つぶやく
2009/06/02 18:49ニュース
1000Wiiポイントで本格的な“王様ごっこ”が楽しめる！ Wiiウェア「王だぁ！」本日配信開始
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王様体験シミュレーションというジャンルからも分かるように，本作におけるプレイヤーの役割は“王様”だ。中世ヨーロッパ風のファンタジー世界を舞台に，プレイヤーは一国の王となり，勇者や魔王，民衆や他国など，さまざまな存在に関与しつつ，国を繁栄させていく。
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ゲームの最大の目的は“世界平和”だ。本作の世界には，世界征服を企む魔王が存在し，街を侵略したり魔物を野に放ったりといった悪さをしでかしている。これに対しプレイヤーは，勇者達に冒険のアドバイスをしたり，冒険の見返りとしてアイテムを与えたりしつつ，国産ファンタジーRPGの文法に忠実（？）な王様像を演じ，世界を平和に導くのだ。
なお，ゲーム内の時間が進むにつれて，勇者は各地で次々と誕生する。彼らは王様に謁見し，冒険のサポートをお願いしてくるが，すべての勇者を平等に扱う必要はない。また，本作に登場する勇者も，一般的なRPGのそれと同様，城のアイテムを勝手に持ち帰ろうとするので，大事なアイテムを保管しているときには，そういった点にも注意する必要がある。
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ちなみに本作では，弱いくせに強力な武器を持っている勇者から武器を取り上げたり，魔王にお願いして他国に攻め込んでもらったり，回復アイテムの販売/使用を禁止したりと，悪い王様を演じることも可能。勇者を魔王に差し出す，魔王軍に資金援助をするなどの魔王へのアシストを徹底すれば，魔王と信頼関係を築くこともできるのだ。勇者から見れば悪の手先かもしれないが，少なくとも魔王軍からは攻め込まれないわけで，悪人プレイの効果は意外とあなどれない。善の道を歩むか，悪の道に走るか，実に悩ましいところだ。
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ゲームの基本となるシミュレーション部分に関しては，比較的オーソドックスな作りで，戦略ゲームに不慣れな人でも簡単に楽しめる。兵を集めて部隊を編成し，他国に攻め込んで領土拡大をもくろんでもいいし，外交に力を入れて他国との共存を図ってもいい。
内政に関しては，一般人の中から能力のある人材を発掘/登用し，その人材を適切な部署に配置するのが基本となる。魔術研究所や武器工房，造船所などを建設し，国の商業/農業/工業を発展させつつ，国力を高めていくのだ。各部署の方針を決定すれば，部下達にその方針どおりに働いてもらうこともできるので，初心者でも気軽にプレイできるだろう。
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ファミコン/スーパーファミコン世代が懐かしさを感じるようなグラフィックスとは裏腹に，意外なほど遊びの幅が広く，遊びごたえのある“王様体験シミュレーション”。1000Wiiポイントと安価なわりに，かなり遊べるタイトルなので，本格的な王様ごっこに興味があるWiiユーザーは，ぜひ一度「王だぁ！」を試してみよう。
「王だぁ！」公式サイト
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- 関連タイトル：
王だぁ！
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(c)POISOFT
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