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テイルズ オブ ヴェスペリア

テイルズ オブ ヴェスペリア
公式サイト http://tov.namco-ch.net/
発売元・開発元
発売日 2008/08/07
価格 7800円(税込)
ジャンル
レーティング
備考
その他
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このゲームの読者の評価
87
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • サウンド以外は、OK 60
    • 投稿者:たそがれ(男性/20代)
    • 投稿日:2009/08/04
    良い点
    歴代と比べても見劣りもせずやり込み要素も多少かと
    新システムの導入などで気分爽快ストレスの解消にも最適の一品です
    悪い点
    BGMがいまいちかと思います
    総評
    テイルズ史上初のHDですがそんなものは忘れられる作品です
    戦闘に気を使われていたのかBGMはもう少しボリュームが欲しかったです
    XBOXでもこれだけの作品ですのでPS3版にも期待が高まります
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 5 5 5
  • 良くまとまったRPG 75
    • 投稿者:(女性/30代)
    • 投稿日:2009/07/23
    良い点
    全体的に良くまとまっているのがこのソフトの良いところだと感じた。

    戦闘は爽快感があったし、一部の町のデザインもとても良かった。

    DLCとして、レベルアップやら所持金を増やすものがあったため、時間のない人でも(お金はかかるが)手軽に遊べるようになっていた。
    悪い点
    惜しむらくは盛り上がりに欠けるストーリー。淡々と進み、そのまま終わってしまったという印象が強い。私の場合クリアに60時間以上を要したのだが(寄り道含む)、特にストーリー終盤の盛り上がりに欠けていたため、最後の方はちょっとばかり気合いを入れて遊ぶ必要があった。

    それでも、前半は「正義を貫くRPG」としての特色が出ていたように思う。しかし、そのまま最後までは貫ぬけず、お決まりの悪者退治に落ち着いてしまったのが非常に残念。

    実績は通常プレイではほとんど解除されず、この点も個人的には気になった。

    一周しかしておらず、やりこみもしていないので挙げられるのはこの程度。
    総評
    良く出来たRPGだったと思う。
    戦闘、グラフィック、他の色々なシステム面においては文句無しだった。難易度はやや高めではあるものの、プレイ中に調節できるため詰まる事はないかと思う。

    ただし、シナリオはあっさりめ。不出来ではないが、盛り上がりに欠ける内容だった。

    これでストーリーが自分好みであったならば、私はきっと総合評価で9割をつけていたと思う。そんな作品。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 4 2 3
  • 神ゲー 95
    良い点
    ダオス最高です
    悪い点
    とくになし
    総評
    神ゲーすぎてもはや言葉はいりません
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 4
  • 正にテイルズの集大成 90
    • 投稿者:光輔(男性/40代)
    • 投稿日:2008/12/03
    良い点
    発売から3ヶ月と、少し遅くなりましたが1週目が終わりましたので感想をば。
    以下のカテゴリーに対して、個人的な感想を述べさせていただきます。

    【グラフィック】
    ●マシンパワーが上がったためか、全体的なグラフィックの表現力が上がっている
    ・トゥーンレンダリングで表現される、柔らかくデフォルメされたキャラが魅力。
     →キャラの表情、しぐさがとても細かい。イベントシーンなど見ていて飽きない。
    ・ワールドマップ、ダンジョンも今までの中で一番綺麗。細部まで作りこまれている。
    ・戦闘シーンの演出が派手。フェイタルストライク(FS)等、随所に派手な演出あり。
    ・アニメーションムービーが綺麗。地味に字幕がついているのが良い。

    【サウンド】
    ●サラウンドに対応しているため、臨場感がある。
    ・シリーズを通して、オケ+ロック基調の壮大なサウンドが魅力。
    ●相変わらずキャラの声優さんの演技が素晴らしい。
    ・イベントのみならず、戦闘中、戦闘後、スキットなど、どこを取っても聞き所満点。

