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2026年6月30日に配信された「スプラトゥーン レイダース Direct 2026.6.30」では,そんな本作のゲームの流れや,ブキとガジェットによる戦い方,アジトでの強化,最大4人での協力プレイなどが披露された。発売まで3週間を切ったタイミングで,ウズシオ諸島でどんな冒険が待っているのか,ようやく全体像が見えてきたといえる。
「レイダース Direct」を見て,「なるほど,今回はこういう『スプラトゥーン』なのか」とワクワクした人も多いはずだ。対戦を中心に据えてきた本編とは異なり,ブキを集め,ガジェットを組み合わせ,シャケだらけの島を探索していく。これまでのシリーズに親しんできた人ほど,気になるところは多いだろう。
そして,初代からシリーズを追ってきた筆者としては,こんなことも思っている。
――本当の「祭り」はこれからじゃなイカ? と。
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これまでの「スプラトゥーン」は,発売前に公式が少しずつ見せる新要素を追いながら,ファン同士で「これはどうなるんだろう」と語り合う時間そのものが,大きな楽しみのひとつだった。
「レイダースDirect」でゲームの骨格が見えてきた今,気になるのはむしろここからだ。
オタカラ・ハントはどんな手応えなのか。ブキやガジェットの組み合わせは,どこまで遊び込めそうなのか。そして,対戦とは少し違う形の「スプラトゥーン」は,シリーズにどんな新しい楽しさを持ち込むのか。
本稿では,「レイダース Direct」を受けて気になったところを振り返りつつ,「スプラトゥーン レイダース」を発売日までどう楽しみに待つか,そんな話をしていこう。
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「スプラトゥーン レイダース」ゲームの流れや仕組み,協力プレイなどの詳細が明らかに。最大4人でウズシオ諸島のオタカラを追え
「スプラトゥーンレイダース Direct 2026.6.30」で公開された,「スプラトゥーン レイダース」の情報をまとめて紹介しよう。すりみ連合と挑むオタカラ・ハントの流れを通して,新たなシャケたちとの戦い,ブキやガジェット,成長要素,協力プレイなどの詳細が明かされた。
発売直前の盛り上げを振り返ってみると?
たとえば「スプラトゥーン3」の発売日直前を思い出してみると,発売の1年以上前に最初のティザー映像が公開され,数か月前には具体的なプレイ映像を披露。そして発売の約1か月前にダイレクトが配信された。
ファンをじわじわと焦らしながら,少しずつ期待を高めていく。今のところ「レイダース」も,そんな流れをたどっているように見える。
「3」の発売日が近づくにつれて,公式情報を見つつ「あれはどういうこと?」「このブキ、使ってみたい!」などと語り合うことそのものが,ひとつの“祭り”になっていた。
もちろん,今回も同じような発信になるとは限らない。だが,ゲームの全体像が見えてきた今だからこそ,ここから何が明かされていくのか,気になってこないだろうか。今回の「レイダースDirect」はコース料理の前菜の,そのまた始まりのようなものかも。
「スプラトゥーン3 Direct」最新情報まとめ。先行体験イベント“前夜祭”は8月28日開催。3つの陣営に分かれてバトルする新たな“フェスマッチ”に
任天堂は,「スプラトゥーン3」の先行試遊イベントとなる「前夜祭」を8月28日9:00〜21:00に実施すると発表した。じゃんけんの「グー vs パー vs チョキ」をお題に,オンラインイベント「フェス」新要素である“3つの陣営”に分かれてバトルできるようだ。※2022年8月10日0:28,前夜祭の内容と配信で発表された情報を追記
「ワイパー」と呼ばれる新しいタイプのブキが確認できた。
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) August 12, 2022
ブキを振った遠心力で鋭いインクの刃を飛ばすことができるぞ。
「ヨコ斬り」でインクを連射できるほか、力を溜めて振れば高威力な「タメ斬り」に変化する。
緩急をつけたワイパーさばきで、華麗に相手を塗り伏せよう。 pic.twitter.com/DmnuMkee1t
オタカラ・ハントの手応えやブキとガジェットの組み合わせ,ウズシオ諸島での暮らし。「レイダース Direct」で見えたものを手がかりに,「まだこんな遊びがあるのでは」と想像を膨らませるのも楽しい時期だろう。
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ただ,そうした想像が,いつの間にか必要以上の期待や不安を煽る話になってしまうこともある。出どころの分からない未確認情報は,始めからそんなことを狙っていることだって少なくない。
まずは公式が少しずつ明かしていく情報を見て,「これは楽しみ!」「これはどうなるんだろう?」と,自分自身で一喜一憂し,周囲の人たちと盛り上がる。発売日までの“祭り”は,そんなふうに待ってみるのも楽しいのではないだろうか。
……とか言いながら,この記事であれこれ書いていることも,過去作を踏まえた期待や想像が多分に混じっているわけだが! そのあたりは話半分として読んでいただければ幸いだ。
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ハクスラ,ガジェット,それからおしゃれ。ウズシオ諸島ではどんな楽しみがまっている?
