このゲームの読者の評価
- 読者レビューについて
- 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
- 前のページ
- 次のページ
- Pages: 1
-
大人になったシレンで1000回遊ぶ? 75 - 投稿者:クロス(男性/30代)
- 投稿日:2008/10/08
- 良い点
- モンスターや武器、アイテムにシステムなど、新しく追加された要素がすごく多い。その上、なつかしのモンスターも多数登場したりで、ファン心がくすぐられる。他にもクリア後のダンジョンも充実しているし、やり込み要素は十分。一部のダンジョンを除いてレベル継続システムが採用されたり、難易度が選択できるなど、経験者だけでなくシリーズ初心者に配慮されているところも良い。
- 悪い点
- レベル継続や難易度選択など、シリーズ初心者に配慮された点は見受けられる。けれど、ストーリー中盤以降で装備を失ったりすると、そこから持ち直すのが結構大変だったりして、微妙な難易度調整がうまくできてないように感じた。
- 総評
- 良い点でも挙げたが、新しい要素は増えているけど、それを完全に活かしきれてないというのが全体の感想。例えば、ダンジョン内で操作するキャラクターを、アスカやセンセーに変更できることで戦略の幅は広がったけれど、操作していないキャラクターが力尽きたらダメ。という点は厳しいと思う。特にボス戦では固定ダメージの攻撃をしてきたり、ボスに異常状態が効かなかったりと、肉弾戦になりがち。全員操作でボスとうまく戦う方法もあるけれど、結局はパターン化してしまう感が強い。
ただ、細かい不満点はあれど、クリア後のダンジョンなど、なんど力尽きてもまたダンジョンに挑戦したくなる、自分が納得するまでやりこんでしまうといった中毒性は健在かと。 - プレイ時間
- -
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 3 4 4 -
期待外れでした 45 - 投稿者:L.(男性/30代)
- 投稿日:2008/10/06
- 良い点
- ■本編クリア後のダンジョン
本編が良くも悪くも普通のRPGのような内容なので、クリア後のダンジョンにはちゃんとシレンの味が残っていて安心しました。
■二刀流
時には盾を装備するよりも強力なので、装備選択の幅が広がりました。特に序盤では武器は拾えるが盾がないという場合も多いので便利です。
■腕輪が壊れない
「シレン2」以降の腕輪が壊れる仕様は個人的に煩わしくてあまり好きではなかったので、この変更は嬉しかったですね。 - 悪い点
- ■操作性やインターフェースの劣化
本作の最大の不満がこれです。前作と比べて全体的に粗が目立つ。
・ダンジョン内での移動や攻撃の動作が遅い。
・透過の度合いがイマイチなのか、マップ表示が見づらい。
・メッセージの表示が遅く、画面の動きとメッセージの同期がとれていない。
・LvUP時の無駄な動作。Lvが上がる度に動きが止まるのでテンポが悪くなる。
・壷でアイテムをまとめて出し入れする時の冗長なメッセージ。
・アイテム名入力の予測変換機能がなくなっている。
・未識別の杖の振った回数が自動で表示されなくなった。
・店での売買で「他に買い物はありますか?」の部分をbボタンでキャンセルできない。
・倉庫内のアイテムを直接「捨てる」事はできるのに「売る」事ができない。
・倉庫へ装備品を預ける時に、一番上の項目が「装備」になっている。
一つ一つは小さなものですが、それが積もりに積もってしまっています。
■仲間の仕様
些細なミスが失敗に繋がるこのゲームで仲間が一人でも倒れたら終了というのはさすがに厳しいです。作戦変更や操作切り替えなどができても、操作キャラが睡眠や金縛り、狂戦士化状態になると一切の操作を受け付けなくなるのでいざと言う時に融通が利かない。しかも人数が増えるほど操作の手間や行動の処理でテンポが損なわれるので正直やってられません。本編クリア後にメンバーを選べるようになってからはできる限り一人で潜っていました。
■本編のボス戦
状態異常が効かず、巻物や杖は無効化されてしまうのでひたすら殴り合いの消耗戦です。それだけならともかく、何の前触れもなく唐突に戦闘が始まり、何故か脱出する事も救助する事もできないので十分な装備と回復手段が用意できていないと他にどんなアイテムがあっても"詰み"ます。これはちょっと理不尽では?
■モンスターの属性
これはいたずらにランダム性を高めているだけだと思います。こちら側にとってはデメリットにしかならない上に、今までは一部のモンスターの特性だった痛恨の一撃や腹減り攻撃などの特殊能力が、同じ属性であればどんなモンスターでも使ってくるのでモンスターの個性まで薄くなってしまっています。その属性も単にモンスターの色に合わせて付けたとしか思えず、場合によってはレベルが上がるとかえって脅威が減ったりと、疑問ばかりのシステムです。
■初心者向け?
今回は新規層やライトユーザーにもアピールしているとの事ですが、その割には色々と説明不足です。「壷に入れたアイテムは普通に取り出す事ができない」なんて、このシリーズでは常識的な事でも、今までに全く触った事がない人にはわかりませんよね?普通のRPGの常識が通用しないシステムなのに、それに対するフォローがあまりにも少なすぎます。レベル継続制にして本編をRPG風にするよりも、イージーモードを用意するよりも、まずは複雑で特殊なシステムを理解してもらう為の仕組みが必要だったと思うのですが。 - 総評
- 8年振りのナンバリングタイトルなので勝手にハードルを上げすぎていたところもありますが、正直期待外れもいいところです。操作性やインターフェースなど基本的な部分が退化しているのは信じられません。何をするにしてもテンポが悪くストレスが溜まります。システムやバランスも大事ですが、やはり操作性の良し悪しはそれだけでシレンの評価を決めてしまいかねない要素だと、改めて実感しました。(もちろん、シレンに限った話ではありませんが)
もし次があるのなら、操作性とテンポの改善だけはお願いしたいですね。 - プレイ時間
- -
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 1 2 3
- 前のページ
- 次のページ
- Pages: 1
4Gamer読者レビューは,皆さんがプレイしたゲームを評価するという読者参加型のコンテンツです。投稿されたレビューは,4Gamer.netに掲載されるほか,「読者の皆さんの評価」である「GameScore」の算出に利用されます。