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[TGS 2009]ついにベールを脱いだ人気シリーズ最新作「龍が如く4 伝説を継ぐもの」のステージイベントをレポート
イベントでは,龍が如くといえばこの人,シリーズの総合監督を務める,名越稔洋氏が登壇してプレゼンを行った。名越氏はまず「気合いの入った一作をようやくお見せできる日がきました。本日は楽しんでいってください」と挨拶。
その後トレイラーの上映を挟み,本作では,これまでの主人公である桐生一馬に加え,新たな主人公が3人増えたことが明かにされた。さらに名越氏は「主人公というくらいですから,一人一人をちゃんとコントロールして遊べるようになっています」と強調していた。
続いて,今まで黒いシルエットで表示されていた,新たな主人公である秋山駿,冴島大河,谷村正義の3人の詳細が語られた。
トレイラーでは,秋山が登場した際にお札が降ってくるというワンシーンがあるのだが,名越氏曰く「龍が如くの1作目をプレイした方なら,先ほどのシーンを見て『おっ!』っと思ったかもしれません」と述べた。龍が如くを通してプレイしてきた人ならば,名越氏の発言の意図が分かるかもしれない。気になる人は,セガブース内で上映される龍が如く4のトレイラーに注目してみるといいだろう。
続いては元極道のキャラクター,冴島が紹介された。名越氏によると,冴島は1作目で登場した真島吾朗の兄弟分らしく,真島がなぜ眼帯をしているのか,その理由も分かるかもしれないとのこと。
最後に紹介されたのは,現役の刑事である谷村正義。名越氏は「谷村は独自の哲学を持ったキャラクターです。最初は『う〜ん,どうかな』と思う部分もありますが,プレイヤーは長く見ていくうちに,彼が深いトラウマや,いろんな想いを抱えたキャラであると分かってくると思います。だんだんと魅力が出てくるキャラなんですよね」とコメントした。
続いて,龍が如く4のゲーム部分についてのプレゼンが行われ,それに併せて紹介トレイラーが流された。トレイラーは1分程度の短いものであったが,龍が如く4の新たな要素が一挙に見て取れる,非常に内容の濃いものであった。
トレイラーの上映が終わると名越氏は,「今作では主人公が4人いますが,4人はそれぞれ行動原理が違います。マップもそれによって変わっていきます。ファンの方は,なぜこのようなマップになったのだろうと感じると思いますが,それはプレイしていくうちに分かるような作りになっています」とコメントした。
その後,バトル部分に関するトレイラーが上映され,それに併せてバトルに関する説明が行われた。名越氏はまず「龍が如く4は,今までのシリーズで好評だった,手軽で爽快感のあるバトルはそのままに,バリエーションがかなり広がっています」とし,さらに「過去のシリーズの中から,さまざまな部分を磨き直しています。そういう意味でも非常に完成度の高いバトルに仕上がっていると思います」と胸を張った。
さらに,龍が如くシリーズではもはやお約束ともいえる,プレイスポットについての新情報が公開された。名越氏はプレイスポットについて「今作では,ここはこうしたらもっと面白いんじゃないかという部分を重視しました。細かいところですけど,ファンの方のご要望にはちゃんと応えています。また今回は,パチンコにも力を入れています。パチンコファンの方にも喜んでいただけるような内容になっていますので,期待してください」とアピールしていた。
ステージが一気に華やかに!オーディションで選ばれた
キャバクラ嬢7名がステージに登場
ゲーム部分のプレゼンが終わると,今度はキャバクラオーディションについての話題に。名越氏は「龍が如くシリーズは,いろんな人に支えられてここまできた」と話し,ならば一般の人にも参加してもらいたいという気持ちが生まれたのだという。
ちなみに名越氏によると,とくにキャバクラにこだわったわけではないが,キャバクラが一番分かりやすかったから,今回はキャバクラのオーディションを行ったのだという。
最終選考に残った7人がステージに登場。一人一人挨拶をして,龍が如くに出演する意気込みを語った。最後に名越氏は,「今回選ばれた女性達は,1500人という高いハードルの中から選ばれた女性達です。オーディションでは,すごく有名な方でもボコボコ落っこちていきました。そんな中,勝ち残った彼女達は,実に思い入れのある7名です。ぜひとも自分達の魅力を存分に引き出して,龍が如くを盛り上げてほしいと思います。よろしくお願いします」と締め,ステージは幕を閉じた。
ここにきて具体的な情報も公開され,うっすらとアウトラインが見えてきた龍が如く4。今回発表された新要素以外の情報も,近いうちに明らかにされるだろう。TGS 2009後もますます,龍が如く4から目が離せなくなりそうだ。
- 関連タイトル:
龍が如く4 伝説を継ぐもの
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