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[E3 09]WiiとNDSで楽しめる「マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック」の新要素を紹介!
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印刷2009/06/05 21:25

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[E3 09]WiiとNDSで楽しめる「マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック」の新要素を紹介!

セガの開発プロデューサー 大橋修氏
画像集#001のサムネイル/[E3 09]WiiとNDSで楽しめる「マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック」の新要素を紹介!
 SEGA of Americaの「マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック」Wii / ニンテンドーDS)は,「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック」Wii / ニンテンドーDS)に続く,2大ゲームキャラクターの共演が魅力のオリンピックゲーム第2弾だ。任天堂とセガのお馴染みのキャラクター達が,アルペンスキーやスピードスケートなど,さまざまな冬の競技に挑戦するもので,Wii/ニンテンドーDSの両ハードに合わせた2バージョンがあり,2010年にカナダ・バンクーバーで開催される冬季オリンピックに先駆けて2009年10月に発売予定である。
 今回,E3会場でセガの開発プロデューサーである大橋修氏に,いくつかの競技の紹介とそのコンセプトを直接うかがったので,さっそく紹介しよう。

 なお本作では,Wii版/NDS版の両方で,ドンキーコングとメタルソニックが新キャラクターとして登場する。任天堂/セガファンはそのあたりにも注目してほしい。


 さて,まずはNDS版での競技を三つ,そして,今回新たに加わったモードである,アドベンチャーモードを紹介しよう。

アルペンスキー

 スクリーンの左右をタッチすることで左右への動きをコントロールする。ポイントは,スタートダッシュとフラッグダッシュが可能であることと,こするとクラウチングしてスピードアップするということ。これらのダッシュを組み合わせて加速していき,最速ゴールを目指すのだ。とくにフラッグダッシュは,旗門の旗ギリギリを通過すると加速するというもので,タイムを縮めるには欠かせないテクニックである。

ボブスレー

 二人乗りのボブスレーによる競技で,キャラクター二人を十字キーとボタンで同時に操作することになる。最初は,十字キーの下とBボタンで,そりを押しながらダッシュ。その後画面に表示されるコマンドを入力することで,ボブスレーに搭乗する。滑走を始めたら,十字キーの左右とA+Yボタンで左右のコントロールをしていく。この操作のタイミングがぴったりだと,画面右下のゲージが溜まっていき,ゲージがMAXになるとスピードアップする。

エクストリーム スノーボーディング

 スノーボードによるエクストリーム競技で,ジャンプ時にBボタンでさらに高くジャンプできるほか,十字キーでトリックを決められる。トリックを決めるとゲージが徐々に溜まっていき,Yボタンを2回連続で押すことで加速と障害物を破壊する特殊走行が可能になる。この加速はゲージがあればいつでも使用可能だ。またドリフトでダッシュできるギミックもあり,こちらもかなりのスピードになる。


アドベンチャーツアーズ

 これはいわゆるストーリーモードだ。クッパとエッグマンが結託して,雪を溶かして大会の開催を妨害しようと,雪の精霊を連れ去ってしまうという,お約束な展開。もちろん,そこで登場するのがマリオとソニックだ。二人がおなじみのキャラクター達から情報を集めながらミニゲームに挑戦し,雪の精霊を救っていくという内容。競技参加キャラ以外の任天堂キャラとソニックシリーズキャラとの共演も見どころだ。

画像集#002のサムネイル/[E3 09]WiiとNDSで楽しめる「マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック」の新要素を紹介! 画像集#003のサムネイル/[E3 09]WiiとNDSで楽しめる「マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック」の新要素を紹介!

 続いて,Wii版の競技を三つ紹介する。とくにフィギュアスケートは,Wiiならではといえる操作感が魅力だ。

フィギュアスケート

 曲に合わせて氷上を滑るキャラクターをWiiリモコンで操作して,華麗な技を披露していくという競技。キャラクターはとくに操作せずとも,リンク内を自動的に滑っていくので,特別なアクションが要求されるポイントで,コントローラを上方に跳ね上げるように操作してジャンプさせたり,くるくる回してスピンさせたりする。もちろん,フィニッシュもきっちり決める必要がある。両手をびしっと挙げるなど,フィニッシュのポーズに合わせた格好をすることで,ポイントが得られる。曲が六つ用意されており,その曲ごとに求められる技や難度が異なっている。

アイスホッケー

 いわゆる普通のアイスホッケーだが,こちらはパスがポイントとなっている。仲間へのパスを繋いでいけばいくほど,パックが強い光を放ち,より強力なシュートが打てるようになるのだ。最大4人プレイに対応し,協力プレイも対戦プレイも可能。競技の多くは,Wiiリモコンのモーションセンサーを利用した操作が必要だが,だが,アイスホッケーは主にヌンチャク用いる,従来どおりのゲーム的操作で楽しめる。

ドリームスキークロス

 こちらもエクストリーム系の競技で,スピードとその華麗さを競うというもの。Wiiリモコンとヌンチャクを,ストックに見立てるような感じで操作する。ジャンプ時にはコントローラを振り下ろすことで高くジャンプでき,空中で画面に表示される図柄(一筆書きの渦巻きや丸,四角など)どおりにWiiコントローラを動かすと,トリックを決めることができる。このトリックをたくさん決めるほど着地時に加速できるのだ。もちろん,狙いすぎてぎりぎりまでトリックしていたりすると逆に着地に失敗してスピードを落としてしまうこともある。またバランスWiiボードでも操作可能だ。
 なお,通常は前作のように実際のオリンピック会場をモチーフにしたステージで競技するのだが,こちらはドリーム競技ということで,シリーズファンにはおなじみの,マリオシリーズやソニックシリーズのさまざまなステージをモチーフにしたコースが用意されている。

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 Wii版では,実際の競技と似たようなアクションをすることで,キャラクターをコントロールできるようになっている。また,簡単に遊べる一方で,上級者はさらに上を目指せるように,アイテムやテクニックを駆使した遊びも可能となっている。
 またWii版では,協力プレイのおもしろさもポイントの一つ。もちろん対戦もできるのだが,ボブスレーでは4人でうまくタイミングを合わせて身体を傾けるなど,協力して遊ぶ楽しさが追求されているのだ。
 なお,各キャラクターにはパラメータが設定されており,基本スピードが速い,安定感があるなど,それぞれに特徴がある。自分のスタイルにあったキャラで遊ぶと,対戦/強力プレイもさらに盛り上がるだろう。

 なお,ここで紹介したもの以外にも,かなりの数の競技やモードが搭載される予定だ。前回の「北京」では,任天堂やオリンピック委員会がどこまで求めているか,そして,どこまで許可が得られるかという問題がネックだったそうだが,今回はゲーム開発そのものに,かなり集中できたという。各モードの作り込みも納得のいくクオリティとのことなので,前作以上に,友人や家族と大いに盛り上がれそうだ。

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