改めて今回の「レイダース Direct」を見返してみると,本作のゲームとしての手触りは,PvP(プレイヤー同士の対戦)を中心に据えてきた本編とは,かなり違ったものになりそうだ。
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まず気になったのが,ブキ集めとカスタマイズの仕組みである。本作には100種類以上のブキが登場し,同じ種類のブキでもレベルや特性によって性能が変化する。なかには特殊なパワーを持つ珍しいものもあるという。
使い慣れたブキを育てていくのもよし。より強いもの,より自分の遊び方に合うものを求めて,何度もハントに出かけるのもよし。「これだ!」という一本が見つかるまで,つい探し続けてしまいそうだ。
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メカニックはブキに加え,戦いを助けるメカ「ガジェット」を最大2つまで装備できる。ガジェット用のインクタンクには「スピード」「パワー」「テクニカル」の3系統があり,選んだタンクによって使えるガジェットも異なる。
素早く飛びかかるもの,爆発の力を使って離脱するもの,広範囲を攻撃するもの,地面を塗りながら突進するもの……と,見た目にも楽しそうなガジェットが並んでいた。ブキだけでなく,どのタンクにどの2つを組み合わせるかまで考えるとなると,遊び方はかなり変わってきそうだ。
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「スプラトゥーン3」の「サイド・オーダー」にも,プレイを重ねながら自分なりの構成を作っていく楽しさはあった。
ただ,今回の「レイダース」は,ブキを集め,ガジェットを試し,少しずつメカニックを強くして,さらに危険な場所へ向かう。そうしたRPG的な成長や,ハクスラ的なディグる楽しさに,さらに大きく寄せた印象だ。
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さらに,最大4人でのローカル通信・オンライン通信にも対応する。普段かサーモンランのバイトに明け暮れている人や,フレンドとバンカラマッチに合流して遊ぶのが好きな人なら,役割を分けたり,互いのガジェットを生かしたりしながら,ワイワイ遊べそうだ。
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そして忘れてはならないのが,おしゃれである。冒険を進めるとメカニック用のウェアも入手できるほか,シリーズのamiiboを使うことで特別なデザインのウェアも手に入るという。強さを求めてブキを掘るか,まずはお気に入りの格好を探すか。悩ましい。
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「レイダース Direct」で明かされた範囲だけでも,対戦とはまた違う形で,つい時間を溶かしてしまいそうな要素がいくつも見えてきた。最後の「今回の報告はこのあたりで」という淡々とした締め方も含め,発売までに公式からどんな話が届けられるのか,やはり気になってしまうところだ。
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はじめての人にも,ひと息つきたい人にもピッタリかもしれない
ところで,今回の「レイダース Direct」を見て「楽しそう! だけど,何か少しモヤモヤが残った」という人もいるかもしれない。少なくとも今回紹介された範囲では,本作にPvP的な「競い合う」要素はあまり見えてこなかったからだ。
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もちろん本作は,対戦を中心に据えたナンバリングタイトルとは,そもそも遊びの軸が異なるゲームだと伝えられている。ブキを集めて育て,ガジェットを試し,仲間と力を合わせてより危険な場所へ踏み込んでいく。そういうゲームだと。
それでも対戦中心の「スプラトゥーン」を遊んできた人のなかには,やはり少し物足りなさを感じる人もいるかもしれない。ガチエリアで拮抗した試合を制したときや,ガチヤグラをあと一歩で止めたときの張り詰めた感覚は,ほかではなかなか味わえないものだ。
ウデマエを競い合う真剣なやり取りが,やみつきになってしまうことには,筆者もまったく同感だ。
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ただ,そんな人にこそ,「レイダース」は対戦とはまた違う形で「スプラトゥーン」を楽しめる一本になるかもしれない。勝敗やウデマエを気にせず,今日はブキを掘る,今日はガジェットの組み合わせを試す,今日はフレンドと協力して奥地を目指す。そんなふうに,自分のペースでウズシオ諸島に潜る遊びができそうだからだ。
