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[E3 2010]フォーチュン・シティがロサンゼルスに出現!? カプコン「DEAD RISING 2」パーティー潜入記
会場となったのは,街の中心部から少し離れた寂しげな場所にある,レンガ作りの倉庫風の建物。しかし,その建物の前には,「Welcome to Fortune City」の看板がきらびやかに輝いていた。そう,パーティー会場は,本作の舞台である「フォーチュン・シティ」をイメージしたものとなっていたのだ。
屈強な黒人ガードマンのチェックを受けて場内に入ると,大音響の中,ステージ上で男女のダンサーがあやしく体をくねらせていた。パーティーということで食事やアルコールも振舞われ,のっけからテンションは最高潮といったところだ。
さらに倉庫裏のオープンスペースに出ると,なんとそこにはカジノが。ルーレットにポーカー,そしてクラップスといったゲームの遊戯台が持ち込まれた,かなり大掛かりな演出となっていた。
もちろん入場者は自由にプレイ可能で,入場時に渡されたお札(本物ではなくおもちゃの1000ドル札)を換金し,思い思いにゲームに興じていた。
時間制限があることや,仲間からの無線通信,“CASE FILE”と呼ばれるチャートを元にシナリオが展開していく点も同様だ。さまざまな武器を使い,バカバカしくも激しくゾンビをやっつけていく,あの独自のテイストは,もちろんしっかりと受け継がれている印象である。
試遊台では,シナリオモードの冒頭から体験できるようになっていた。“2”のウリの一つでもある,複数の武器を合成する「Combo Weapons」(コンボ武器)は,冒頭から利用できるようだ。
また,収集することで合成可能な武器の種類が増える「Combo Card」の中には,釘バットといった定番(?)から,バッテリーと鉄製熊手を組み合わせた過激な武器,さらには大きな熊のぬいぐるみと機関銃を組み合わせた,「実際どう使うの?」といったものまで含まれており,新たな武器を手に入れる楽しみも味わえそうだ。
本作は,北米地域では8月31日に発売予定となっている。実際に遊んでみた限り,かなり完成に近づいている印象だ |
娘を救うべく,ゾンビ退治に精を出す主人公チャック。合成武器が完成するたびに見せる「上出来だぜ」的なドヤ顔が,またいい |
さて,そんなふうに体験プレイに夢中になっていると,なにやらステージのほうで動きが。なんと,セクシーな衣装に身を包んだ女性ダンサー4人によるパフォーマンスが始まっていた。みるみるうちにステージ前に群がる観客と一緒に,筆者も“かぶりつき”へと移動した。そこから激写した写真をちょこっとだけ掲載しよう。
その後もハードなサウンドを響かせての生ライブ演奏が披露されたりと,まだまだパーティーは続いていたが,われわれ取材班はそこで退散。眠らない街フォーチュン・シティの夜はなんとも賑やかに更けていくのであった。
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(c)CAPCOM CO., LTD. 2010 ALL RIGHTS RESERVED.
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