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マリオの生みの親,宮本 茂氏も登場した「New スーパーマリオブラザーズWii コインバトル日本一決定戦」全国決勝大会をレポート
本作は,ファミコン用アクションゲーム「スーパーマリオブラザーズ」から続く,スーパーマリオシリーズの最新作だ。Wiiリモコンの横持ちに対応し,基本的に十字ボタンと二つのボタンだけで遊べる。Wiiリモコンを振ったり傾けたりといった,Wiiならではの操作性も盛り込まれており,老若男女に親しまれているヒット作となっている。
最大の特徴は,シリーズ初となる“4人同時プレイ”に対応したことで,メインとなるコースを4人で協力しながら冒険できるようになっている。また,マルチプレイ用の対戦モードも用意されており,本大会は,この対戦モードの日本一を決定するものだ。
同イベントでは,午前中に関東大会が実施され,その後に各地方予選を勝ち抜いてきた代表者による,決勝大会が行われた。非常にレベルの高いバトルが展開されたほか,表彰式ではなんと,マリオの生みの親である任天堂の宮本 茂氏も登場したので,本稿ではその模様をお伝えしていこう。
「コインバトル日本一決定戦」公式サイト
タッグバトルと個人バトルの頂上決戦
大人も子供も関係なしの真剣勝負!
まずタッグバトルでは,ルイージがマリオの踏み台になって高いところのコインを獲得したり,片方が出現させたコインをもう片方がすかさず獲得するなど,見事なチームワークが目立った。また,タッグバトルには年齢制限がないため,大学生VS.小学生や,親子VS.兄弟など,非常に興味深い組み合わせもチラホラ。必ずしも年齢の高いタッグが勝つというわけでもなく,まったく先の読めないバトルに会場は大興奮だった。
結果,タッグバトルでは中国・四国地区代表の児玉侑山選手と児玉洋祐選手が優勝。そして個人バトル(一般の部)では中国・四国地区代表の泉涼太選手,個人バトル(小学生以下の部)では東北地区代表の菊地希歩選手がそれぞれ,見事日本一の座を獲得した。
凄かったですね。まるでオリンピックでカーリングを応援しているかのような気分でした。ドキドキしました。こうして遊んでくれていることが,すごく嬉しいです。みんなでコミュニケーションをしながら遊んでほしいと思って作ったゲームですが,それだけだと物足りないだろうと,ゲーマー魂が騒ぐコインバトルを入れました。
このゲームは攻略するというより,みんなで遊ぶ道具として作っています。道具はみんなが使ってくれるから役に立つ。遊びもそうです。棒切れ一本でも,みんなで遊べば面白い。これからも僕らが作ったもので遊んで,より面白いものへと育てていってくれると嬉しいです。ありがとうございました!
- 関連タイトル:
New スーパーマリオブラザーズ Wii
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