【PR】今からでも大丈夫「エイカ オンライン」で本格的大規模PvPを目指そう（PvP実践編その１）

　ハンビットユビキタスエンターテインメント（HUE）が運営中のMMORPGの「エイカ オンライン」（以下エイカ）。第1回，第2回の連載では当タイトルの特徴とともに，キャラクター育成のノウハウを公開してきた。連載第3回となる今回は，エイカで最も魅力的なコンテンツであるといっても過言ではない，PvP要素にスポットを当てて紹介していこう。PvP実践編の前半となる今回は，エイカに用意された数多くのPvPシステムをまとめてみたい。どのレベル帯になると，どんなことができるのかを確認しておいてほしい。

今からでも大丈夫「エイカ オンライン」で本格的大規模PvPを目指そう（育成編その1）
今からでも大丈夫「エイカ オンライン」で本格的大規模PvPを目指そう（育成編その2）

　さて，昨今のMMORPGには，PvP要素というのは少なからずあるものだ。むしろエンドコンテンツの定番といってもよいだろう。しかし，ゲームの方向性に合っていないのに，対人要素を無理やり付け加えているようなタイトルが多いのも事実。では，エイカの場合はどうだろうか？

　ゲームシステムを見てみよう。エイカでは，キャラクターごとに国家を選び，プレイするごとにチャンネルを選択していく方式で，あたかも国家そのものが大きなチャンネルないしサーバーで，その内部にさらに細かいチャンネルがあるような構造になっている。システム構成の根本から，国家という集団が強く意識されたものとなっている。
　通常は，国家ごとに分かれた世界でゲームを楽しむのだが，さらにエイカには戦争チャンネルというものが存在しており，この戦争チャンネルの全域では，各プレイヤーが所属する五つの国家が戦争（PvP）を繰り広げているという設定になっている。規模的には，サーバー間戦争専用チャンネルだと考えていいだろう。
　この戦争チャンネルも見た目は，普通のゲーム世界と大きく変わるところはない。一般チャンネルと同様に入って普通に狩りができる。しかし，ここにいる限りは，たとえ低レベルでモンスター相手に狩りをしていても，敵国の襲撃を受ける可能性があるのだ。そういった意味で，戦争チャンネルは完全にPvPを主体に組まれたシステムであるといえるだろう。
　ちなみに，実際に自国に攻め込まれたときは，プレイヤーの指揮により防衛部隊が組織されて迎撃が行われ，狩りができないほど混乱することはないので安心してほしい。

●戦争チャンネルとは？
　敵国の聖物奪取と自国の聖物を守護する国家戦が行われる唯一のチャンネル。市民登録後は，ペルペリン三叉路にある「ティアマトゲート」から他国へ移動することができる。また，敵モンスターのHPが最初から少し減っているため，実はキャラクターの育成にも適したところなのだ。狩りをする際もこの戦争チャンネルを活用するプレイヤーが多いようだ。
　どうしてもPvPを避けたいのであれば，戦争チャンネルではなく一般チャンネルを選べばよい。

戦争チャンネルでは，一部を除きワールドマップの大半がPvPフィールドとなる。同じ国家に所属する戦友とともに敵国を駆けるのがエイカの醍醐味だ

エイカにおけるPvP要素の種類と特徴

　エイカでは，単純にPvPといっても，大規模な戦争が行われる国家戦から，参加人数が不確定なエルタグループバトルなど，さまざまな種類が用意されている。どれも，レベルが低かったり，システム自体に慣れてないと，すぐに戦闘不能になってしまうだろう。しかし，戦闘不能になることは恥ずかしいことではないし，経験値のロストがあるわけでもない。まずは気楽に参加し，エイカのPvP要素がどういうものなのかを実際に試してみてほしい。

