WWIIの名作シリーズをまとめて楽しめる。ドライブ，「コンバットミッション・ゴールデンパック」を12月12日に発売

　ドライブは，第二次世界大戦をモチーフとしたストラテジーゲーム「コンバットミッション・ゴールデンパック」を，12月12日に発売すると発表した。価格は8800円（税込）。


　コンバットミッション・ゴールデンパックは，「コンバットミッション ビヨンド・オーバーロード」「コンバットミッション2 東部戦線・ベルリンへの道」「コンバットミッション3 アフリカ軍団」の3本をまとめたパッケージだ。

　ビヨンド・オーバーロードは，第二次世界大戦のヨーロッパ戦線が描かれており，ノルマンディ上陸作戦からドイツ本土戦までの西部戦線が舞台。タイガー1やクロムウェル戦車など，さまざまな戦車が登場する。

　東部戦線・ベルリンへの道は，ドイツ，ソ連，フィンランド，ハンガリー，ルーマニア，ポーランド，イタリアの7か国が登場。バルバロッサ作戦からドイツ降伏までが，125本以上のシナリオで描かれている。

　アフリカ軍団は，ロンメル，モントゴメリーの両将軍が活躍した戦闘のシナリオを中心に収録。シリーズ3作目ということもあり，グラフィックスも強化され，戦車が舞上げる砂塵などがよりリアルに表現されている。


　3作とも基本システムは，ターン制とリアルタイム制をミックスさせたプロット制だ。プレイヤーと敵（CPU）は事前にすべての指示を出しておき，戦闘開始ボタンを押すと各ユニットが指示通りに動き，これを繰り返して戦いを進めていく。RTSとは異なり，操作と指示出しに速さは要求されないので，純粋にプレイヤーの戦術的なセンスが問われるシステムといえるだろう。

　さすがにオリジナル版の発売から時間が経っており，決して最新グラフィックスとはいえない。だが，ストラテジーファンから名作と呼ばれるシリーズ3作品があらためて発売され，購入しやすくなったのは意義深いことだろう。