広告企画
【PR】「ガンダムクロニクルバトライン」で,あの“一年戦争”の興奮を再び!
「ガンダムクロニクルバトライン」(以下,バトライン)は,アニメ「機動戦士ガンダム」などで描かれている“一年戦争”を題材とする,オンライン対応型カードゲームだ。
2008年12月の正式サービス開始から約半年後となる2009年6月3日以降,本作は大きな進化を遂げている。本稿では,そのバトラインの魅力やゲーム内容について,未経験者にも分かりやすく紹介していく。かつてガンダムにハマったという人は,これを機に,地上や宇宙で繰り広げられる壮大な戦いに参加してみよう。
冒頭で,バトラインを「オンライン対応型カードゲーム」と紹介した。これは簡単にいえば,リアルカードとオンライン対戦を組み合わせたゲームという意味である。
バトラインの基本プレイ料金は無料で,公式サイトで会員登録(無料)を行うと,地球連邦軍およびジオン公国軍のカードデータ計59枚がもれなくプレゼントされる。それらのカードを組み合わせて構築した「デッキ」を用い,ほかのプレイヤーと対戦していくのだ。
もちろん,そのほかにも多数のカードが用意されている。店頭などでリアルカードを購入し,PCを使ってそれらをサーバーに登録することで,デッキへの組み込みが可能となる。
バトラインで使われるカードには,一年戦争に登場するモビルスーツやパイロットがデザインされている。ガンダムシリーズのうち,一年戦争を描いた作品といえば,初代「機動戦士ガンダム」のほか,「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」「機動戦士ガンダム MS IGLOO」などがある。
バトラインでは,これらのアニメ作品に登場するモビルスーツ/パイロットのほか,プラモデルを中心に展開されてきた「モビルスーツバリエーション」(MSV)のモビルスーツもカバーされており,ガンダムが好きな人ならば,カード収集とオンライン対戦という二つの楽しみがたっぷりと味わえることだろう。
カード収集とは言っても,バトラインにはプレイを通じてカードを入手したり,初心者が手軽にデッキを構築したりするためのシステムが用意されているので,「カードをたくさん買い込まないとプレイできない」といったことはない。その点はご安心を。
さて,バトラインに用意されているゲームモードは,大きく分けて「出撃モード」「迎撃モード」の2種類である。
出撃モードでは,対戦相手のデッキ情報を,サーバーからダウンロードして対決する。もう一方の迎撃モードでは,自分のデッキ情報をサーバーに登録しておくと,自分がログアウトしているあいだ,ほかのプレイヤーがそのデッキ情報をダウンロードしてバトルを行うことになる。
つまりバトラインでは,対戦するプレイヤー同士が同時にサーバーにログインしている必要がない。
対戦とはいえ,ネットの向こうに相手がいるわけではないので落ち着いてプレイできるし,PCのスペックが低かったり,インターネット接続環境がさほど高速でなかったりしても十分楽しめる。
また,専用クライアントだけでなくブラウザ上でも遊べるので,幅広い層のゲームファンに門戸が開かれているといっていい。
ゲームの概要は以上のとおりだ。今回すべては紹介できないが,バトラインにはユニークなシステムがいろいろと用意されている。それらについては公式サイトで分かりやすく説明されているので,参考にしよう。
最初に軽く触れたように,6月3日に行われたアップデートにより,バトラインは大きな進化を遂げている。具体的には,これまで遊びづらいと指摘されていた部分が修正され,とくに初めて遊ぶ人にとって格段にプレイしやすいゲームになっているのだ。
それでは,ここからはアップデート内容を具体的に紹介していこう。これから遊んでみようと思っている人だけでなく,6月のアップデート前に遊んだという人も,ぜひ目を通してほしい。
公式サイトの構造が見直され,白を基調に,よりシンプルで分かりやすいデザインに変更された。各種機能を利用するときにはヘルプメッセージが表示されるようになっており,ブラウザ上でのデッキ編成といった操作も簡単にできる。
公式サイトがリニューアルし,スッキリとしたデザインに。以前より利便性が大きく向上している
デッキの構築もブラウザ上で行える。さまざまな情報を眺めつつ,より強いデッキを構築しよう
バトラインにおいてプレイヤーが目指す目標の一つに,特別なモビルスーツなどが利用可能となる「勲章カード」「褒章カード」の入手がある。これまで,これらのカードを入手するには「月間ランキング」で上位に入る必要があり,初心者にとって高いハードルとなっていた。
このシステムは6月3日のアップデートで大きく変更され,新たに「バトラインポイント」「ネットカードダスポイント」が導入されている。ゲームのプレイを通じて獲得できるこれらのポイントを溜めれば,「ポイント交換所」で勲章/褒章カードと交換できるようになったのだ。
バトラインポイントは,ランキングの順位に応じて獲得できるほか,出撃モードまたは迎撃モードでバトルするたびに加算される。もう一方のネットカードダスポイントは,新規カードの登録時に獲得できる。
つまり,プレイを重ねていきさえすれば着実にバトラインポイントは溜まっていく。なかなか勝てないという人でも,くり返しプレイしていれば勲章/褒章カードが入手できるのだ。
ランキングポイントに応じ,プレイヤーを「ルーキー」「ベテラン」「エリート」「エース」の四つのクラス(ランク)に分ける“クラス制”が取り入れられた。
それに伴い,同じクラスのプレイヤーをマッチングするシステムが採用されているので,まだあまり自信がないという人も積極的にバトルに挑めそうである。