    【ストーリー】
    ●随所に、今までのパターンからの脱却を試行錯誤している様子が見て取れる。
    ・今までの主人公パターンからの脱却。今までは少年が成長する姿が主軸。
     →(今作)21歳、ちょっと黒いが大人な主人公が魅力。
    ・サブイベントの数が多い。メインから外れた場所での裏舞台を良く描いている。
    ・主人公側だけでなく、敵側のキャラの設定・ストーリーが良く作られている。
    ・ストーリー全体は王道であるが、テンポが良いので引き込まれる。

    【システム】
    ●セーブ・読み込みが早くストレスをあまり感じない。
    ●戦闘システムが優秀。今までの良い所をまとめ上げた完成度。
    ・フリーラン、オーバーリミッツ、コンボや秘奥義等、良い所をちゃんと周到。
    ・FS、シークレットミッション等、今作独自のシステムが楽しい。
     積極的に狙うことで戦闘を有利に導けるだけでなく、やりこみ要素もある。
    ・コンボ等を狙う楽しさは相変わらずで良い。
    ●スキルの設定次第で自分好みのキャラに近づけることが出来る。
    ・キャラごとの個性をスキルからも表現しているのが良い。
    悪い点
    【グラフィック】
    ●それぞれのグラフィックの質にばらつきがあり、質・イメージのバランスが悪い。
    ・スキットのグラフィックが他に比べ劣る。
    (やっている内に慣れるが、気になる人は多いと思う)
    ・主人公やフレンは大人なため、キャラをデフォルメされると違和感を感じる。
     →可愛くなりすぎるため、ムービーとイメージがちぐはぐになる。
     もう少し背を高くする等、工夫がほしかった。
    ・戦闘シーンは派手なのだが、何か物足りない。特に秘奥義等が何故か微妙…。
     (多分、カットインや効果等がおとなし目な為)

    【サウンド】
    ●良くも悪くも安定しているため、心に残る良い曲も無い。
    ・個人的には、OPの歌もイメージに合いませんでした…(歌自体は良いと思います)

    【ストーリー】
    ●メインストーリーでちょっと駆け足な部分がある。
    ・もう少し細かく説明するためのストーリーを入れたり、時間的に間を持たせたりと
     演出次第で、かなり違和感が消える部分が多くありました。勿体無いと思います。
     (主人公の罪、シュヴァーンイベント、最終局面等)

    【システム】
    ・起動してから初回戦闘に入る時、読み込み時間が長い。(2回目以降は早い)
    ・戦闘の動きが全体的に硬い(入力してから反応にほんの少しラグがある)。
    ・ボス戦の難易度が高め。特に最初のボス戦は慣れてない人には辛いと思う。
    ・ワールドマップでの視点変更が遅い。(前方への視点変更キーなどが欲しい)
    ・細かいですが犬マップ分かり辛すぎです。
    総評
    全体としての出来はバランス良く、アクションに抵抗が無ければ
    万人にお勧めできる出来だと思います。

    ただし、往年のファンとしては物足りない部分もあります。
    もう少し、その辺のネタ(特に隠し技等)が多いと尚良かったと感じました。

    また、これはゲームではなくX-BOX本体の問題ですが
    読み込み中のDVD回転音や振動が異常なほど大きいです。
    これは、ゲームに入り込む上でかなりのマイナス要因でした。

