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DHARMAPOINT,巨大なイヤーパッドが目を引く密閉型ヘッドセットを11月22日に発売。高耐久がウリの布製新作マウスパッドも登場
というわけでまずは形状を見てみたいと思うが,今回はかなりがっしりした印象を受けるデザインだ。その印象を強くさせているのが極めて分厚いイヤーパッドであるということに異論はないだろう。このイヤーパッドは,耳全体を包み込む密閉タイプになっていて,音漏れや,その音をマイクが拾ってしまう現象を防ぎつつ,長時間でも快適に使用できると謳われている。
イヤーパッドだけでなく,ドライバーユニットに大型のものが採用されているのもポイントの1つだ。DRTCHD33BKに搭載されているドライバーユニットは,DRTCHD23BKと同じ53mm径。過去製品から引き継がれた仕様ではあるものの,一般的なゲーマー向けヘッドセットに採用されているものは,40〜50mm径なので,この点でも差別化が図られているとは言えそうである。
イメージとしては,密閉型になって,やたらとゴツくなったDRTCHD23BKといったところだろうか。独特のイヤーパッドがゲームプレイにどのような恩恵をもたらすのか,その実力は気になるところである。
マイクは単一指向性。位置調整のしやすいブームマイクになっているのは,従来製品と同様だ。着脱は不可となっている |
ケーブルの長さは2.5mm。布巻仕様という点ではDRTCHD23BKと変わらないながらも,異なる仕様を採用することで耐久性を引き上げたとDHARMAPOINTはアピールしている |
DRTCPW35HBは,表面素材と中間層の成形処理時,切断面に丸みを付ける「ラウンドエッジ」加工を施したというのが特徴の製品だ。これにより,マウスパッドの端まで操作面として利用できるようになり,さらにほつれにくくもなっているという。また,裏面の滑り止めにTPU(熱可塑性ポリウレタン)を採用したことにより,マウスパッドとしての耐久性自体も上がっているそうだ。
サイズは公称350(W)×300(D)×5±3(H)mmで,奥行きがけっこうあるのも特徴。布製マウスパッドとしてはかなり高価だが,端のステッチが操作の邪魔になると気になっていた人や,長期間使用時のほつれを解消したかった人には気になる製品となりそうだ。
●「DRTCHD33BK」の主なスペック
- 基本仕様:アナログ接続ワイヤードタイプ
- 本体サイズ:未公開
- 重量:約390g(ケーブル重量を覗く)
- ケーブル長:2.5mm
- 接続インタフェース:3.5mmアナログミニピン
- 搭載ボタン/スイッチ:ボリュームコントロール,マイクミュート
- 対応OS:未公開(※「プラグインパワー対応マイク入力端子・Phone出力端子を持つPC/AT互換機」に対応とされる)
- メーカー想定売価:8980円(税込)
- 発売予定時期:2012年11月22日
- タイプ:密閉ダイナミック
- 周波数特性:10Hz〜21kHz
- 感度:103dB±3dB
- スピーカードライバー:直径53mm,ネオジムマグネット
- タイプ:コンデンサ
- 周波数特性:30Hz〜16kHz
- 感度:-47dB±3dB@1kHz(0dB=1V/u bar)RL:2.2k
- インピーダンス:2.2kΩ
- S/N比:未公開
- 指向性:単一
- ノイズキャンセリング機能:未公開
DHARMAPOINT公式サイト
- 関連タイトル:
DHARMAPOINT
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