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あの名作シューティングが蘇る! タイトー,PS3/X360「RAYSTORM HD」を2009年秋に発売。プロモムービーをUp
タイトーは本日(9月3日),PLAYSTATION 3/Xbox 360用シューティング「RAYSTORM HD」(レイストームHD)を2009年秋に発売すると発表した。価格は,PS3版が1500円(税込)で,Xbox 360版が1200マイクロソフトポイントとなっている。
基本的なゲーム性はそのままに,PS3やX360に対応したことで,アーケード用シューティングとして初めてフル3Dで表現されたグラフィックスが,より美しくリファインされている。
またRAYSTORM HDには,新たなプレイスタイルが楽しめる「R-GEAR」と,過去に発売されたコンシューマ機用移植版に登場する隠し機体をチューニングした,「R-GRAY0」の2機体が追加されており,当時ゲームセンターなどで遊び込んだという人も,新鮮な気持ちで取り組めそうだ。
なお今回,タイトーから本作のプロモーションムービーを入手したので紹介しよう。スピーディなプレイシーンがテンポよくまとめられており,RAYSTORMファンならば期待感が高まること請け合いのムービーに仕上がっている。
このゲームは…
1996年にアーケードゲームとして発売された名作シューティング「RAYSTORM」をXbox360とPLAYSTATION3という高性能現行マシンに合わせてリファインした作品です。なお本作のベースはPlayStation版となります。
RAYSTORMとは?
ロックオンレーザーを特徴とした「RAY」シリーズの第二弾。アーケードシューティングとして初めてフルポリゴンで表現された画面と3Dで躍動するロックオンレーザーはファンたちを魅了し13年経った今でも絶大な支持を保っている。現在はPS2用タイトーメモリーズやPlayStation Storeのゲームアーカイブスを通じてプレイ可能。
ゲームモード紹介
●アーケードモード
アーケード版を忠実に再現したモードです。二人同時可能(ローカルのみ)。
●エクストラモード
家庭用に再調整したモードです。BGMがアレンジ版(TANZ MIX)になっています(ZTT MIXに変更可能)。
二人同時可能(ローカルのみ)。
●13機モード <条件を満たすことでプレイ可能>
設定に忠実に13機でクリアを目指すモードです。一人専用。
●ステージセレクトモード <条件を満たすことでプレイ可能>
ステージ1〜7それぞれのステージを繰り返し遊べるモードです。二人同時可能(ローカルのみ)。
●ランキングモード
一定条件でプレイし、記録をオンライン上の世界ランキングに登録します。一人専用。
本作の特徴
グラフィック一新
自機、敵機、背景、エフェクト全てを新しく作成し直しました。新しく生まれ変わった自機やボスキャラのメカニック群は正に一見の価値がある程洗練されました。また、このリファイン作業に合わせて画面を16:9に調整致しました。
新機体登場
■R-GEAR<新規>(条件を満たすことで使用可能)
基本性能
ショット…ホーミングミサイル
レーザー…GEARによる遠隔レーザー攻撃
(最大ロックオン可能数)無制限
(最大得点倍率)196倍
ハイパーレーザー… 無し
SPアタック…一定時間無敵&高速化
解説
R-GEARの最大の特徴は機体上部に搭載した二つの大きな「GEAR」と呼ばれる武装にあります。
この機体に限ってはレーザーボタンを押しっぱなしにしている時だけロックオンできるという、他機体と異なった操作系になっており、その間にロックオンした敵をGEARが自動的に追いかけレーザー攻撃を仕掛けます。連続ロックオンはゲージが尽きるまでという時間制限がありますが、最大ロックオン数に制限がありません。但し、もしゲージが尽きてしまうと、オーバーヒートとなって一定時間GEARを分離できなくなりますので、扱いには注意と慣れが必要です。
一方ショットは唯一ホーミング性能を有し、敵を自動で狙い撃ちますので、初心者にも比較的扱いやすい部類と言えますが、連射力にやや難ありです。
