Sony Online Entertainmentが，MMOアクション「DC Universe Online」に登場するワンダーウーマンのアートワークを公表

　北米では11月2日，PCおよびPlayStation 3向けにローンチされる予定となっている「DC Universe Online」（PC/PlayStation 3）の最新画像を，パブリッシャのSony Online Entertainmentが公開した。今回公開されたのは，DCコミックス随一の女性スーパーヒーロー，ワンダーウーマンのアートワークやスクリーンショットなどだ。

「DC Universe Online」公式サイト

　DC Universe Onlineは，Sony Online EntertainmentとDC Comicsのジョイントによって生まれたMMOG（多人数参加型オンラインゲーム）で，プレイヤーはさまざまな能力を持ったスーパーヒーローもしくはヴィラン（悪役）のオリジナルキャラクターを作成し，勢力争いに参加するだけでなく，共通の敵となるエイリアン軍団などとも戦うことになる。
　そのため，プレイヤーがワンダーウーマンやバットマンといった有名キャラクターに扮してプレイすることはできず，有名キャラクター達の仲間としてプレイするわけだ。


　今回公開されたワンダーウーマンは，1940年頃に初登場したキャラクターで，「バミューダトライアングルの地図にない島に暮らす，女性ばかりのアマゾン王国のプリンセス」という設定だった。不時着したアメリカ軍人を本国にまで送り届けたものの，ニューヨークでドイツのスパイとの戦いに巻き込まれ，アメリカでの生活を決意することになる。
　1970年代後半にテレビドラマ化され，日本でも「空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン」などというタイトルで放映されていたこともあるので，覚えている人もいることだろう。


　7月27日に掲載した記事で紹介したムービーでも，スーパーマンやバットマン，グリーンランタンといったジャスティスリーグのメンバーと共にワンダーウーマンが宿敵レックス・ルーサーと戦っており，ゲームに登場することは間違いなかったが，キャラクターのアートワークが公開されるのは，7月末のジョーカー以来久々のことになる。
　このほか，主要なキャラクター以外でも，ポイズン・アイビー，パワーガール，バットガール，ビザロ，ベイン，ブラックアダム，ドゥームズデイ，ミスター・フリーズ，グリーンアローといったアメコミファンなら泣くほど嬉しいキャラクターもフィーチャーされており，公式サイトのFeatured Arts内でアートが公開されているので，チェックしておくとよさそうだ。