［TGS 2008＃026］「悪魔城ドラキュラ」，ハリウッド映画化決定！　ゲームの次作はXbox 360とPS3

　1986年のシリーズ1作めの発売から22年もの間，ゲームファンに愛されてきた悪魔城ドラキュラシリーズ。東京ゲームショウ 2008では，シリーズの最新ラインナップと今後の展望について，プロデューサーのIGA氏こと五十嵐孝司氏より発表があった。
　中でも最大の驚きをもって報じられたのは「ハリウッドでの実写映画化」だろう。監督はシルバン・ホワイト氏（代表作「ラストサマー3」ほか），制作は「ゴーストライダー」などで知られるクリスタル・スカイ・ピクチャーズ。同シリーズが持つゴシックホラーな世界観が，どのように映像化されるのか。こちらの展開も注目したいところ。

　また，ステージイベントでは発売を10月末に控えたニンテンドーDS版「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」の紹介デモ，Wiiリモコンを使った対戦格闘アクション「悪魔城ドラキュラ ジャッジメント」の実演も行われ，ジャッジメントの登場キャラクターが総勢13人に及ぶことがトークショーのコメントから判明。
　ベルモンド一族のヴァンパイアハンター，死神デスや魔王ドラキュラといったシリーズでおなじみのキャラクター達が時空を越えて一堂に会する，ファンにはたまらない一作といえるだろう。ちなみに，本作で初登場する「Aeon」（アイオーン）は，時を操る力を持っており，彼の力で過去のキャラクター達が集められたのだそうだ。
　キャラクターデザインは，「DEATH NOTE」で知られる小畑 健氏。「シリーズが持つ世界観に小畑氏の画風がマッチするだろうと，無理を承知で依頼したところ，氏が「ヴァンパイアもの」に興味を持っていたこともあり，快く引き受けていただけた」と，小畑氏とのコラボレーションが実現した経緯もステージでは語られた。


　ステージイベントの最後には「漆黒の闇を纏いし，呪われた血族」といったキャッチとともに，Xbox 360およびPS3で初となるシリーズタイトルの制作も発表され，ますます目が離せない同シリーズの展開。こちらの続報にも期待したい。