    以上、個人的な意見でしたが参考になれば幸いです。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 5 4 5
  • HDテイルズの初出。しかし…色んなところで… 65
    • 投稿者:tetsu.m(男性/40代)
    • 投稿日:2008/11/08
    良い点
    まずはグラフィック。HD化に伴い、全体的に美しくなりつつも、いろんな部分でテイルズらしさを出しているグラフィックは及第点以上だといいたい。
    システムについてだが、今までに類を見ないほど盛だくさん、といった感じがする。特にスキルはキャラの個性が引き立っていい感じだった。
    戦闘についても、非常にやっていて爽快な気がした。360°のフリーランは思いのほか楽しく、戦略性も感じられた気がするし、操作キャラクターも一人一人に個性があるため、操作していて飽きてくる、ということはあまり感じられなかった。
    やり込む要素も非常に多く、ボリュームも十分だといえる。
    悪い点
    デモスキップ機能がないのは非常に痛い。今作はボスがやや強めなため、一度ゲームオーバーになると、再びそのシーンを見なければならなくなるのは非常に不快。同メーカーの「トラスティベル」にはそれがあったので、なぜに後発のゲームにはないのだろうか、と疑問に思えるほど。
    あと、ボス戦のシークレットミッションは、もうちょっと配慮が欲しかった。
    達成すると、戦闘が楽になる、というのは分かるのだが、探すだけにひと苦労。下手したらそれを探している間に全滅…なんてこともあるため、これも不快だった。
    あと、ストーリー、「正義を貫き通す」とのことで、意図は非常によく分かるが、いろんな部分で、どこかで見たことのあるストーリーの2番煎じ、といった感じを否めなかった。感動を誘われることもなく、エンディングまでダラダラと進んでしまったRPGは本当に久しぶりだ(悪い意味で)。
    総評
    全体的に見て、良作であるといいたい。ボリュームも十分すぎるほど。だが、せっかくの良作も、1つの不満点から綻び始め、最後には不満の多いゲームとなってしまった。クリアー時の感動も感じられなかったためか、再プレイする気にはなれず、本気でハマるRPGではなかった、というのが正直な感想だ。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 2 2 4
  • テイルズシリーズを初めてプレイした感想 80
    • 投稿者:清香楼(男性/40代)
    • 投稿日:2008/11/03
    良い点
    ・戦闘は格闘ゲームばりのアクションが可能。
    ・多種多様なスキルでキャラクターをカスタマイズできる。
    ・特徴あるキャラクター。戦闘面においては上にも書いたようにキャラクターのカスタマイズ性は高いが、ある程度キャラクターの方向性は決められている為キャラクター毎に操作性が大きく変わる。
    ・アニメーション部分以外のCG?の人形劇はよく動き、よく喋っていた。
    悪い点
    ・作品全体に新鮮さがない。
    ・フィールド移動が古臭い。街・ダンジョン・敵のシンボルが配置されたワールドマップ上をデフォルメされたキャラクターで移動。作業的な移動で臨場感は皆無。
    ・ストーリーが単純。よく言えば王道。悪く言えばひねりが無い。
    ・このシリーズはアニメーションが売りの一つだと思っていたのですが、それほど印象には残りませんでした。
    総評
    旧世代RPGの総決算といった内容。
    世界観を楽しむには迫力に欠けますが、やりこみ要素が多くストーリーを進めるごとに出来ることが増えるので最後まで飽きることはありませんでした。
    新鮮さは無くてもある程度遊べる安心感はあります。
    いかにも次世代RPG!的な刺激を求める方には期待はずれかもしれません。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    2 3 4 4 5
  • トゥーンシェーダは1つの正解 90
    • 投稿者:Foo(男性/30代)
    • 投稿日:2008/11/02
    良い点
    ・とても一周では遊び尽くせない程のコンテンツボリューム
    ・シンボルエンカウント方式にしたことによるマンネリ感からの解放
    ・戦闘時に技、術が変化するシステムが楽しい
    ・あらゆるジャンルのキャラ萌えに対応するかのようなキャラクタ達
    ・素晴らしいCG技術
    悪い点
    ・ストーリィに尻すぼみな部分がある(主に主人公の功罪)
    ・温泉宿で期待させるだけさせておい(ry
    総評
     DVDROMという媒体に、これだけのボリュームが入るものなのだろうか、という衝撃があった。
     昨今のいわゆる"大作RPG"と呼ばれる作品では、DVDが数枚収録されているパターンが良くあるように見受けられる。そのいずれもが、とても素晴らしいグラフィックをリアルタイムに描画し、プレーヤの操作するキャラクタがフォトリアリスティックなシーンを縦横無尽に歩き回れるというものだ。

     TOVではCG描画にトゥーンシェーダをメインに用いている。3DCGの進化の方向には写実的な表現と、もう一つに抽象的な表現とに大別される。この観点から言えば、2008年の時点で、ナムコとカプコンはそれぞれの道で一歩先に進み出たという印象がある。

