カプコンから10月15日に発売予定となっているWii用ソフト
「大神(おおかみ)」のストーリーや,登場するキャラの一部に関する情報が公開された。
先日お伝えしたように,本作は,古代の日本を思わせる独特の世界観や,日本画風のグラフィックスで高い評価を獲得したPlayStation 2版を,Wii向けにアレンジした作品だ。
公開された情報にはゲーム画面も含まれているので,Wii版のグラフィックスの雰囲気をつかめるだろう。
あのネイチャーアドベンチャー『大神(おおかみ)』が満を持してWiiで登場!!
ストーリー紹介
むかしむかし、
ある神さまの伝説が語り継がれていました。
その神さまは「大神(おおかみ)」と呼ばれる立派な神さまで、
風のように野を駆け、命の営みを静かに見守ったと言い伝えられ、
人々に崇め奉られていました。
ところがある夜、大神様のご加護を受け、平和なときが流れて
いた世界に、恐ろしい災厄が襲い掛かりました。
はるか昔に封印されたと伝えられる「ヤマタノオロチ」が蘇り、
草や樹、動物、人間、命もつあらゆるものが、
そして太陽さえもがあっという間に一呑みにされていまい、
世界は闇の中に閉じ込められてしまったのです。
そんな中、ただ一つ災厄をまぬがれた村がありました。
「神木村」と呼ばれるその村は、
巨大な木に宿った精霊「木精サクヤ姫」の力一杯の加護によって、
世界を襲った災厄から、かろうじて守られたのでした。
「サクヤ姫」はあまりの災厄の大きさに嘆き、
古の盟約に従い、ある神さまの復活の儀を行いました。
すると、村の守護神である「大神像」に命が宿り、
呪われた大地を照らす天つ日と共に、
伝説の大神「アマテラス」が降臨したのです。
アマテラスはすべての命を救うために
災厄を振り祓う旅を始めるのでした。
キャラクター紹介
アマテラス
百年前、ヤマタノオロチとの戦いに勝利するが、傷ついて実体を失う。
神木村の守護神像の姿を借りて現世に復活し、少しずつ力を取り戻しながら世界に命を蘇らせる旅にでる。
イッスン
旅絵師として全國行脚をしている小さな妖精。
住み着いた神木村では、口の悪いイタズラ者で通っている。アマテラスの筆調べを盗むべく、強引に旅の道連れになる。
サクヤ
神木村を見守るご神木「コノハナさま」に宿る精霊。
突然、世界を襲った災厄から村を守り、復活の儀をおこなってアマテラスを現世に呼び戻し、世界を救うことを託す。