コールドブレス，オンラインすごろくゲーム「Puppet Guardian」の正式サービス開始。これからはほかのゲームにアイテムを持ち込める!?

　コールドブレスは，オンラインすごろくゲーム「Puppet Guardian」（パペットガーディアン）の正式サービスを本日（10月1日）開始した。

　Puppet Guardianは，基本プレイ無料で提供されるFlashゲームだ。さいころを振った分だけマスを進め，止まったマスでアイテムを拾ったり，モンスターと戦ったりしてゴールを目指すという内容。手に入れたアイテムを組み合わせて武器や服を作ったりできるほか，パーティを組んで他プレイヤーと協力することもできる。
　ただし，本作は誰でもプレイできるというわけではなく，既存会員から招待してもらうか，金貨（現金をチャージするゲーム内通貨）付きチケットを購入する必要がある点には注意が必要だ。

　本作は，異なるゲーム間でキャラクターやアイテムを共有できる，ARTIFACT（アーティファクト）というシステムを採用しているのが特徴だ。キャラクターには，マクパペットと呼ばれるアニメーションキャラクター（アバター）を採用している。これはFlashで作成されたフリー素材で，使用/配布条件を満たしていれば，自由に使ったり改造/再配布したりできるとのことだ。

　現時点では，ARTIFACT（とマクパペット）を利用したサービスはPuppet Guardianのみだが，任天堂のWiiで使われている“Mii”のように，単なるアバターには留まらず，複数のゲームにまたがって利用できたり，さらにはそのアイテムも流用できるという点は興味深い。ARTIFACTを利用したタイトルの充実が課題になるであろうことはいうまでもないが，今後の動向に注目していきたい。