     トゥーンシェーダのメリットの1つに、膨大なテクスチャデータを必要としないという点が挙げられると思う。テクスチャデータというものはリソースの節約において非常に厄介なもので、煮ても焼いてもなかなか圧縮できない食物繊維のような代物だ。
    特に、HD画質が求められる場合、これまでにも増して解像度の高いグラフィックデータを使用せざるを得なくなってきている。

     そんな中、トゥーンシェーダはHD化の風潮に難なく適応したように思える。それには、ハードウェアの進歩という後ろ盾の存在が大きい。いわゆる次世代機の登場である。TOVはXBOX360という強力なHWパフォーマンスを最大限に利用し、ゲームとしての本質(コンテンツ)へ充分なほどのボリュームを与えることに成功している。

     トゥーンシェーダという一種癖のある表現ではあるが、SWリソースが肥大化する風潮がある中、限られたHWリソースを有効利用するという意味においては1つの正解であるように感じた。私見ではあるが、HWリソースを拡張すること(DVD枚数を増やすこと)はworkaround(回避策)であり、ある意味で技術の敗北であると思うのである。

     テイルズチームの方々には、忙しいテンポで黎明期と成熟期を繰り返す3DCGの技術進化の過程で、更なる驚きを我々に見せ付けてくれることを願って止まない。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 4 4 5
  • やる人を選ぶゲームかな・・。 35
    • 投稿者:にぅ(女性/50代)
    • 投稿日:2008/10/31
    良い点
    作りこみがすごいです。
    技、スキル、装備品など、非常に沢山あります。

    可愛いキャラクターと、古き良きRPGを思わせるフィールド移動も、好きな人なら好きなはず。

    悪い点
    操作性に難あり・・・。
    スティックを組み合わせて・・・とか、トリガーを引きながら・・・とかいうのが沢山あり、ややこし過ぎると感じました。

    キャラクターデザインも、可愛すぎて好き嫌いが分かれるタイプだと思います。

    フィールドもリアルなのが多い昨今、このフィールド移動も、「今どきこれは・・・」と思う人もいるのでは。

    ストーリーも、続きが気になるワクワク感はあまりありませんでした。
    総評
    個人的にははまれないゲームでした。
    戦闘操作は複雑で、ストーリーにもパンチがなく・・・プレイしていて楽しいと感じられませんでした。

    アニメ系のキャラクターもあまり好きなタイプではないですが、やっていて面白ければ気にならないはずです。

    私の求めているものと、このゲームを高く評価しているかた達の求めているもの(というか、面白いと感じるツボ?)は違うようで、実際にプレイしてみて、このシリーズ自体が快適さやストーリーにそこまで重点を置いているゲームでなないのかなと感じました。

    ファンの人には申しわけないですが、自分的には買って後悔したゲームです。
    新品で買いましたが、合う合わないが分かっただけでもよしとするしか・・・(泣)
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 2 2 2 5
  • シリーズ最高傑作!! 95
    良い点
    ・グラフィックなどは前作からかなーり進化してまるでアニメを動かしてる感じがしました。

    ・戦闘開始時のロードがなくストレスなくできるのがとても良かった。

    ・歴代のシリーズの中で珍しいくまともな主人公&ストーリーで安心してプレイできた
    あとキャラクターが個性的なのがグッド

    ・戦闘もキャラによって違いますがかなり爽快感があり戦闘に関してもトップクラスのでき あとよほどの重い動作しない限り60FPS保たれてました。

    ・親切すぎるってぐらい親切にゲームを作ってるので正直説明書見なくてもプレイできるw

    ・合成などやりこみ要素が豊富で長く遊べる。
    悪い点
    ・結構音楽の使い回しが多かった。

    ・イベントスキップがないので2週目以降がちょっと大変でした。
    総評
    欠点がないって言えるほど良くできたゲームでした。もともとテイルズ自体が実績と
    相性がいいので周回プレイも楽しくできました。
    もしXbox360持ってる人&持ってない人にRPGやりたいだけど・・・って聞かれたら
    真っ先にお勧めできる出来だと思います。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 5 5 5
  • 歴代テイルズでは最もバランスの取れた出来 95
    • 投稿者:しぇんな(女性/30代)
    • 投稿日:2008/10/09
    良い点
     [3Dグラフィック]

