プレイレポート
【FFXIレポート04】水晶大戦を具現化した大規模戦「カンパニエバトル」のシステム/魅力を基礎から再チェック
“カンパニエ”は,水晶大戦をテーマとしたアルタナにおける,事実上のメインコンテンツである。その全貌はもしかすると,現在多くのFFXIプレイヤーが考えているものより,さらに大きいかもしれない |
カンパニエバトルを簡単に説明すると,クォン/ミンダルシア大陸へ侵攻してくる大量の獣人軍と,エリア内で直接戦いを繰り広げるという内容。冒険者は主にこのカンパニエバトルと,連載第2回で紹介した“カンパニエops”を通じて,本拡張のメインテーマである水晶大戦に,直接関わっていくことになる。
カンパニエバトルの発生は受動的で,たとえパーティを組んでいなくても,同じエリアに居合わせた人同士が力を合わせて戦える。そういった意味では,「アトルガンの秘宝」で導入された“ビシージ”が同時多発的に発生するもの,といえば分かりやすいだろうか。しかも今回のカンパニエバトルは,局地戦以外の要素を含んでおり,戦略的な視点からも関われるのが大きな特徴だ。
その一方で,アルタナのリリース後しばらくの間は,カンパニエバトルの修正パッチが断続的に当てられ,続く修正に戸惑っているプレイヤーも見受けられた。この作業は,最近になってようやく落ち着いてきた雰囲気である。
そこで本稿では,カンパニエバトルの基本的な参加方法や,それを存分に楽しむためのコツ,さらには従来の大規模バトルになかった魅力や,カンパニエの戦局に与える影響などを一通り見ていきたい。現在「手軽に経験値を稼げるから」といった理由で,なんとなくカンパニエバトルに参加している人もいるかもしれないが,本稿を通じてカンパニエ全体のスケールの大きさを再確認してもらえたら幸いだ。
いつでも好きなときに,手軽に参加できる大規模バトル
それがカンパニエバトルだ
カンパニエバトルは冒険者のアクションで起こせるわけではないが,ほぼ常時どこかのエリアで発生している。1エリアのみを対象としたビシージとはそこが違う |
カンパニエバトルが発生したエリアでは,BGMが専用のものに切り替わり,例えば防衛時には,どこからともなく獣人血盟軍のモンスターが大量に現れ,砦などの地点を目指して進軍する。対するアルタナ連合軍,すなわち冒険者達を含めた3国の軍隊は,お互いに協力しながらそれと戦う。獣人血盟軍を撃退できれば勝利,撃退できなければもちろん敗退だ。バトルの勝敗結果は1週間単位で集計され,その結果,各エリアの“支配権”が両軍の間で移り変わり,それがさまざまな環境に影響を及ぼしていく。これが大筋の流れだ。
実際にカンパニエバトルへ参加するには,エリア内にいる特定のNPCと話して“アライドタグ”(補助魔法効果のようなもの)を取得する必要がある。カンパニエバトルへの貢献度に応じて,ポイントが蓄積されていき,終了時にポイントが経験値と連合軍戦績に変換されるという仕組みだ。
バトルへの貢献度は,モンスターにダメージを与えるだけでなく,例えば回復や補助魔法を使うことでも蓄積される。そのため「レベル75の前衛ジョブでないと活躍できない」などということはまったくない。参加者をざっと見てみると,ジョブに関係なくレベル50前後のキャラクターがかなり見受けられる。
過去世界ではほぼ常時,どこかのエリアでカンパニエバトルが発生しており,ときには5か所以上で同時進行していることもある。またカンパニエバトルへの参戦中に,任意でアライドタグを外し,バトルを終了させることも可能。つまり冒険者は,いつでも好きなときに,このコンテンツへの参加/終了が行える。この手軽さは大きなポイントだ。
リージョン情報からカンパニエを選択すると,現在どのエリアでカンパニエバトルが発生しているかが分かる。剣のアイコンが記されているエリアがそれだ |
多くのエリアには背景にあるような“砦”があり,主にこの場所でバトルが繰り広げられる。ただし屋内エリアなど一部例外もある |
カンパニエバトルには,大勢の味方NPCも参戦する。ほかのキャラクターやNPCをサポートすればヒーラー系でも十分に貢献でき,報酬を得られる |
ビシージと比較すると,1エリアあたりの参加人数が程よく分散されている。描画負荷が比較的軽いため,戦術的な動きが実現可能となっているのだ |
一度のカンパニエバトルに参加するプレイヤーキャラクター数は,時間帯やエリアによっても異なるが,大体10〜60人前後であることが多い。これくらいの人数だと,アライアンス以上の人数による混戦の臨場感を満喫でき,それでいて画面描写時に極端に大きな負担が掛からない。見知らぬ人とウェポンスキルで連携を行ったり,シーフの“不意撃ち”アビリティを決めたりといった,普段から慣れ親しんだ戦術的なプレイを,より大規模な環境で楽しめるというわけだ。
「アトルガンの秘宝」で導入されたビシージを振り返ると,プレイヤーキャラクターだけでも700名以上の参加がごく当たり前であった。さらに大量の味方NPCやモンスターを含めると,オブジェクトが描写しきれないことが多く,周囲で何が起こっているのかが判別できないケースがままあった。
