シーアンドシーメディア，「BLACK SHOT」の日本国内でのサービス提供独占ライセンスを取得

　シーアンドシーメディアは，韓国Ntreev softと提携し，韓国Vertigo Gamesが開発したオンラインFPS「BLACK SHOT」の日本国内でのパブリッシングおよびサービス提供に関する独占ライセンスを1月14日に取得したと発表した。


　同社はこれまで，同社が運営するオンラインゲームポータルサイト「MK-STYLE」を通して「Perfect World -完美世界-」「夢世界 -武林外伝-」「LEGEND of CHUSEN -誅仙-」といったMMORPGをサービス中だが，オンラインFPSのサービスは本作が初となる。

　「BLACK SHOT」は，Ntreev softとしては日本展開3作目となるタイトルで，多彩なマップや武器が特徴のミリタリーオンラインFPSだ。ゲームエンジンには，PLAYSTATION 3やXbox 360などのコンシューマ機をはじめ，「Warhammer Online: Age of Reckoning」や「Civilization 4」などで採用され定評のある，「gamebryo」が採用されている。


　本作の，最も特徴的な点としては，自チーム内で二人一組のツーマンセルを組むことにより，パートナーカメラを通してお互いの視野を共有できる「パートナーシステム」を搭載していることだ。パートナーカメラを通してお互いの視界を確認できることにより，これまでのFPS以上にパートナーとの連携を発揮できるというわけだ。
　また，この手のオンラインFPSとしては珍しく「PvEモード」が搭載されており（Left 4 Deadなどに代表されるCo-opと同じようなもの），多数のAIキャラクターの中から仲間を選び，最大4人のチームを構成してNPCと戦える。難度設定が可能なので，FPS初心者の練習用として，またFPS上級者の腕試しとしてなど，幅広いプレイヤーが楽しめるのだ。


　リリースによると，ゲームバランスなどを含め，日本限定のマップやアイテムの追加，武器熟練度，ゲーム内ビジュアルなど，日本サービスに向けた要素の追加/変更/修正などを加えていく予定とのこと。
　なお，サービス開始時期などは今のところ明らかになっていないが，そう遠くない時期にβテストなども行われると思われるので，オンラインFPSが好きな人は続報を期待して待とう。

血痕や弾痕によるリアルな演出