「ロックマン エグゼ オペレートシューティングスター」の戦闘システムが明らかに

　カプコンは，11月12日（木）に発売予定のニンテンドーDS用ソフト，「ロックマン エグゼ オペレートシューティングスター」の「バトルシステム」と「チップシステム」に関する情報を公開した。

　本作は，現実世界では主人公の光 熱斗を，電脳世界では光 熱斗のネットナビ（ネットワーク ナビゲーション プログラム），ロックマン.EXEを操って，ネットワークの秩序を乱す謎の組織“WWW”（ワールドスリー）と対決していくアクションRPG。
　電脳世界には，ウイルスやWWWのネットナビといった敵と「ウイルスバスティング」と呼ばれる戦いを繰り広げることになるのだが，今回公開された情報は，このバトルに関するものである。

　戦闘では，主に「バトルチップ」と呼ばれる戦闘用のプログラムを使用する。そして戦闘中の行動は，選択したバトルチップによって決まるのだ。
　ではまず，こうしたバトルチップの入手方法を紹介しよう。

（1）バトルでGET

ウイルスバスティング終了後，リザルト画面で入手できることがある

（2）フィールドでGET

現実世界や電脳世界に，チップが隠されていることがある

（3）ショップでGET

ストーリーが進むと，主人公達の住む秋原町に，チップショップ「ヒグレヤ」がオープン。また，電脳世界にいる「ネット商人」からも購入できる

（4）チップトレーダーでGET

チップトレーダーと呼ばれるマシーンを使って，不要なチップを違うチップに交換できる

（5）トレードでGET

ニンテンドーDSの通信機能を使って，ほかのプレイヤーとチップを交換できる。なお，ゲーム内にもチップを交換してくれるキャラクターが存在する

　バトルには，こうして手に入れたチップの中から最大30枚を，あらかじめチップフォルダに登録して臨むことになる。同一フォルダには，同じチップは5枚まで，ナビチップは全部で5枚までしか入れられないので，その後に待ち受ける戦闘を見据え，戦略的に優れたフォルダを構築しておく必要がありそうだ。


　それでは，カスタム画面を見ながら，バトルチップの選択方法を紹介していこう。

ウイルスやWWWのネットナビに遭遇したら，最初にカスタム画面で戦闘に使用するバトルチップを選ぶ。バトルチップは，「チップの名前が同じ」もしくは，「チップコード（チップに書いてあるアルファベット）」が同じであれば，最大5枚まで選択できる。なお，チップコードが「＊」のものは，どのチップとも組み合わせ可能だ。また，カスタム画面は戦闘中に溜まっていくカスタムゲージが満タンになった状態であれば，LボタンかRボタンを押すことでも呼び出せる。バトルチップを選択後，「OK」ボタンか「ADD」ボタンを押せば戦闘開始だ。ちなみにADDボタンを押した場合は，次のカスタム画面ではバトルチップが5枚追加され，最大10枚の中からバトルチップを選択できるようになる

バトルチップには，攻撃用のものだけでなく回復用のものも用意されている。戦闘中はバトルチップだけでなく，Bボタンを押して「ロックバスター」を撃って攻撃することも可能だ

　このほか，さまざまな強化プログラムを使って，ロックマン自体の能力を成長させることも可能だ。例えば，HPの強化には「HPメモリ」，ロックバスターの強化には「バスターUP」が必要となる。なお，ロックバスターの強化時には「ATTACK（攻撃力）」「RAPID（連射力）」「CHARGE（チャージ能力）」という3種類のパラメータの，いずれかを選択することになる。


　ちなみに「みんなのニンテンドーチャンネル」「DSステーション」「ニンテンドーゾーン」では，本作の体験版が期間限定で配信中だ。今回紹介したバトルシステムに直接触れてみたい人は，体験版をプレイしてみるといいだろう。


　なお本日より，本作の公式ケータイサイトでは，デコ素材や絵文字の第1弾も配信されている。本作に期待している人は，こちらもお見逃しなく。

「ロックマン エグゼ オペレートシューティングスター」公式サイト