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シャープ,WiMAX内蔵の7インチタブレット「GALAPAGOS EB-A71GJ-B」を発表。12月9日に発売
商用Mobile WiMAXサービスを提供しているUQコミュニケーションズのオンラインショップにおける価格は,2年間の回線契約を前提とした場合で初期費用4800円(税込)。これに加えて,2年間は月々の回線利用料に1670円(税込)が上乗せされる。なお,2年契約を前提としていない場合の価格は4万4800円(税込)だ。
最大7台の同時テザリングをサポート
通信機能の設定画面 |
テザリングのオンとオフがワンタッチで行えるウィジェットが付属している |
IEEE 802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 2.1+EDRを備えており,これらとWiMAXを用いたテザリングがサポートされている点も特徴だ。最大7台の同時テザリングが可能となっているため,モバイルルーターのような使いかたも可能だ。
シャープによれば,バッテリー駆動でテザリングを行った場合の連続利用可能時間は約6時間とのこと。この値は,2台のPCを接続し,それぞれのPCで5分ごとにブラウザ上のWebページ更新を行った場合の結果だという。
テザリング時以外の公称駆動時間は,電子書籍閲覧時で約7.5時間,動画再生時で約6時間,サスペンドの場合は約10日。容量1620mAhのバッテリーを搭載しているとのことだが,バッテリーの取り外しはできない。
GALAPAGOS EB-A71GJ-Bは,7インチサイズで1024×600ドット解像度の液晶パネルを搭載した筐体を採用する。サイズは195(W)×11.9〜12.6(D)×122(H)mm。重量が約396gとなっており,WiMAX対応のためか,GALAPAGOS(A01SH)よりも7gほど重くなっている。
液晶面に200万画素カメラを搭載し,背面はLEDフラッシュ付きの500万画素カメラを採用。右側面には,microHDMI出力やmicroUSB,microSDカードスロットなどのインタフェース,左側面には,電源ボタンやボリューム調節ボタン,ヘッドフォン出力を備えている。
右側面部。microHDMI出力やmicroUSB,microSDカードスロットを備えている |
左側面部には,電源ボタンやボリューム調節ボタンなどの操作系を装備 |
Android OSのバージョンを確認したところ,Android 3.2.1が採用されていたが,シャープによれば,開発コードネーム「Ice Cream Sandwich」ことAndroid 4.xへのアップデートも前向きに検討しているとのことだった。
モバイル通信モジュールを搭載するタブレット製品が現時点では多くないため,GALAPAGOS EB-A71GJ-Bはなかなか面白い存在になりそうだ。
シャープ 通信システム事業本部長 大畠昌巳氏 |
発表会では,GALAPAGOS EB-A71GJ-BとテレビやレコーダーなどAV機器との連係を強化していく意向を示していた |
シャープは,同社が現在開発中の新型液晶パネル「IGZO」を搭載したタブレットも準備中。こちらは2012年の登場予定だ |
GALAPAGOS EB-A71GJ-B製品紹介ページ
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