ビシージも,あれはあれで独特の味があったが,「戦術的なプレイこそFFXIの基本中の基本」と考えている筆者のような人間にとっては,少々物足りなかったのも事実だ。その点カンパニエバトルは,実に良いバランスに落ち着いているように思える。
大局的な視点で関われる戦争が
従来の大規模バトルにはなかった魅力
一人一人の“意見具申”の影響力は小さいが,それが積み重なって,3国の軍事方針を左右する。大局的な視点からも関われるのが,カンパニエバトルならではの魅力だ |
例えば3国に所属する冒険者は,自軍の大まかな方針について定期的に“意見具申”できる。そうやって大勢のプレイヤーから集められた意見を元に,各国の“積極攻勢/戦線維持/兵士調練/破壊工作”などといった「作戦方針」や,“資源獲得/物資輸送/武具増産/治安向上”などといった「後方支援」が決定される。また,これはカンパニエバトルのみならず,“カンパニエops”の発生条件などにも影響を及ぼす。
一方で,カンパニエopsの任務をクリアすると,カンパニエバトルの環境面などが変わっていく。例えば,カンパニエopsの「輸送運搬」をクリアすることで,カンパニエバトルに参加するNPCの数が増えるし,任務の種類によっては,戦場で得られるテンポラリアイテムの量が増えたりもする。また過去世界の各エリアには“拠点防衛力”や“戦略物資”などといったパラメータが細かく用意されており,任務遂行の如何はそれらにも影響を与えていくのである。
カンパニエバトルでもう一つ注目してもらいたいのは,“ゲストNPC”の存在である。カンパニエバトルに参戦する味方NPCは,その多くが名もなき「普通のNPC」だ。しかし水晶大戦当時の有名な指揮官や,現代世界まで語り継がれているような英雄クラスの人物も,ときには助太刀してくれる。こういったゲストらと肩を並べて戦えるのが,カンパニエバトルならではの醍醐味の一つである。
彼らが参戦する条件については,さまざまな要因が関係しているうえ,どうやらランダム要素も含まれているようで,現時点では詳細が判明していない。しかし少なく見積もっても,3国を合わせて10名程度のゲストNPCが用意されているようだ。
ゲストの戦闘力の高さについては言うまでもないが(レリック武器を所持しているケースすらある),例えば決め台詞とともに必殺技を繰り出すなど,個性付けがしっかりされており,FFファンならばその場にいるだけでも盛り上がれる。かつて,ビシージに登場する将校NPCの“五蛇将”が人気を博し,彼らのバックボーンにちなんだクエストが実装されるに至ったが,あれに近い雰囲気ともいえる。
FFXIプレイヤーなら誰もが知っているゲストの例としては,レベルキャップの開放クエストで何度もお世話になった,あの“マート”が挙げられる。現代世界では隠居した老人然としていた彼だが,水晶大戦当時の年齢から察するに,おそらくは全盛期に近いコンディションで参加しているのではないだろうか。しかも設定上,彼はカムラナートらの恩人で,もしかするとこれに関連したコメントを聞けたり,新たな事実が発覚するかもしれない。
カンパニエバトルで新たなゲストNPCと遭遇するたび,「これはどういう人なのだろう?」と気になってしまう人は,結構多いのではないだろうか。長年にわたって大切に世界観を育んできたFFXIだからこそ,プレイヤーはさまざまな疑問や推測を抱いてしまうのだ。
ちなみに,各ゲストNPCの人となりについては,先日FFXIの公式サイトに掲載された「水晶大戦人物列伝」で一部触れられている。こういった読み物はより深くこの世界を堪能できるので,プレイヤーには一読することをおすすめしたい。かつて連載されていた「ヴァナ・ディール トリビューン」(トリビューンI / トリビューンII)のように,今後も定期的に掲載してもらえたら,個人的には嬉しいのだが。
侍のゲストNPCが,レリックのウェポンスキルを使う瞬間。普段のプレイではなかなかお目にかかれない光景,非常に興味深い |
ここは,プレイヤーが大局的な視点でカンパニエバトルに関わるための鍵の一つなので,スクウェア・エニックスに直接問い合わせてみた。すると,「話しかける人の(勲章以外の)さまざまな要素により好印象を与えることができ,普段とは違う受け答えをしてくれます」との回答が得られた。例えば,何らかのアイテムをトレードしてみる,特定のスキルが高い状態で話しかけてみる,ジョブを変えて話しかけてみる,などといった行為が関係している,とのことだ。
となると,「水晶大戦人物列伝」などから汲み取れる彼らの人物像は,大きなヒントになることがありそうだ。これを機に,古文書を調べるような感覚で,ヴァナ・ディールの歴史を紐解いてみるのも一興だろう。……ここまで書いてみてふと思ったのだが,マートをスカウトするにはもしや,“あの”「マートキャップ」が必要になるのだろうか?