    3Dを取り入れてからのテイルズはあまり良い印象を持った人は少ないと思います。
    が、今回はかなり進歩していて良い意味で驚きました。
    テイルズと言えばアニメーションを多く取り入れたゲームというイメージです。
    リアルなグラフィックは違和感が強いです。

    ヴェスペリアではアニメーションのようなレンダリングと滑らかな映像が素晴らしかったです。
    やっと3Dでも、「このアニメ的なグラフィックこそがテイルズだ!」
    と言えるグラフィックになったと思います。


     [長すぎずダラダラしない、テンポの良いストーリー]

    J-RPGと言うと「仲間を集めて、謎を解いていって、悪いやつを倒す」お決まりの展開。
    最近のものは特に無駄にダラダラとあっちこっち旅させるものばかりで、途中で投げ出してしまう人も多かったはず。
    私も最近のRPGは、結局ストーリーのボリュームがあっても堪能する前に飽きてしまうと言うことが多かったです。

    ヴェスペリアではあまりあちこちお使いさせるようなこともなく、ストーリーだけなら40時間程度のボリュームです。
    細々とイベントが起こり、伏線が多かったと思います。

    展開は王道RPGなのですが…
    各キャラクターにそれぞれ暗い一面があり、考えさせられることが多かったです。
    各々のキャラクタの思惑が交錯する感じがとても楽しかったです。


     [自分の意思をハッキリ持っているキャラクター達]

    テイルズと言えばキャラクタあってこそ!
    今回は若干大人向けのテイルズと言った感じでした。
    各キャラクタの設定や考え方が余すことなく使われていた感じがします。


     [新要素が多いがバランスが取れていて、長く楽しめる戦闘]

    フェイタルストライクの爽快感はすごいですね。
    はまるとフェイタルストライクだけで楽しめますから今後も戦闘に取り入れてもらいたいです。

    バーストアーツは秘奥義の前段階にあたるもので、秘奥義の前にワンクッション置いた感じ。
    秘奥義を出すまでの良いスパイスになってます。

    スキルと術技を掛け合わせることで術が変化するスキル変化と言うものも有ります。
    どのスキルと掛け合わせると変化するのかわからないので術技を全部覚えるのに苦労しましたが、術技探しがかなり楽しかったです。

    フリーラン戦闘で、今までのテイルズの戦闘に更に色んな要素を合わせてあります。
    テイルズが始めてと言う人は要素の多さに困ってしまうかもしれないですが、
    本当に戦闘だけで相当な時間を楽しめます。

    難易度も若干むずかしめになっていますが、システムを理解すると楽しくってしょうがないですね。


     [アイテム合成]
    今までテイルズにはなかったアイテム合成システム

    武器防具を敵や採集ポイントで集めた素材を使って強くすることが出来たり、
    キャラクターの外見を変えるアタッチメントを作れたりします。
    これもはまると途方もない時間を使います。

    特に武器合成…
    武器によってキャラクタはスキル(バックステップやコンボ数を増やしたり…)を覚えていくので
    このスキル欲しい!この装備強くしたい!
    となると素材集めて、合成して…戦闘の楽しさに合わせて2倍も3倍も楽しい
    と言う感じでした。
    悪い点
     [戦闘難易度]

    いつでも戦闘難易度は
    イージー、ノーマル、ハードを変える事が出来るのですが
    ノーマル⇔ハードの差が結構つらいですね。
    ワンクッション欲しいですし、ハード戦闘での意義があまりなかったです。


     [キャラクタの外見変化の種類]

    アタッチメントや称号を変えるとキャラクタの外見が変わって楽しめるのですが
    ちょっと数が少ないような感じがしました。

    変わりに、武器や防具が膨大な量があるのですけど
    武器を持つと武器のグラフィックは変わるのに
    衣装は称号以外でグラフィック変化がないのでなんだか半端に感じました。


     [実績解除の難しさ]

    やり込み要素満載で、ボスを特定手段でダウンさせると実績解除とかは楽しかったのです。
    が、何km踏破!とか一部ちょっと無理あるなぁと言うのが…


     [正義を貫くRPG???]

