連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第716回「2023年は豊作の予感……?」
……やめだやめだ! そうだよ! 後ろを振り返るのはやめよう! 目は何のために前にしかないのか? それは,前を見て歩くためなのだ! 時間が過去から未来へと流れていく一方通行である以上,人間も前に進むしかねえんだ! 戻ることのできない後ろを見て何になる? そして私は今,計算を間違えて例年の催しが開催できない状況になってしまった。だが! それでも地球は回っているし,人は生きていかねばならない。それならば! いっそゲイム大賞は来年に回して(ヤるかどうかもわかんないけど),今週は前を向いて2023年に発売される楽しみなタイトルについて,現時点での期待をぶちまける回にしようかと!
というわけで2023年はおそらくですが,PlayStation 5が円熟期に入ります。Nintendo Switchはもうとっくに入ってる気がする。新ハードの動きもあるかもしれませんが,どうなんでしょうね? 最新ハードでしか表現できないことって,今でもあるんでしょうか。
ゲイムは進化し続けています。かつての私のイメージとしては,ゲイムが進化してハードの性能が追い付かなくなったぐらいのタイミングで新ハードが発売される,というイメージだったのですよ。実際のところは違うかもしれませんが,私のイメージはそんな感じです。少なくとも,新ハードの発売にあたっては“売り”が必要だったように思います。プレイヤー側の視点で言うと,買い替える“言い訳”ですね。
例えば,ニンテンドーDSの場合は「画面にタッチしてゲイムが遊べる! 今までのゲイムとは違う! 買わなきゃ!」となったわけです。これは,私にとって一番印象深かったハードがニンテンドーDSだったから出した例だけども。新ハードのリリースにあたっては,買う理由ってのを提示してほしいのですね。それが弱いと今はいいやってなってしまう。まあ,今は半導体不足でハード自体が生産しづらい状態にはなってるそうだけど。なので,新ハードはそこら辺の生産の問題が解ケツしないことには,せーのでハードの世代交代が起きるっていうのは,あまり現実的ではないのかなぁという印象です。
で,2023年に期待するタイトル,まずはなんと言っても「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」(Nintendo Switch)ですかねえ。前作「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(Nintendo Switch / Wii U)は,ゲイムの歴史を変えた作品と言ってもいいでしょう。Nintendo Switchの代名詞と言ってもいい。
先ほどハードの話をしましたが,ブレス オブ ザ ワイルドは,「こんなにコンパクトなNintendo Switchでも,こういうことができるよ」ってのを提示してくれた作品だと私は思っています。その作品の続編です。たぶんですが,面白くないわけはないと思ってます。これは,任天堂に対する信頼と言っていいでしょう。基本,任天堂は少なくともゲイム内容ではプレイヤーを裏切りませんから。またしてもゲイムの歴史を変えるのか,楽しみにしております。
「ファイナルファンタジーXVI」(PC / PlayStation 5)。「ファイナルファンタジー」(以下,FF)シリーズのナンバリング最新作です。
先に述べておくと,私はFFシリーズと「ドラゴンクエスト」(以下,DQ)シリーズでは断然DQ派です。ただ,それはFFシリーズを遊ばないという意味では決してありません。犬派と猫派に分かれるけども,別に犬派だからといって猫が嫌いなわけではないように。犬も猫も可愛い,どちらかといえば犬が好きってだけの話なわけで,私はFFシリーズも楽しく遊んでいます。なので,シンプルに最新作が楽しみです。
ただ,私の目から見てFFシリーズはDQシリーズと比べると,「これがFFだ!」っていう軸の部分がタイトルによってまちまちな印象を持ってもいます。あくまで個人の感想だけどね。今作はどのようなFFを提供してくれるのでしょうか。楽しみです。
「龍が如く7外伝 名を消した男」(PC / PlayStation 5 / Xbox Series X|S / PlayStation 4 / Xbox One)。これは単純に,私が「龍が如く」シリーズ好きだから楽しみっていうシンプルな興味です。
どうやらジャンルとしてはアクションアドベンチャーに分類されるみたいで,7で(私的に)好評だったRPGではない模様。気になる点としては,なぜ桐生一馬にあらためてフォーカスしたのかという部分。
ある種,世代交代という意味で主人公が春日一番になったはずだけど,桐生一馬を呼び戻した意味を知ることができるのか否か。ゲイム内で分かるといいなあ。
「Winning Post 10」(PC / PlayStation 5 / PlayStation 4 / Nintendo Switch)。「Winning Post」シリーズの最新作ナンバリング作品。
「Winning Post」ってもはや完成してしまっていると私は思っていて。だけど,ナンバリング作品が出るってことで,じゃあ新たに何を加えてくるんだっていう興味ですな。
今のところ,レースシーンがものすごく進化しているっていうことは伝わってくる。それ以外に何を提供してくれるのだろうか。変わってほしい気もするし,変わらないでいてほしい気もするという,ファンならではの複雑な思いです。楽しみ。
とまあ,こんな感じで2023年発売予定の作品で楽しみなものは目白押しなわけです。当然これらの作品は,今までのシリーズの最新作だから私もチェックできているんだけど,実際にはルーキータイトルで興味深いものも出てくるでしょうね。PlayStation 5やXbox Series X|Sにも,そろそろハードの性能を余すところなく生かした作品が出てくる時期でしょう。そういう意味で,なんとなくだけど2023年は豊作を期待しちゃいますね。
2022年。今年もいろいろありました。私個人としても,犬を飼ったり引っ越ししたり本を出したりで忙しかった気がしてます。ほとんど下半期の出来事だけど。でもまあ,どんな環境になってもゲイムが好きであることには変わりはないです。
2023年もこの連載の読者の人に嘘はつかないということを誓いつつ,今年の連載は納めようかと思います。来年も一つ,よろしくお願いいたします。では,よいお年を!
今週のハマりゲイム
PlayStation 5:「eFootball 2023」
Nintendo Switch:「ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤」
iOS:「ロードモバイル」
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション」
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