こちらはビシージに登場した五蛇将。見慣れたモデリングのはずなのに,まったく新たな個性を感じさせる手腕は,さすがである |
お馴染みのマートも過去世界に登場する。まだカンパニエバトルで実際に遭遇していない人は,そのときを楽しみにしてほしい |
カンパニエバトルに参加するときのコツをいくつか紹介
カンパニエ全体のスケールが,かなり大きなものであることは,分かってもらえただろうか。ただ,現状は我々冒険者の勲章数が少ないこともあり,カンパニエの戦局を左右しているという実感はなかなか得られないかもしれない。それが得られるのは,もうしばらく先の話になりそうだ。
先の話よりもまずは身近な話ということで,ここでは現在のFFXIプレイヤーがカンパニエバトルを満喫するための,より実践的なアドバイスをいくつかしていきたい。
【1】現地へ赴くか,それともその場でじっと待つか?
3国の街には,各地へ転送してくれるサービスがある。これを利用すれば,リージョン情報で確認したバトル発生エリアへ直ちに移動できる |
冒険者がカンパニエバトルに参加するまでの手順は,大きく分けると二通りの方法がある。一つは,リージョン情報からカンパニエを選択すると,現在どのエリアでバトルが発生しているのかが分かるので,それを見て現地へ赴くというパターン。この場合は3国の街にいる,各エリアへ転送してくれるNPCを利用するのが一般的だ。
そしてもう一つは,獣人血盟軍が攻めてきそうなエリアへあらかじめ移動したうえで,じっと待機するというパターンである。
前者の場合は,リージョン情報からはカンパニエバトルが“いつ”始まったのかという情報が得られないため,仮に現地へ辿り着いても短時間で終了してしまう恐れがある。また後者の場合,獣人血盟軍が来るまでは待ちぼうけとなり,運が悪いと30分以上かかることもある。よって一概にどちらの方法が良いとはいえないので,自分に合ったスタイルを選ぼう。
目標エリアへ転送してもらったら,まずはアライドタグを発行するNPCの場所をチェック。基本的に,転送後に直進すれば見つかることが多い(一部例外あり) |
リージョン情報にカンパニエバトルの発生情報が反映されるまでには,若干のタイムラグがある。現地で待つ方法を選ぶ人も結構多いようだ |
【2】エリアを支配している軍勢によってバトルの目的が変わる
カンパニエバトルの結果に応じて,過去世界における各エリアの支配権が切り替わるのは先述したとおり。そして,現在どちらの軍勢がエリアを支配しているのかによって,カンパニエバトルの目的も変わっていくのだ。それに従い,冒険者の動き方も微妙に異なるため,両者の違いを覚えておく必要がある。
・支配権がアルタナ連合軍側にある場合
獣人血盟軍は,エリア内の砦を破壊すべく進軍してくるので,それを迎撃するのが目的となる。カンパニエバトルでのモンスターの挙動をよく見ると,“Fortification”という名前の防衛拠点を集中的に狙っているのが確認できるだろう。これらの防衛拠点が全部破壊されたら,アルタナ連合軍側が敗退することになる。
FortificationのHPは非常に高く,しかも複数あるので,ちょっとやそっとの攻撃で敗退するケースはあまりない。とりあえずは一体ずつ確実に仕留めることに専念しよう。この際,防衛拠点を狙っているモンスターは,仮に一体を釣っても周囲のモンスターはリンクしないことを覚えておこう。
・支配権が獣人血盟軍側にある場合
こちらの場合は逆に,Fortificationがアルタナ連合軍にとっての攻撃対象となる。アサルト“土竜作戦”のように,ただひたすらFortificationを叩こう。もちろん,獣人血盟軍のモンスターが攻撃しにくるので,それを打ち破りつつ,最終的に防衛拠点を破壊すれば勝利となる。余談だがこの防衛拠点は,レベル50くらいまではスキル上げに活用できる。
【3】取得経験値のキャップを意識しよう
実際に参加するプレイヤーが一番気になるのがココかもしれない。本稿では経験値取得に関して,“こうすれば稼げる”という情報はまとめていないが,いくつかのポイントがあるので押さえておきたい。
