Infinity Ward，「CoD：Modern Warfare 2」に関する怪情報を一蹴

　ゲームデベロッパのInfinity Wardは，先日からネット上に出回っている「Call of Duty: Modern Warfare 2」の“リーク情報”を，根も葉もないものと一蹴した。

　発端は，デベロッパInfinity Wardがネットコミュニティサイトのトゥイッター（Twitter）に開設したコーナー「＃MW2」だ。
　トゥイッターとは，チャット形式でリアルタイムに更新されていく掲示板で，例えば「今ピザを食べている」という書き込みに対し，それを読んだ人が「XXXのピザは美味しいよ」など書き込むと，それがすぐブラウザ上で反映され次々にコミュニティの輪が拡がっていくという，比較的新しい形態のコミュニティサイトだ。

　Infinity Wardは，このトゥイッターに自らのコーナー「＃MW2」を開設し，ゲーマーから広く意見を求める場としているのだが，そのコーナーに，先日「Call of Duty: Modern Warfare 2」でテストプレイをしていたと名乗る人物が，この新作に含まれるというフューチャーリストを一覧にして掲載した。
　Infinity Wardでは，すぐさまその書き込みを削除したようだが，書き込みの内容がそっくりそのままゲーム専門コミュニティサイト「NeoGAF」の掲示板に掲載されてしまい，それを読んだファンの間で噂が一気に拡まり，さらにはゲーム情報サイトにも掲載されるようになった。

　こういった事態を受けてか，NeoGAFの掲示板にInfinity Wardでコミュニティを担当しているfourzerotwo氏が登場。3月4日になって「噂は噂でしかない。こんなものを信じるくらいなら，Infinity Wardが宇宙を舞台にしたSFステルス・アサシンゲームを作っていると言ったほうがよほど信じられる」と書き込んでおり，噂の収束を図っている。