●エルタグループバトル
　同じ国家に所属するプレイヤー同士が気楽に楽しめる，競技に近い戦闘の形で，毎日19:00〜22:45の間に計8回の戦闘が行われる。ほかのコンテンツと違って，戦闘チャンネルではなく一般チャンネル1でのみ参加可能な点に注意。キャラクターのレベルが対応レベルと合致していた場合，試合開始の5分前からポップアップウインドウが表示されて参加するかどうかを選択できる。ここで参加を希望すれば，すぐさま専用フィールドに飛ばされる仕組みだ。
　二つの軍勢の戦闘は，サバイバル方式で行われ，どちらか一方のチームを全滅させる，もしくは制限時間内の獲得点数の高いチームが勝利となる。サバイバル方式のため，戦闘不能になると，そのままフィールドから退場となってしまうのが特徴だ。参加する際は，その場で組まれるパーティに入り，味方プレイヤーのバフや回復魔法をもらいながら戦うこと。勝利チームには報酬が配られるのだが，戦闘不能になっていると配当なしになってしまうので注意しよう。
　初めてプレイするときは，とにかく味方のプレイヤーと一緒に動くことに徹しよう。突出してしまうと，集中攻撃で一気に戦闘不能になってしまうことも多い。できるだけ長く生き残ることを優先して経験を積んでいくのが，上達するコツだ。

・エルダグループバトルのタイムテーブルと対応レベル

19：00	第1グループ	レベル11〜30
19：30	第2グループ	レベル31〜50
20：00	第3グループ	レベル51〜70
20：30	第4グループ	レベル11〜70
21：00	第1グループ	レベル11〜30
21：30	第2グループ	レベル31〜50
22：00	第3グループ	レベル51〜70
22：30	第4グループ	レベル11〜70

即席のチームを組み，生き残りをかけて戦うエルタグループバトル。エイカを始めたばかりのプレイヤーにこそ，よい練習となるだろう

●バトルフィールド
　対戦専用の戦闘フィールドがある競技場のような施設で，レゲンシャインの軍事地区にあるバトルフィールド管理人と会話することで入場できる。
　戦闘内容はエルタグループバトルに近いが，こちらは所属する国に関係なくすべてのプレイヤーが参加可能なのが特徴だ。時間設定や戦闘人員（6VS6〜24VS24）をカスタマイズすることもでき，プレイヤー同士が模擬戦をしたいときに利用されることが多い。もちろん，戦績に応じて名誉ポイントやお金といった褒章も手に入るので，いわゆるガチンコで戦うのも面白いだろう。

●攻城戦

攻城戦の専用フィールド内には、門やオーブなどのオブジェクトが存在している。実際の戦いでは、プレイヤー同士が単純にぶつかる力押しの勝負とはならず、各オブジェクトをいかに占拠するか重要になってくる。オーブ刻印現況を含め、オブジェクトに関する情報は攻城進行の現況ウィンドウで確認できので、これをつねに確認しつつ次にどう動くかを考えながら戦おう

　一つの国内のレギオン同士が行う戦闘で，国家最高の権力を握るマーシャルの地位を争うための戦いが攻城戦だ。戦争チャンネルの毎週日曜21：00〜22：30という決まった時間に，クロック・デ・シュバリエと呼ばれる特殊なフィールドで進行する。ただし，攻城申請をしたレギオンがないと攻城戦は行われない。
　実際の戦闘は，攻城申請をした攻撃側が戦闘フィールド内の城門を破壊しながら内部に侵入し，五つのオーブを破壊。その後，攻撃側のレギオンマスターがマーシャルの旗への刻印に成功すれば勝利となる。逆に現マーシャルである防御側は，刻印をされないように防衛するのが目的だ。
　レギオン同士の抗争となるためGvGに分類される戦闘だが，レギオンに所属していないプレイヤーも一般参加枠で参加することができる。その際は，攻撃側と防御側のどちらか好きなほうを選択可能だ。現在のマーシャルに不満があるなら攻撃側，不満がないなら防御側を選ぶといいだろう。