またクラスが上がるにつれ,バトルを通じて獲得できるポイントが高くなっていくので,より上のクラスに進出することも大きな目標となるだろう。
ちなみに新規プレイヤーは,全員ルーキークラスからスタートする。そして月間ランキングで一定の順位以上に入れれば,一つ上のクラスに昇格する仕組み。ただし昇格しても,その後の順位によっては降格することもあるので,注意したい。
以前のバトラインは,強力なカードを数多く持っている人が確実に有利になるゲームバランスであった。なぜかというと,手持ちのカードをデッキ内にほぼ自由に登録できたからである。
6月3日のアップデートで,デッキ構築に「コスト制限」の概念が導入されており,強力なカードだけでデッキを組むといったことができなくなっている。自分のプレイスタイルに応じ,コストの制限内でどのようにデッキを構築するかが勝敗の鍵となりそうだ。
またコスト制限の導入と関連し,デッキ内のユニット数が調整可能となった。これまでは,一律20体用意する必要があったのに対し,10体から20体のあいだで自由に調整できるようになったのだ。
デッキを構築するときは,高コストのユニットを少数揃えるのか,あるいは低コストのユニットを数多く揃えるのかも考えどころである。
新たにバトラインに参戦すると,なんと59枚ものカードがプレゼントされるので,それを使って地球連邦軍とジオン公国軍のデッキが組めるようになった。無料とはいえ,中にはアムロやシャアなどのパイロットカードも含まれており,新規登録したあとすぐにバトルを楽しめるようになったのだ。
上で述べたように,バトラインの出撃モードで対戦する相手は“ダウンロードしたデッキ”なので,リアルタイムで対戦するゲームと比べればプレッシャーは比較的低い。とはいっても,「対人戦」というだけで尻込みしてしまうという人もいるだろう。
ある程度ゲームに慣れてから出撃したいという人には,6月3日のアップデートで新たに導入された「ミッションモード」がオススメだ。これは,コンピュータが作成したデッキと戦うというもので,初心者にとって良い練習相手になってくれるはず。
さらにそのバトルで勝ちを収めることで,通常のカードパックからは手に入らないカードデータが手に入ることもあるのだ。
6月6日には,「エースパイロットEdition」という,お買い得なカードパックが発売されている。このカードパックには「地球連邦軍」「ジオン公国軍」の2種類のパッケージがあり,価格は各945円(税込)。それぞれのパッケージに,カード9枚と特別部隊カード1枚,そして戦術指南書が含まれている。
特別部隊カードは,これ1枚で17枚ものメカニクスカードのデータが入手可能となるもので,戦術指南書は,遊び方やユニットの組み方が分かりやすく紹介された小冊子である。
ガンダムシリーズはテレビのほか,映画,OVA(オリジナルビデオアニメ),コミック,小説などに幅広く展開しており,数多くのキャラクターが登場する。このエースパイロットEditionにおける地球連邦軍の目玉キャラクターは,フルアーマー・ガンダムを駆使するハインツ・ベア中尉だ
このカードパックを購入すれば,新規登録時に手に入る59枚と合わせ,初心者でも十分強いデッキで戦いに臨めるだろう。また,デッキをさらに強化したいという人は,下で紹介している第3弾ブースターパック「−激動の戦線−」の購入を検討してみよう。
上で述べたように,バトラインでは,リアルカードを購入することでも,新たなモビルスーツやパイロットをデッキに投入できるようになる。
3月19日に発売された第2弾ブースターパック「−戦場は宇宙へ−」に続いて,第3弾ブースターパック「−激動の戦線−」が6月23日に発売される予定。第3弾ブースターパックには3枚のリアルカードが封入されており,価格は315円(税込)だ。
第3弾のカードは全部で94種類あり,内訳は,メカニクスカードが45種類,パイロットカードが22種類,カスタムカードが27種類となっている。
ガンダムファンとしては,どんなモビルスーツやパイロットが含まれているかが最も気になるところだが,第3弾では「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」のモビルスーツが最も多く,そのほかMSVからも数種類が登場する予定だ。
例えば,モビルスーツには「アレックス」「ジム・コマンド(コロニー仕様)」「ケンプファー」,パイロットには「クリスチーナ・マッケンジー」「バーナード・ワイズマン」などが含まれており,マニア受けしそうなラインナップとなっている。
この6月にバトラインがどんな進化を遂げたのか紹介してきたが,いかがだろうか。これから始める人だけでなく,既存プレイヤーにとっても大いに意義のあるアップデートで,個人的には,以前のバトラインとはもはや別物のゲームになった印象だ。
筆者は,以前4Gamerに掲載したレビュー記事の中で,バトラインの問題点をいくつか挙げたが,そのうち,「新規プレイヤーがデッキを構築しにくい」「実力に基づいたマッチングシステムがない」「カードを多く揃えた人が単純に強い」といった問題は,6月3日のアップデートですでに解消されているといっていい。
バトラインはオンラインで遊ぶゲームなので,今後,そのときどきのニーズに応じて新要素を追加したり,問題を解消したりするアップデートが行われることにも期待したい。
バトラインは,一度のプレイ時間が短めで,それでいてオンライン対戦の醍醐味を満喫できる,新しいタイプのカードゲームだ。ワンクリックで遊べる体験版もあるので,かつてガンダムに情熱をささげたという人はぜひゲームに触れてみよう。
- 関連タイトル:
ネットカードダス ガンダムクロニクルバトライン
- この記事のURL:
(C)創通・サンライズ BANDAI CO..LTD. 2008 All Rightreserved.