まず,冒険者がとる行動によるが,一度のカンパニエバトルで得られる経験値に上限が定められているようだ。例えば“自分にプロテス”などいった単調作業を延々と繰り返しても,すぐに取得経験値は頭打ちになるようである。基本的にはモンスターにダメージを与えたり,受けたダメージを回復するなど,幅広く行動したほうがより稼ぎやすい。
ちなみにモンスターを攻撃する際は,“ミス”の場合だとポイントが増えない。そのため前衛ジョブが実際に活躍できるのはレベル55〜60前後からで,もしそれに達していなければ,回復などのサポート要員として働くほうが賢明といえよう。自分の役割に合わせて装備や食事,そしてサポートジョブなどを調整するのがお薦めだ。
それでも1時間近くに及ぶような長期戦になると,普通にプレイしていもポイントの上限に達する可能性が出てくる。そういったときは,一度アライドタグを返却して経験値/連合軍戦績に変換してから,再度その場でアライドタグを取得し直すとよい。これでカウントがリセットされるので,再び稼げるようになるというわけだ。大体,2,30分毎にアライドタグを返却すると,無駄がないという印象だった。
うまく立ち回れば,一度のカンパニエバトルで2000を超える経験値が得られる。パーティを組まずとも,こういった経験値稼ぎができるのは魅力だ |
アライドタグを付けていればデスペナルティが発生しない。最低限リレイズだけ準備しておけば,ソロプレイでも十分楽しめる |
現在のポイント量はプレイヤーには分からない。長期戦になりそうな場合,アライドタグを再取得するポイントを見極めることが重要だ |
局地戦に限っていえば幅広いプレイヤー層にオススメ
カンパニエ全体への影響をどう実感させるかが今後の焦点
いつでも好きなときに参加/離脱ができるのは大きい。パーティプレイ用にまとまった時間が取りにくい人でも,レベル上げが行えるのだ |
実際,現在のカンパニエバトルはプレイヤーから好評を博しているようで,その結果,事実上のポータルエリアである“アトルガン白門”の混雑度が,大幅に緩和されている点にも注目したい。彼らがアトルガン白門に集まっていた理由は,アサルトを始めとしたイベント募集のシャウトを一か所で共有できることが大きかったわけだが,カンパニエバトルはそれを上回る魅力を提供した,という見方もできるだろう。
アトルガン白門にいた人達が分散された今,スクウェア・エニックスにとっての次の課題は,離れたエリアにいる不特定多数のプレイヤーを相手に,どのようにイベント告知を行うか,というところかもしれない。現在も,例えばサーチコメントやWebブラウザ版のリンクシェルコミュニティといったシステムがあるものの,どれも決定打とはいえない印象なので(=アトルガン白門に人が集まる),何らかの対応を望みたいところだ。
例えばリンクシェルを持っていない人が,カンパニエバトルを行いながら,興味を持ったイベントにふらりと参加できるための環境が整えられれば,それはとても素晴らしいことではないだろうか。
今回紹介したカンパニエバトルを一つのコンテンツとして見ると,ビシージの改良/発展版という印象を受ける。だが,これにカンパニエopsも加えて,“カンパニエ”としてあらためて見直すと,FFXI史上最大のボリュームのように感じる。まさに,水晶大戦をモチーフとした本拡張データディスクの,メインコンテンツといえる内容である。
ただ,現在はスカウトの詳細条件が判明していないなど,カンパニエに対しての戦略的な接し方がいまひとつ分からない。先に触れた意見具申についても,「じゃあカンパニエバトルにどういった影響があるの?」という素朴な問いに対して,参加者の誰もがはっきりと実感できるような,明確な答えはまだ用意されていないようだ。
これには冒険者の,アルタナ連合軍における勲章数が少ないことが関係していると思われるが,カンパニエの全貌が明らかになるのは,もうしばらく先の話になりそうな雰囲気である。果たしてカンパニエの全貌が明らかになったとき,冒険者はどういった形で水晶大戦へ関われるのか。そして,冒険者が歴史を変えることで生じるパラドックスに対し,ストーリー面ではどういった落としどころが提示されるのか。今後の展開が実に待ち遠しい。
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