    主人公は正義…ではないですね…

    ちょっとネタバレな話になりますが…
    ユーリの悪行についてほとんどお咎めなしなのがどうかなと思います。
    それが考えさせられる部分でもありますが…
    総評
    ちょっとダークなテイルズで新鮮な感じがしました。

    グダグダなストーリー
    飽き飽きする戦闘
    そういうJ-RPGはもうウンザリだ!

    と言う人にこそ勧めたいです。

    戦闘もストーリーもやり込み要素も十分楽しめましたし
    歴代テイルズを知ってる人はニヤリとする部分もあります。

    あらゆるバランスが上手く取れていると思います。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 5 5 5
  • まるで格闘ゲーム 90
    良い点
    ・戦闘システム
     キャラごとの使い方が異なるのが特徴的。
     空中コンボの使い手。チャージキャラ。遠近両用キャラ。魔法術師。など
     操作キャラの変更による戦略の幅は、飽きることを知りません。
     また、熟練度による技の変化はシリーズ通りかと思いきや、いろいろな限定要素なども含まれていた。
     他、オーバーリミッツと呼ばれるシステムや、フェイタルストライクというシステムは、ただ攻撃を当てるだけではない戦略を見せてくれた。

    ・キャラクターごとのサブイベント
     キャラが多すぎて「各キャラごとの掘り下げ」がなされないゲームの存在を考えると、とてもよくサブイベントが生きてくる。
     本筋以外でのサブイベントによるキャラごとの補完は何気ないようで、とても深かかった。

    ・表情
     フィールドで歩くキャラが、そのままイベントを進行するのだが、このイベント時の表情が大分豊かになった。
     この表情によって、よりイベントがわかりやすくなったと感じる。
    悪い点
    ・ムービー
     シリーズの特徴として、フィールド上と異なるムービーをテイルズは入れているのだが、コイツがハッキリ言えば邪魔。
     フィールドでのキャラがイベント時にもそのまま動いているのだから、どうせならばアニメ調のムービーは最低限にすればいいと思ったのだが…
     表情や行動だけでは表現しきれないイベントをムービーとしてあらわしたのだろうが…

    ・イベントスキップ
     二週目以降が考えられたゲームなので、少なくともイベントスキップは存在してほしかった。
     あまりにもこのあたりがNO配慮。
    総評
     バランスの良いゲーム。良作デス。

     二週目以降のやりこみ要素は実績という形でふんだんに残されているので、周回は特に気にならない。
     問題は周回中のイベント。
     ボタン連打によるメッセージ送りはとても作業的になるので、そのあたりの配慮がほしかった。
     キャラ設定に関しては、とあるアニメやゲームを思い出すが、それらを知らなければわからない程度なため、あまり問題ない。
     ストーリーは段階が分かりやすいので問題ない。
     戦闘システムは格闘ゲームのようにやりこみがいがあり、初心者でもお手軽にクリアできるように調整もされている。と問題なし。

     長所と短所でいうと、長所が多いゲームでした。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 4 5 5
  • テイルズ初のxbox 95
    • 投稿者:星海(男性/20代)
    • 投稿日:2008/10/04
    良い点
    まずハイビジョンで作成されていること。これがテイルズで始めての試みになります。
    アビス(前作)と比べてかなり高画質になりグラフィックについては申し分ないです。
    そしてキャラクターのデザインを藤島康介さんが手がけることにより、かっこいい、そしてかわいいキャラになっています。
    さらにテイルズシリーズの据え置き機の特徴のストーリーの深さや奥まで組まれているシステムやネタとかミニゲームなどの要素が盛りだくさんです。
    その上、アニメーションをプロダクションIGが製作しているのでとってもきれいです。
    ここまで作り上げられたゲームはなかなかないのでしょうか?
    悪い点
    まずないのですが、はじめの方でアニメが1回あるかないかくらいで、そこから中盤の終わりくらいまでないので、本当にあるのかな?と途中で思ってしまったことくらいです。
    総評
    ストーリやゲームシステムとかよりなにより新機種だからといってテンペスト(DSのテイルズシリーズ)のような薄っぺらい内容にならずにしっかりと組まれていた。すばらしい!!というのが僕の率直な意見です。



