このゲームの読者の評価
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DSの2Dアクションゲームの傑作 85 - 投稿者:NNNUYU(男性/30代)
- 投稿日:2010/11/10
- 良い点
- まず、音楽とドットが最高です。
音楽はシリーズの名曲を数曲収録し、なおかつ数十曲あるこのゲームのオリジナルの曲も全てが雰囲気の出ている名曲揃い。
ドットは初代から続く魅力的なゴシックホラー調のドット。
ゲーム性も今までプレイしたDSのアクションゲームの中でも5本の指に入る出来。
シリーズを続けたからか、ゲームバランスや快適さという点において非常に安定した楽しさを提供してくれます。
悪魔城伝説の仲間システムの発展系とも言える新システム、「パートナーシステム」も中々に楽しい。
「2人の主人公を切り替えて操作、もう1人の主人公と協力して戦ったりする」という物なので、片方しか使わなかったりするのも、2人で協力して戦うのも有りと、従来のシステムに慣れた人にも新システムが邪魔にならないという利点も。
やりこみ度もかなり高く、サブウェポンを使い続けるとその武器を「マスター」した状態になり、より強力な技に進化する「熟練度」システムや豊富なアイテムなど、楽しめる所は山ほどあります。
さらにそれらを終えた後も飽きさせず、別のキャラクターを使えるおまけモードが3種類とかなり豊富。どれも楽しめる出来になっています。
シリーズのファンから見ると、前作の取ってつけたような無意味なタッチペン操作が無くなった事、2人の主人公の片方が久々の鞭使いだと言う点も評価できる。 - 悪い点
- ちゃちなアニメ絵が美しいゴシックホラー調のドット絵の魅力を多少落としています。
探索アクションの宿命として、「同じ場所を行ったり来たりしなければならない苦痛」というのがあります、
この作品も例外ではなく(ワープなどである程度は軽減できますが)同じ場所を行ったり来たりしなければならない所もありますね。
まあ、探索に慣れた人なら気にならない程度にですけど。
パートナーシステムも一長一短、マルチプレイの時は楽しいがシングルの時は1人だけでプレイした方がやりやすい。
主人公の一人であるシャーロットの武器の分類が本(数は10個くらい)だけの一種類なのに対して、もう片方のジョナサンの武器が鞭に両手剣にと六種類(数は50個以上)という妙な偏りがあるのは少し疑問です。
メイン武器としてはあまり使いやすいとは言えないジョナサンのサブウェポンに対してシャーロットには強く使いやすい魔法が沢山あるからいいやとでも思ったのでしょうか。
従来のファン、というかある程度悪魔城やってる人には難易度が低い所が鼻につくかもしれません。 - 総評
- 総じて、超オススメの名作です。
それはまあ、この手のゲームと相性の悪い人も居るでしょうが、私的には傑作。
イラストで忌避される事も多いですが、低い難易度や安定したシステム等から見るなら探索型の悪魔城ドラキュラシリーズに入門する一番良い作品と言えるでしょう。 - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 4 4 5
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