このゲームの読者の評価
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秀逸な雰囲気を楽しめる 80 - 投稿者:ゆのひと(男性/30代)
- 投稿日:2010/05/19
- 良い点
- ・主人公は自分!
最近のスクウェア…というか日本のRPGに少ない、主人公=プレイヤーの図式。このゲームの世界にいる4つの種族と性別を組み合わせてキャラメイクをすることができる。
この要素の何が重要か。それは感情移入の度合いに大きく影響することだ。今回のストーリーは、自分が主役であることがとても大事な内容になっている。自分の体験として楽しめるかどうかで、評価は大きく変わってくるだろう。
・ゲームが得意な人も、苦手な人もOK
戦闘のバランスはどちらかというと簡単な部類に入る。適当に殴っていてもだいたい勝てるし、レベルもサクサク上がる。あまり難しいことを考えなくても進んでいくことが出来る。
ただそれだけで終わりかというと、そうではない。魔法をうまく使って戦うことで戦闘を有利に効率的に進めることが出来るし、ボスには何らかの弱点が存在していて、そこを重点的に攻撃すると倒しやすくなる。
アクションが苦手な人はレベルを上げて気軽に、得意な人はレベル上げをしなくても頭を使って戦闘を楽しめるようになっている。
・着せ替え要素がある
せっかく自分が主人公になれるということで、自由に服装を選ぶことも出来る。さすがに装備品ということで、ある程度性能に差があるものの、装備品のレベルを上げることで、愛があればキャラと装備のレベルでフォローすることができる。
・ちょっと切ないストーリーと、それに合った秀逸な音楽
詳しく書くと楽しめなくなるため、あえて内容には一切触れないことにしておくが、感情移入していればしているほど、じわじわと来るお話に仕上がっている。ただ、整合性について細かい点で気になる点は残っている。感情移入できていなければ、ちょっとチープなお話だと感じるかもしれない。
そしてこれを支えるのが音楽だ。主観で申し訳ないが、フレーズの節々にストーリーの流れを感じさせるところがある。もしこのゲームをプレイすることがあれば、一周クリアしたあとに、あちこちのBGMを聞いてみて欲しい。たぶんストーリーの全貌を見てから聞くと、さらに良いものだと感じてもらえると思う。 - 悪い点
- ・敵の魔法が凶悪
このゲームでは自分も敵も攻撃魔法の追加効果として、状態異常を引き起こすことが出来る。この中には、麻痺(移動以外の行動ができない)や凍結(何もできない)というものがある。状態異常は時間経過か回復魔法で解除される。
状態異常のうち凶悪なのは先ほど挙げたふたつで、これらにかかると、自力で回復することが出来ない。仲間に操作フォーカスを移動して治療する、仲間のAIが回復してくれるのを待つ、時間経過で回復するのを待つ、の3つの解決方法を選ぶことになる。だが、混戦ではAIには期待できない。そのため操作フォーカスを仲間に移して治療することになる。
しかし問題なのは敵の動きだ。どうやら操作キャラを主に狙ってくるようで、切り替えたら次のキャラを固められるというケースが多くあった。結局時間経過の回復を待つハメに。
・処理落ちが目立つ
グラフィックはDSで3Dを使ったゲームとしては頑張っている方で、ポリゴンは荒いもののオブジェクトの数やエフェクトなどが豪華になっている。ただ、豪華さが裏目に出て、一部マップや混戦では処理落ちでスローモーションになることがある。コマ落ちではなくスロー化なので理不尽さはないものの、やはりスムーズな動きをしている時と比べると、操作に違和感を感じてしまう。 - 総評
- どれだけ好きになれるかで、どれだけ楽しめるかが変わってくる。ゲームといえば普通、何もいわなくてもそういうものなのだが、この作品ではこれの影響の度合いが普通より大きいと思って欲しい。好きになればなるほど面白くなってくるし、好きになれなければおそらく面白くないだろう。
ただしこのゲームには、好きになれる要素が多く用意されている。主人公=自分という要素が、その代表例だろう。この世界に入り込みやすくなっているのは、出だしのポイントとして大きい。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 4 5 3 -
マルチプレイのラグが残念 75 - 投稿者:ねぼすけ(男性/40代)
- 投稿日:2009/06/12
- 良い点
- クリスタルを世界観の中心に据えた「ファイナルファンタジー」っぽいアクションゲーム。
メインで操るキャラクターは一人だが、3人のNPCキャラクターと4人パーティを組むことも可能。途中で、操作するキャラクターを変更できるので、場面場面に応じてそれぞれの特性を生かしていくような楽しみ方ができる。
基本的には簡単で、サクサク進められるため、気楽に遊べる。
ソフトを持っている友達が身近にいれば、通信で同時プレイもできるのだが、ミニクエストのようなものだけでなく、本編も一緒に進められるのが楽しい。 - 悪い点
- クォータビューで描かれた3Dのマップは、とにかくキャラクターの位置が把握しづらい。
そのためこのゲームでもっとも難しいのは、ボスキャラとの戦闘などではなく、空中ブランコみたいなのにジャンプして掴まって移動するシーンだと思う。
Wi-Fiコネクション経由のマルチプレイは、ラグがひどいことが多い(たまにマシなときがある程度)。アクションゲームとしてはけっこう致命的だと思う。 - 総評
- 最初のうちは操作方法などに戸惑うこともあるが、すぐに慣れる。
登場キャラクターも愛嬌があって魅力的なので、ストーリーへの過剰移入度も高い。
一瞬つまる場所もなくはないが、落ち着いて順序正しくこなしていけば、必ず道が開けるあたりに、作りの丁寧さを感じた。
それだけに、悪い点としてあげたジャンプの理不尽さが気になったのだが。
さくさく手軽に遊べるアクションRPGとして、わりと万人受けするゲームだと感じた。
あと、遊びながらなんとなく「ゼルダの伝説 四つの剣+」を思い出した。 - プレイ時間
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グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 3 3 3
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