    そして何よりこのゲームを作られた開発者さんに感謝したい。サイコーでした。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • ついにXbox360に登場 85
    • 投稿者:ぺい(男性/40代)
    • 投稿日:2008/10/08
    良い点
    イベントのほとんどがリアルタイムレンダリングなのに、違和感がありません。最初普通にアニメーションかと思ったくらい。見た目変えられる装備もあるのですが、ネタ装備をしたまんまイベントに突入してしまい、雰囲気が台無しになるかも。自分はそのギャップを楽しんでましたが。

    操作性については、戦闘部分で少々慣れが必要ですが、特に不満無し。

    サブイベントが多く、愚直にストーリーを追っかけるだけのRPGとは違ってあちこち寄り道したくなります。
    悪い点
    良い点で書いたサブイベントですが、前後関係があるものがあり、さらに時限の決まっているフラグイベントが結構存在します。この時限付きイベントが曲者で、大きめのイベントがあるたびにあちこちでサブイベントの確認をして回らないとだめなので、作業嫌いな人には面倒と感じてしまうかも。もちろんサブイベントなので無視しても一向に構わないのですが、これでしか手に入らないアイテムや術技などもあり、そういうのを手に入れておかないと気が済まない人にはなかなか厳しいです。

    チュートリアル的な戦闘で普通にゲームオーバーになったことにびっくり。操作に慣れない内は結構死んじゃうかも。実際自分は何度か経験してます。さらに、イベントスキップ機能がないので(台詞スキップはあり)結構ストレス感じました。
    総評
    まだプレイ途中ですが、ストーリーはシリーズお約束で王道過ぎるぐらい王道です。むしろメインストーリーより、メンバー同士の絡みが楽しめるスキットも含め、本筋以外の部分の方が面白いと感じてしまいました。この辺の充実度はシリーズ物の強みですかね。いわゆる完全新作ゲームってやつにはこういうの少ない気がしますし。

    ちょっと強引な設定もあったけど、あんまりそういうの気にせずに、アクション映画を見るように頭からっぽにしてプレイするのが正しい楽しみ方だと思います。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 4 3 4
  • 顧客満足度No1、歴代最高傑作は伊達じゃない! 90
    良い点
    = 歴代最高のグラフィックス、表現力! =

    ・HDゲーム機でのリリースにより、ゲーム中のキャラクター表示が
     本来のキャラクターデザインに大きく近づき、
     それにより演出面の表現力が飛躍的に上昇した。
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    = 素晴らしく練り込まれたゲームシステム =

    ・今まで『3Dのテイルズはイマイチ戦闘に練り込みが足りない』など
     ファンから叱咤激励がいくつも飛び交っていたが
     今回は2Dテイルズを含む全てのテイルズオブ作品の
     作り込みを凌駕した。圧倒的になまでに練り込まれた戦闘システムは
     プレイヤーの戦闘スタイルを無限に広げ、
     サブイベントなどのやり込み要素はシリーズ歴代最大のボリュームに達した。
     また、Xbox 360の実績システムを上手く絡め
     プレイヤーをやり込みプレイへと気軽に目を向けられるように
     最大限の配慮が成されている。
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    = テイルズオブシリーズ初、年齢が20代の主人公が新規ユーザーを獲得した =