攻城戦の迫力が伝わるカットを第1回連載記事に掲載したPVより抜粋。マーシャルの座を巡って，ときには国家戦以上の激戦が繰り広げられることになる

●国家戦

国家戦で侵攻時は、その国の防衛部隊と戦うことになり，敵が自国に侵攻してくれば，その攻撃部隊と戦うことになる。ほかにも，レゲンシャイン付近の祭壇の攻略をしたり，単純に他国のプレイヤーと戦うことを目的に攻めることもあるだろう。これらをすべて含めて，国家戦と呼ばれているのだ

　PvP要素の中で最もボリュームのあるコンテンツで，戦争チャンネルで行われる。プレイヤーが所属する五つの国家が，それぞれの国に安置されている聖物を取り合う熾烈な戦いを展開するのが特徴だ。

　聖物というのは，エイカの世界観にも大きな影響を及ぼしているアイテムである。この聖物を自国の聖物ボックスに安置すると，所属するプレイヤーに強力なバフ効果を与えてくれるのだ。国家戦では，他国に侵略して聖物を奪って自国へ戻って安置するのが目的となるのだが，それはすなわち，敵国を弱体化させ自国を強化することに繋がるのである。

　国家戦はエイカの戦闘でも最大規模のものとなるが，常に大きな戦いが繰り広げられているわけではない。戦争チャンネルは常に戦争状態なので，常時小競り合いは続いているものの，聖物を争うような戦いは突発的に発生する。

「ティアマトゲート」にて準備を整え「聖物安置所」を狙って攻め込む。全体チャットでは敵国プレイヤーの動きや，移動経路が伝えられることも

●PK
　一部の安全地帯を除く全地帯で，自国民や同盟国家民をPKすることもできる。その際は，インターフェース下部の「PvP」ボタンをクリックすると出てくる，PvPモードをアクティブにしておくのが条件だ。
　ただし，PKを行うと名誉ポイントやプランの好感度が減少するなどといったペナルティがある。また，PKを行うたびにカオスポイントが増え，これが一定数以上になると，街の施設が利用できない，聖物バフの恩恵が受けられないといった重大なペナルティも課せられてしまうのだ。
　相手を戦闘不能にしても装備品を奪えるわけでもなく，特別なメリットはない。対人をしたいのなら，素直に戦闘チャンネルにINして国家戦を楽しんだほうがいいだろう。


　今回は，エイカのPvP要素を一とおり紹介してみたが参考になっただろうか。とくに国家戦などは，非常に大きな規模の戦闘が行われる可能性があるコンテンツとなっている。計り知れないくらいの負荷も予想され，ここまで大規模な戦争を実現しているゲームはほとんどないといっていいだろう。エイカの高速なサーバーと軽いクライアントが実現した，ほかではマネのできない大規模PvPのフィールドである。
　PvPというと，どうしても敷居が高いと思ってしまいがちなのだが，エイカでは戦闘不能になったとしても大きなデメリットはない。すぐ戦闘不能になってしまって，ほかのプレイヤーの迷惑になるからと遠慮する必要もまったくない。カバンにポーションや弾丸といった消耗品と一緒にほんのちょっとの勇気も詰め込んで，戦争チャンネルへとINしてみよう。そこでは，今まで味わったことのないエイカの面白さが見つかるはずだ。
　本格的に大規模PvPを体験したいなら，ぜひどこかのレギオンに所属してみよう。自分にあったレギオンと巡り合うことで，ゲームは格段に楽しくなるはずだ。仲間内でエルタグループバトルなどを繰り返すことで，対人戦の勘をつかんでいくのもよいだろう。
　また，国家によってゲーム内の雰囲気も違ったりするので，国家選択の際には，あちこちの国家をよく見て回りたい。最近は，国家を変更できるアイテムが登場したので，自分に合わないと感じたら，国家を移ってみるのも手である。
　
　連載最後となる次回は，PvP要素の中でも最も参加人数が多い大規模戦争，国家戦に注目していく予定だ。

