連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第688回「言語の壁の高さについて」
例えば,格闘技でもほかのスポーツでも同じなんだけども,結果を出した人っていうのは強いんですよ。何が強いって,その結果を出すまでにどれくらいの時間と労力を費やしてきたのか,傍目には分からないってところが強い。人生を,ほぼそれに費やさないと結果は出せないものなんで。だから,必然的にトップの選手は強いんです。私視点で見るとね。人生をそれのために愚直に積み上げてるのが間違いないから。だから私,オリンピック観戦好きなんですよ。人生が見えるっていうか。
じゃあ次に,一般的なイメージのプロレスラーの強さを追い求めていないなら,なんで私がプロレスをヤってんだって話になる。それは,プロレスが相手の技を受ける競技だからです。こんな私でもけっこう受け入れてもらえる。基本的にはこちらのターンがヤってくるので(ターンを引き寄せないといけないとか,いろんな駆け引きはあるけど),そのときにいろんなエッセンスを入れようと思ってヤっています。相手が対応できなければこちらの勝ち。その強さを見せたいのですよ。要は,プロレスに甘えてるって話ですな。
で,ここからが重要なんだけども,私が特殊であるがゆえにたまに「海外目指さないんですか?」って聞かれるのです。無理です。身の程は分かってます。だって,英語ができないから。日本語でヤってたニュアンスを英語に変換できない時点で,私の強みは生かせません。もちろん,全部が全部言葉が必要なものではないんだけど,肉体表現は並み以下なのですよ,私。だから,日本語圏以外の多くの人を楽しませることができないのです。なので,海外には行かないし,行けない。言語って大切なのです。もちろん,歌とかダンスとか,言語と関係なく伝えられる表現も,もちろんあるんだけどね。
って話なのです! ここからようやくゲイムの話。まったく同じ話がゲイム業界にも起こってるって話なのですよ! 昨今,インディーズゲイムが増えました。これは良いことです。世界中のクリエイターが自由に作ったゲイムを遊べる環境が整ってきたということだから。プレイヤーとしてみれば,選択肢が増えるのは大歓ゲイよ。
だが! 日本語ローカライズされていないゲイムも多い。これがホント残念。インディーズゲイムに限らず,海外のスポーツもののメジャータイトルもそう。日本ではさほど売れないから日本語化しないのか,日本語化しないから日本で売れないのか。鶏と卵の関係ですな。あ,売れてない前提で話してるけど売れてたらゴメン。でも,日本語非対応であることで数は減らしてるとは思う。
いや,分かるんです。ビジネスには予算というものがあって,例えば英語のゲイムを日本語に翻訳するのにもお金がかかるってことは。ただ。日本で売る気あるのかな? って話なのですよ。これ,本当に判断が難しい。「日本語対応してないけど日本で発売してくれるだけでありがたい」と捉えるか,「日本で出すんだったら日本語対応してよ」と願うか。二つの気持ち,共に我にあり。
プロレスファンタジーRPG「WrestleQuest」の体験版がリリース。さまざまな技を身につけて頂点を目指せ
Skybound Gamesは,ターン制RPG「WrestleQuest」の体験版をSteamで公開した。タイトルどおり,プロレスをテーマにしたファンタジーRPGとなる本作では,ルーキーのプロレスラーが,アンドレ・ザ・ジャイアントらの助言を受けながらスキルを身につけ,タッグチームを編成して頂点を目指していく。
すげー興味あるのに,どうやら日本語化される予定はないみたい。いや,アクションゲイムならまだしも,RPGで話が分からないのはキツいって! そしてどうでもいいけど,今回思ったね。何でもRPGにしてしまえば面白そうになるんじゃないか? と。珍しい職業をRPGにすると興味深いものになる気がするんですよ。
例えばゴルフボールダイバーRPG「池ポチャ伝説」。ゴルフボールダイバーって職業があって,ゴルフ場で池に打ち込まれたボールを潜って拾って掃除して納品するって仕事。たぶん伝説のダイバーの引退後,治安が乱れたゴルフ場でバイトをしてたプロゴルファーの卵が主人公なんでしょうなあ。んで,打つボール打つボール全部池ポチャで,よりによって一番取りにくい場所に打ちこむ悪者がいる。最終的には宇宙から打ち込まれた隕石を迎撃するためのミサイルのスイッチが湖に落ちてしまって,世界中のダイバー達が集まりスイッチを拾う。……んーイマイチ?
では切手デザイナーRPG「ポストモンスター」。「はがき」と「てがみ」の2種類で発売。そもそも切手デザイナーはその名のとおり切手やハガキをデザインするお仕事。販売するにあたって広報活動まで行うお仕事みたい。ちょっとネットで調べたところ2017年4月の時点で7人しかいないらしく,欠員が出た場合のみ募集がかけられるんだって。
んー……。あとは,逆に経験人口が多いであろうコンビニバイトRPG「カラーボールファンタジー」。はい,分かりました! なんでもRPGにすれば面白くなるんじゃね? 説の答えは,「そうでもない」。そんなケツ論にたどり着きました!
てなわけで,今週は日本語ローカライズしてもらわないと興味あっても手を出しにくいなーってお話でした。基本的には興味あるゲイムはヤってみたいのよ。でもさすがに,言葉が必要なゲイムの場合はとくに難しいかなあ。解ケツ方法がなかなか見いだせない話をして申し訳ない。ただ,本音として言っておきたい。
そしてWrestleQuestは,できれば日本語化を検討してもらいたい。日本語化されたら即買いです! そういう心の叫びでした。ではまた来週。
今週のハマりゲイム
PlayStation 5:「eFootball 2022」
Nintendo Switch:「太閤立志伝V DX」
iOS:「ロードモバイル」
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション」
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