    ・今までのテイルズオブシリーズは主人公の成長を描くことを
     中心としたストーリーが多かったが
     今回はハードがXbox 360ということで、360ユーザーに合わせ
     シリーズ初の年齢が20代の主人公を採用。
     主人公を成長させるのではなく仲間を導く主人公として
     大人でドライで少々皮肉屋だが温かみある兄貴として描かれている。
    悪い点
    ・テイルズオブシリーズにしては珍しく
     BGM関連が少々地味であったかと感じる。
     特に通常戦闘BGM、ボス戦BGMはイマイチ、しかし
     特定のボスBGM、ラスボスBGM等はしっかりと評価出来るものになっている。
    ------------------------------------------------------------
    ・3Dのテイルズは毎回そうなのだが、SE(サウンドエフェクト)が大変地味である
     もう少し迫力のある厚みがあったり重みのある音を使っても良いと思うのだが。
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    ・周回プレイで楽しませてくれるのがテイルズオブシリーズの醍醐味だが
     その割にイベントシーンがとばせなかったりする。
     ムービーシーンやアニメシーンはとばせるのだが・・・
     一応会話早送り的な機能(XボタンとAボタン同時押し続け)などは
     あるが、その早送りのスピードもイマイチな速度なので
     そこ機能をスキップ機能の代替え品として備え付けたのならば
     2Dテイルズ作品のようにもっと早送りのスピードを上げて欲しいところだ。
    総評
    以上、少々残念な部分はあるが杞憂と言っていい程度のものだ。
    現在放送されているCMの通り、顧客満足度No1、歴代最高傑作は伊達ではなく
    紛れもない事実である。
    Xbox 360オススメのRPGは何か?と聞かれれば間違いなく
    多くの人がテイルズオブヴェスペリアと答えるだろう。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 2 4 4 5
  • ティルズシリーズ完成度No.1 95
    良い点
    ・特筆すべきはロードの早さ。ハードディスクなしのXboxでプレイしているがロード時間はほぼゼロに近い感覚。本体起動して直後の1回目の戦闘だけ多少長く感じるがそれでも気にならない程度。
    ・戦闘を飽きさせない工夫が満載。
    浮かしやダウン、技・奥義・FSなど多彩な戦闘を自分で演出できる点が素晴らしい。そしてちゃんと敵に当たる。(敵に当たらずイライラする事はない)
    ・映像はメルヘンとファンタジーの中間のような雰囲気で個人的には気に入っている。また声優陣の好演にも拍手を送りたい。
    ・サブイベントも満載で「おっ!」という発見がゲーム全般に散りばめられている。
    悪い点
    ・スキルのネーミングが直感的に分かりにくい。
    ・イベント及びスキットのスキップ機能が欲しい。
    総評
    完成度はかなり高い。
    前作までに感じたシステム上の個人的な不満はほぼ解消されていた。私はヘビーユーザーなのでシステム面に目が行きがちだが戦闘周りのカスタマイズをこれほど作りこめるゲームは他には見当たらない。
    ティルズ特有のスキットの豊富さには毎回驚かされる。多少長いと感じる時があるが声優陣が演技力でカバーしてくれている。
    ライトユーザーでも音楽、グラフィック、シナリオ、キャラクター、ヘルプ機能と特に欠点は見当たらないので安心して出来るはず。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • テイルズオブヴェスペリア レビュー 85
    • 投稿者:des(男性/30代)
    • 投稿日:2008/10/02
    良い点
    シリーズ初のHD画質版ということで、今までのシリーズに比べてワンランク上の映像を楽しむことができる。また戦闘システムも今回導入された「オーバーリミッツ」「バーストアーツ」「フェイタルストライク」のおかげで戦闘の爽快感が上がっているのも特徴。ストーリーに関しては、テイルズらしい王道の日本製RPGとなっている。
    2週目などの特典に関しては、きちんと今までのシステム同様グレード引き継ぎができるので、2週目以降行けるようになる隠しダンジョンのために2週目をやる気にさせるコツが押させてある。
    ロードの早さも見所。
    悪い点
    後半一気に盛り上がるのはいいのだが、盛り上がってその後一旦クールダウンした後ラスボスの間が急展開過ぎるとは思う。
    DLCコンテンツがゲーム内のレベルアップ権ばかりでアイコンなどの根本的なものが今現在まだ実装されていないところがいただけない。
    総評
    全体として、よくまとまっていて王道に乗っ取った正当国産RPGだと思います。
    HD画質で書かれた綺麗なグラフィック、早いロード。
    これだけでも十分一度はお勧めしたいRPGです。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 3 4 4
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