●PvPの達人にいろいろ聞いてみた

　戦争で目立っていたプレイヤーの皆さんに突撃取材を敢行する当企画。今回は，国庫引き下ろしはしていない，と声を大にして言っていたトラキア国のセルコさんに話を聞いてきた。（以下敬称略）

4Gamer：
　最初に，プレイ歴と1日のプレイ時間を教えてください。

セルコ氏：
　Cβに登録し，本格的に始めたのがOβからですので，半年くらいになります。実プレイ時間は，4〜5時間程度だと思います。戦争が起こっていないときの放置時間は除外していますが。

4Gamer：
　というとエイカの魅力は戦争ということになりますか？

セルコ氏：
　そうですね。戦争が魅力でもありネックにもなっていると思います。

4Gamer：
　ネックといいますと？

セルコ氏：
　戦争はいつ起こるか分かりません。マーシャルの騎士団所属ですので，他国の監視も行わなければならないので，そこはやはり大変ですね。

4Gamer：
　戦争デビューして間もなくて，すぐに倒されたりして上手く動けません。何かコツのようなものはありますか？

セルコ氏：
　コツというよりも，鉄則に近いと思うのですが，国家チャットの指示どおりに動くことでしょうか。あとは少人数で行動しないことですね。といっても，倒されてしまうときは，誰でも倒されてしまうのですが。

4Gamer：
　一瞬ですよね。

セルコ氏：
　ですね。戦争では個人の強さよりも，集団の強さのほうが際立ちます。集団戦では課金の有無もそれほど問題にならないので，遊びやすいかと思います。

4Gamer：
　チャット欄を見ながら戦況を確認し，指示されたとおりにみんなで動くようにと。

セルコ氏：
　指揮するときは，目的地まで何度か途中で集合して，なるべく参加者がばらけないようにしています。

4Gamer：
　指揮する立場での，難しい点や注意している点はありますか？

セルコ氏：
　難しい点は，人数で負けている戦線をどうやって維持するかですね。我が国は少し前まで一番人が多かったのですが，最近は各国の人員数が変化していますので。戦争に参加するプレイヤーは，それぞれ持っている思惑が違っています。みんなになるべく均等に利益が出るように考えるのが，最も注意している点でしょうか。

4Gamer：
　聞いているだけで大変そうです。

セルコ氏：
　大変ですが，楽しくもあります。

4Gamer：
　最後に，これから戦争に参加する初心者の方へアドバイスなどがあればお願いします。

セルコ氏：
　そうですね，大きく二つあります。一つは死んでも萎えないこと。

4Gamer：
　よく分かります（笑）。

セルコ氏：
　もう一つは，低レベルなら，低レベルなりの戦い方があるということですね。

4Gamer：
　それはどういったことでしょうか？

セルコ氏：
　低レベルでも優秀なデバフスキルがあるので，それを使って味方のキルアシストができます。そうやって，戦争に少しずつ慣れていくようにすれば，高レベルになる頃には活躍できるようになると思います。

4Gamer：
　なるほど。低レベル時だからと戦争を敬遠したりしないで，自分のできることをやっていこう，というわけですね。

セルコ氏：
　それと，これは蛇足なのですが，戦争に積極的に参加して，名前をみんなに覚えてもらうといいと思います。困ったときにお手伝いしてもらえますし，逆にお手伝いすることもできる。これは大きなメリットになります。

4Gamer：
　横のつながりといいますか，コミュニティも大事ですよね。

セルコ氏：
　そうですね。私自身，戦争に参加している人の名前は大体覚えています。人が多ければ多いほど楽しいゲームですので。人がたくさん増えるような記事を期待しています（笑）。

4Gamer：
　本日はありがとうございました。

　次回は，某国の現役マーシャルであるクリームｓさんに行ったインタビューを掲載の予定だ。

「エイカ オンライン」公式サイト