「今日はハードな一日だったからゆっくり休んで,対戦はまた明日」「なら新ステージをじっくり散歩したり,ギアのカタログを見てみるか」。そんな気分のときに「レイダース」はちょうどよく応えてくれそうだ。
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基本的にゲームはひとりでじっくり遊ぶものが多く,ときには友達や家族と協力ゲームを楽しみたい。そんな人にとっても,「レイダース」は気になる1本になりそうだ。
「スプラトゥーン」が好きな人のなかには,シリーズの世界観やキャラクター,ブキを手に取ったときの操作感は大好きだけれど,対戦はあまり得意ではない,あるいは普段はあまり遊ばないという人もいるのではないだろうか。
これまでの「スプラトゥーン」シリーズにも,バトル以外の遊びはたくさんあった。ただ,ゲームの中心には常に対戦があり,そこを軸に遊びのサイクルが作られていた。だからこそ,対戦そのものが少し壁に感じられて,シリーズは好きだけれど,がっつり遊び込むところまではいかなかった人もいるはずだ。
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そういう人にとって,シングルプレイ,あるいは友達や家族との協力プレイを軸に遊べる本作は,「待ってました」と言いたくなる作品かもしれない。ブキを集め,ガジェットを組み合わせ,メカニックを少しずつ育てていく。勝ち負けを気にせず,自分なりのペースで「スプラトゥーン」の世界に浸れそうだからだ。
これまで対戦を軸にしていたからこそ触れにくかった「スプラトゥーン」の世界を,今回は自分なりのペースで味わえそうだ。しばらくシリーズから離れていた人や,初めて「スプラトゥーン」に触れる人にとっても,入りやすい1本になるのではないだろうか。
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そして,これは少し筆者の期待も混じった話なのだが,未知の島を探索し,ブキを集め,少しずつ行動範囲を広げていく「レイダース」には,これまでのシリーズにあった“暮らし”の楽しさも,また違う形で感じられるのではないかと楽しみにしている。
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「スプラトゥーン」の魅力の一つとして,街でファッションを楽しみ,音楽を聴き,それぞれの生活や文化を送っているところがある。シリーズのプロデューサーを務める野上 恒氏が,かつて「どうぶつの森」シリーズのディレクターを長年務めていたことを思うと,そうした世界の見せ方にどこか通じるものを感じる人もいるかもしれない。
[CEDEC 2020]「あつまれ どうぶつの森」は伝統を守りつつも革新に取り組んだ作品。シリーズのコンセプトが語られたセッションをレポート
「CEDEC 2020」の3日目,任天堂はセッション「『あつまれ どうぶつの森』〜シリーズにおける伝統と革新の両立を目指すゲームデザイン〜」を実施した。講演では,「どうぶつの森」シリーズがどのようなコンセプトで作られたか,そして最新作「あつまれ どうぶつの森」では何を目指したのかが語られた。
メカニックとして島を歩き回り,アジトを拠点に装備を整え,すりみ連合とともに冒険を進めていく。謎の多い島での“サバイバル”な暮らしの過程で,戦いや育成だけでない,自分なりの島暮らしのような楽しさが見えてくるのではないか。
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「レイダース Direct」で見えたのは,まだウズシオ諸島での冒険の入口にすぎないはず。ブキやガジェット,すりみ連合との旅,そしてメカニックがどんなふうに島で暮らしていくのか。発売日までに公式からどんな情報が届けられるのかも含め,気になることはまだまだ多い。
というわけで,「レイダース Direct」が終わって一段落,ではない。「レイダース」は,ここから発売日に向けて,ますます気になっていくゲームになりそうだ。
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公式が次に何を見せてくれるのか。そして,ウズシオ諸島でどんな冒険が待っているのか。一緒に一喜一憂しながら,この“祭り”を楽しんでいこう。
個人的には,「レイダース」で理想のブキを掘りつつ,息抜きに「3」でガチエリアやガチヤグラを遊び,疲れたらまた「レイダース」へ……という恐るべきループが発生しそうで,今からヒヤヒヤしている。
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