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UQ,WiMAX対応のルーターやAndroidタブレットなどの新製品を披露。2012年8月末を目途に横浜市営地下鉄を対応エリアに
まずは,説明会で披露されたMobile WiMAX対応端末やMobile WiMAX搭載製品などから紹介してみたい。
ルーター型の新製品では,バッテリーで駆動するタイプのHuawei製「Wi-Fi WALKER DATA08W」とNECアクセステクニカ製「AtermWM3600R」。そして,据え置きタイプのNECアクセステクニカ製「AtermWM3450RN」が紹介された。
2年契約時の月額基本料金は月々5460円となるが,新規契約時に割引プラン「UQ Flatプラス」に加入することで,最大25か月間1050円が毎月割り引かれるとのこと。この場合の月額利用料金は4410円(インターネットサービスプロバイダ利用料は含まず)だ。
ちなみに,KDDIから同名の製品が発売されており,仕様面は本機と同じ。月額利用料金も,「誰でも割シングル」もしくは「WINシングルセット割」に加入したうえで,「WINシングルフラットお得割」を契約すると同じになる。
また,「WiMAXハイパワー」に対応しており,従来機が接続できなかった電波が微弱なエリアにおいても接続可能で,従来機よりも上りの実行速度が向上しているという。
最大12台の機器を無線LANで同時に接続できるほか,100BASE-TXの有線LANポートを2基備えているのが特徴だ。
そのほか,ルーター型製品以外にもASUSTeK Computer製のAndroidタブレット「Eee Pad Transformer TF101」にMobile WiMAXモジュールを搭載したモデルや,Mobile WiMAXモジュール搭載のノートPCなども展示されていた。
東芝製「dynabook R631」 |
パナソニック製「CF-SX1GETDR」 |
ソニー製「VAIO S(SB)」シリーズ |
富士通製「LIFEBOOK SH76/G」 |
2012年8月末を目途に
横浜市営地下鉄全区間を対応エリアへ
その一環としてUQコミュニケーションズが力を入れているのが,都心部の地下鉄である。2011年11月21日に行われた説明会では,都営地下鉄を順次エリア化していくことが明らかにされていたが,今回の説明会では,それに加えて横浜市営地下鉄も順次エリア化していくことが発表された。まずは,本日からグリーンラインの都筑ふれあいの丘駅でMobile WiMAXが利用できるようになり,,その後,8月末を目途に全路線区間を対応エリア化するという。
また,事前に登録が必要にはなるが,本日よりエリア拡大情報をメールで配信するサービスの開始がアナウンスされている。
都営地下鉄に続き,横浜市営地下鉄全路線で対応エリア化が始まる。8月末に全路線区間対応を目指すという |
本日より,希望する都道府県のエリア拡大情報をメールで受け取れるようになるとのことだ |
2月1日からは,両社共同のプロモーションが展開され,Mobile WiMAX新規加入時に2か月間の基本料金無料や,Mobile WiMAX搭載ノートPC購入時に値引きされるなどのキャンペーンが行われるとのことだ。
UQコミュニケーションズと日本マイクロソフトとの共同プロモーションは,全国の家電量販店などで実施される予定という |
UQコミュニケーションズでは,大学に向けたMobile WiMAXの展開にも力を入れていると野坂氏はアピールしていた |
UQコミュニケーションズ公式Webサイト
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