altair F-5EのBTO標準構成価格は8万4980円(※税込,2012年8月11日現在)。予算に余裕があるなら,2台めのPCとして,こちらも検討してみてはどうだろうか。
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