なお、この機体はパイパーレーザーが使用できず、またオート操作を選択できません。
【設定】
バルカ機関がオーバーテクノロジー“LAY”の研究を始める以前に設計された機体。本機の特徴は“GEAR”と呼ばれる機体の上部に搭載した無線式のオールレンジ攻撃用兵器で、GEARを本機から分離することで、捕捉した敵を自動追尾しレーザー攻撃を仕掛けることができる。R-GRAYシリーズを量産する際に本機のパーツが多く流用されたため、外見的にR-GRAYシリーズと酷似する点が多く見受けられる。
GEARの制御法は、後にR-GRAYシリーズのロックオンレーザーを制御する“AX-11レーダー火器管制システム”に応用されたと言われるが、この段階で同時に制御できたGEARは二機までだった。それは、高出力レーザーとジェネレータを内蔵したことでGEARが大型化してしまい、一機体にGEARを二機までしか搭載できなかったためである。
また、本機には“C.L.S(Cybernetics Link System)”が搭載されていないため、パイロットには通常の人間が選抜されたが、機体の出力を最大限に引き出す“アンリミテッドモード”に耐えられるパイロットが極少数だったため、運用時にはアンリミテッドモードにタイムリミットが設定された。
他登場機体
■R-GRAY0<再調整>(条件を満たすことで使用可能)
基本性能
ショット…セミワイドショット
レーザー…ロックオンレーザー
(最大ロックオン可能数)8
(最大得点倍率)512倍
ハイパーレーザー… 無し
SPアタック…無し
解説
かつて家庭用の一部のモードで使用できた機体をベースに再調整しました。攻撃力を原作よりやや強めに調整し、さらに移動速度は全機体中最速に設定しました。しかしハイパーレーザーとSPアタックが使用できず、またオート操作も選択不可となりますので、やや上級者向けの機体と言えます。
■R-GRAY1
基本性能
ショット…ワイドショット
レーザー…ロックオンレーザー
(最大ロックオン可能数)8
(最大得点倍率)128倍
ハイパーレーザー… 複数の小爆発を起こす
SPアタック…広範囲に爆撃
解説
最もスタンダードな機体。パワーアップするとショットが横方向に広がり、また複数のロックオンレーザーがレスポンス良く発射されるので、初心者に扱い易い機体です。
■R-GRAY2
基本性能
ショット…一点集中型ショット
レーザー…ロックオンレーザー
(最大ロックオン可能数)16
(最大得点倍率)256倍
ハイパーレーザー… ブラックホール状爆発を起こす
SPアタック…広範囲に爆撃
解説
ショットが横に広がらない分扱いにくい半面、最大16か所にロックオンでき、発射した後でもロックオンの追加が行えるロックオンレーザーを持つ点から、スコア稼ぎに向いた機体と言えます。
オリジナル忠実再現
本作の特徴として大きな要素が「再現度」です。本作はアーケードモードもエクストラモードも正にオリジナルそのままの手触りでプレイすることができます。当時R-GRAY1やR-GRAY2で遊び込んだヘビープレイヤーも当時の記憶のままにプレイを楽しむことができるでしょう。また、再調整されたR-GRAY0や新機体R-GEARを使用したプレイは、RAYSTORMを再び新鮮な気持ちで楽しめることと思います。
ネットワーク対応
本作はネットワーク機能を使うことでさらに楽しめる仕様になっています。
ランキング
ランキングモードで獲得したスコアを世界ランキングに登録可能です。自分が世界で何位なのか、記録を登録することで自己の実力を測ることができます。
リプレイアップロード/ダウンロード
ランキングモードで記録したリプレイデータを、スコアの登録と同時にアップロードできます。また、世界の名プレイヤーが登録したスーパープレイをダウンロードし、自分の本体で鑑賞することができます。
- 関連タイトル:
RAYSTORM HD
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(C)TAITO CORP.1996,2010 ALL RIGHTS RESERVED.
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