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[COMPUTEX]Cooler Master,ゲーマー向けマウス「Sentinel」を公開。ゲームデバイス総合ブランドへの第一歩を踏み出す
スクロールホイールを挟んで,写真左が解像度設定変更用,右がプロファイル変更用のボタンだ |
マウスの頭頂部にはOLEDが埋め込まれている |
トラッキング解像度は,二つのボタンにより,X軸・Y軸を独立して設定可能。ボタンのすぐ隣にはLEDが埋め込まれており,その時点における解像度設定を確認できる。また,インジケータ部にはCM Stormのアイコンが見て取れるが,これは別のもの,例えばクランのシンボルマークなどに書き換えることもできるという。
プロファイルボタンは,専用ユーティリティソフトの利用を前提とするものだ。
現在のところ,肝心のソフトウェアが未完成のため,設定内容のどこからどこまでをプロファイルとして登録できるのかは分からないが,FPSとMMORPGで,異なるセンシティビティを登録し,プロファイルボタンで切り替えられるようになっているとのこと,その実装には期待しておきたいところだ。
Cooler Masterは,Sentinel Advanceを9月ごろに市場投入すべく開発を進めており,完成の暁には,69ドル前後で販売が始まる見込みという。なお,下位モデルとなるSentinelでは,イルミネーションLEDが赤一色になるほか,重量調整機能も省かれる予定になっている。
“レーティング表示付き”のマウスパッドも7月に投入へ
また同社は,ゲーマー向けマウスの投入に合わせる形で,センサーユニットやスピード感,止まり感(=コントロール性)など,使っているマウスの個性や,ユーザーの好みに応じて表面加工を最適化したとするマウスパッド7製品を市場投入する。
ユニークなのは,ユーザーごとのプレイスタイルに応じて最適なマウスパッドを選べるよう,7製品のサイズや素材を変更し,製品ボックスに,マウスパッドの特性を示す10段階のレーティング表示がなされていること。スピードや正確性,レーザーセンサーと光学センサーのどちらに向くかが示されれているため,ボックスを見て,すぐにどれが自分に向くのかを選べるというのがCooler Masterの主張である。
同社は,Sentinelシリーズに先駆けて,7月にもマウスパッドを市場投入する予定。また,CM Stormブランドでのゲーマー向けキーボードやヘッドセットの開発も進めており,「ゲーマー向けPCケースブランド」から,「ゲーマー向け総合周辺機器ブランド」として,CM Stormの本格展開を図る構えだ。
- 関連タイトル:
Cooler Master(旧称:CM Storm)
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