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[TGS 2017]「FINAL FANTASY XV」の「アクティブ・タイム・レポート TGS2017出張版(仮)」が開催。最新DLC「戦友」の最新情報や2018年提供予定のDLCの方向性が明らかに
「FINAL FANTASY XV」公式サイト
ステージでは,最初に「FFXV オンライン拡張パック:戦友」のディレクターを務める高橋和也氏より,本DLCの内容が紹介された。それによれば,本DLCは最大4人のプレイヤーが協力してクエストに挑戦する拡張コンテンツになるとのこと。クエストはオンラインマルチプレイ用のもののほか,拠点となるレスタルムを舞台にRPG的な楽しみ方ができるシングルプレイ用のものも存在するという。なおマルチプレイクエストも,AIキャラクターを使えば,実質一人で遊ぶことができるそうだ。
本DLCのストーリーは,FFXV本編におけるノクティス不在の時期を舞台としており,プレイヤーは精鋭部隊「王の剣」の一員となって戦うことになる。この時代の世界は闇に包まれているため,プレイヤーはクエストをクリアすることで各地に散らばる「メテオの欠片」を集め,発電していくのだ。そして送電することで,さまざまな要素がアンロックされていくとのこと。
クエストの報酬は,メテオの欠片のほかゲーム内通貨や素材などがあり,また,入手した素材を消費して武器のカスタマイズをすることもできる。そしてこのカスタマイズは,FFXV本編よりも自由度が増しているのだとか。
さらに送電網を広げていくと,ルシスにいる避難民を見つけることもある。彼らを街のリーダーに設定すると,報酬としてレアアイテムを獲得できたり,ショップの品揃えが変わるなどの恩恵を受けられたりする。
なおクエストに挑戦するにあたっては,参加するプレイヤーは各自が「王の加護」を選択する必要がある。王の加護は,FFXVに登場する13人の歴代王が持つ力を利用できるようになるシステムのこと。王によって得られる特性や効果はそれぞれ異なるそうだ。
よりゲーム的に説明すると,このシステムはパーティプレイにおけるロールを明確にするためのもので,例えヒーラーをやりたいのであれば回復魔法の効果範囲が広がる効果を持つ王に力を借り,タンクをやりたいのであれば敵のヘイトを集める挑発などの技が使える王の力を借りればいいというわけである。
会場では,本DLCの専用テーマソングを,FFシリーズではおなじみの作曲家・植松伸夫氏が手がけていることも紹介された。またこの楽曲は,2015年のゴスペルコンテストで優勝するなど,高い歌唱力を誇る鈴木瑛美子さんがボーカルを担当しているそうだ。会場で上映されたビデオレターでは,植松氏と鈴木さんがこの楽曲について「ゲームの枠を越えている」と表現。また収録現場で,植松氏が感動して涙を流したというエピソードも明かされた。
FFXVのコンテンツ提供は2018年も継続
続いてステージには,FFXVディレクター 田畑 端氏が登壇し,FFXVのさまざまな展開を包括する「FFXV UNIVERSE」の最新情報を披露した。
まずスマホゲームの「ファイナルファンタジーXV ポケットエディション」(PC / iOS / Android)は,多くの人が所持する端末でサクサク遊べるFFXVになるという。
その一方で「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDTION」は,ハイエンドPCで本格的にゲームを楽しむ人に向けたもので,またPCゲームということで,MODに対応する予定があると紹介が行われた。
先日配信がスタートしたスマホゲーム「キングスナイト -Wrath of the Dark Dragon-」(iOS / Android)では,発表から1年以上かかってしまったが,その分ゲームとして面白くなるよう作ったと田端氏は語る。
さらに11月21日より配信されるPlayStation VR用の「MONSTER OF THE DEEP: FINAL FANTASY XV」については,現在の技術でFFXV本編と同様のバトルをVRコンテンツとして表現することが難しかったため,世界観やキャラクターとのやり取りを楽しむコンテンツにシフトしたことが明かされた。またVRコンテンツ第2弾も検討中とのことだ。
イベントの終盤では,田畑氏よりFFXVの今後の展開についての発表がなされた。田畑氏は,まず12月配信予定のDLC「エピソード:イグニス」の単独トレイラーが,11月ころ公開される予定であることを紹介。
また本DLCは,かねてよりFFXVプロジェクトの最後のコンテンツとなるとアナウンスされていたが,その一方では世界中のファンから「今のまま終わらせないでほしい」「物語そのものを豊かなものにしてほしい」というリクエストが多数寄せられていたそうだ。
そうしたファンの声に応えるべく,FFXVチームでは2018年いっぱいFFXVのコンテンツを配信していくことに決めたという。
ただ,この決定は決して簡単なものではなく,そのために開発体制を大きく変更することで,実現に至ったものとのこと。その結果として,2018年に提供されるコンテンツは新作ではなく,FFXVのストーリーを中心に拡充していくものになるそうだ。とくに設定の説明が足りなかったり,描写不足だったりした部分を補完することで,キャラクターの生き様などを豊かなものにすることを目指すそうだ。そして2017年内には,それに向けたロードマップが公開される予定である。
なおファンとのコミュニケーションのあり方も一歩進んだものにしたいとのことで,3年にわたって配信していたアクティブ・タイム・レポートも,今回が最終回になるという。田畑氏と大藤氏は「形式は変わるが,皆さんとのコミュニケーションは絶対に止めない」とし,あらためてファンに感謝を述べてイベントを締めくくった。
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