連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第537回「サイクリングばかり」
だけど,この一週間でストーリーはそんなに進められていない。でも面白い。……という謎の現象が起こっておるのです。けっこう効率プレイを重視しがちな私において,この現象は珍しいのよ。では何に時間を割いてるかというと,ゲーム内のサイクリングだったりするのですね。
というのも,今のところだけどガシャコインがゲイム内でそんなに手に入らないのです。だから,妖怪ウォッチの世界に隠されている「ミツマタマーク」を探すことでご褒美としてたまに得られるガシャコインを手に入れたくて,街をいろいろと駆け回っているの。
実は私,今までの妖怪ウォッチ作品では妖怪メダルを買ったりゲイム内で集めたガシャコインを使ったりしてS級妖怪を集めてから本編を進めていたのね。
ところが今回,私の場合はそれがやりづらくなっているの。ただ,この変化を私が大人の段階で体験できて良かったと思っているのよね。なぜなら,子供の頃だったら逆恨みしてたかもしれないから。
だけど今回の妖怪ウォッチ4は妖怪メダルではなく,妖怪アークという新しいおもちゃと連動するようになったのね。つまり,私が集めていた妖怪メダルの時代は終わり,これまでと同じような遊び方をするためには新たなおもちゃを買わなければならない。だけど,今のところまだそこまで踏み切れない自分がいて,とりあえずサイクリングをしているという今日この頃。自由に使えるお金はないけど時間と体力だけは有り余っていて,仕方ないからひたすら走り回っている子供のような遊び方よね。
考えてみれば,すべてがそうなの。水道水をそのまま飲めるのも当たり前ではないし,電気やガスが通っているのも当たり前ではない。食べ物が買えるのも当たり前ではないし,ゲイムをプレイできるのも当たり前ではない。
お金を払っているから当然? そんなことないよ。私が思っている当たり前は,私が思っているほど当たり前なんかじゃない。どうやって電気が通っているか知らないでしょ? 仮に知っていても,自分一人で同じように電気を生み出し,私の家に通すことはできないでしょ?
そう考えてみると,自分ができている社会への貢献って,実はそんなに大きくないことが分かるのですよ。だから,何事も当たり前と思わず感謝が必要なのです。逆に言うと,みんなが少しずつ何かを出し合ってこの社会は当たり前のように回っているのです。
なので,今回,これまで集めた妖怪メダルが使えなくなったとお嘆きの方がいるならば,そこは「損した」と思うのでなく「いい思い出になった」と,前向きに受け入れましょう。妖怪ウォッチ4というゲイム自体は,ゲイム単体でちゃんと遊べるものなのだから,そこを存分に楽しみましょう。サイクリングだけでも楽しくなってくるからね。
てなわけで,相も変わらず妖怪ウォッチ4の世界に入り浸っている一週間でございました。そしてここにきて日本一ソフトウェアの「じんるいのみなさまへ」(PlayStation 4 / Nintendo Switch),KONAMIのNintendo Switch版「実況パワフルプロ野球」,カイロソフトの新作「アストロ探検隊」といった具合に,積みゲイ……というかダウンロードしたまま放置ゲイが増えてきてるのよね。
ヤれるゲイムがいっぱいあるっていうのも当たり前ではない。当たり前のように毎週ゲイムができるゲイマーとしての幸せをかみしめつつ,今週はこの辺で。
今週のハマりゲイム
PlayStation 4:「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」
Nintendo Switch:「妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている」
iOS:「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」
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妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている
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