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[TGS 2009]アムロが! シャアが! アーケードからの移植作「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT PLUS」のプレイレポートを掲載
バンダイナムコゲームスブースの一角で展示されていた「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT PLUS」は,アーケードで絶賛稼働中の人気対戦アクション「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT」の移植作。本作は,ガンダム全18作品の中からさまざまなモビルスーツが登場するという,お祭り的なノリもある作品だ。
またvs.シリーズは,2on2というチームバトルを念頭においたゲームシステムが大きな特徴。自機と僚機という二人一組のチームで戦っていくわけだが,双方の陣営毎に「戦力ゲージ」と呼ばれるポイント(格闘ゲームでいうところの体力バーに近い)が設定されており,それを削り合って,相手の戦力ゲージをゼロにするのが目的だ。
この戦力ゲージは,自機および僚機が撃破されるたびに減っていくのだが,面白いのは,搭乗するモビルスーツ毎に“やられた時に減るコストが違う”というところだろう。例えば,強力なνガンダムがやられるとポイントが大幅に減ってしまうが,ザクやジムなどの量産機であれば,やられてもあまり戦力ゲージが減少しないといった感じである。
そうした,ゲームのルールとしても秀逸だったvs.シリーズだが,アーケードゲームでは珍しい多人数参加型のゲームだったことも大きいだろう。ガンダムの名を冠するvs.シリーズではあるが,本シリーズのプレイヤーは,ガンダムファン以外の層が比較的多いことでも知られている。
さて,東京ゲームショウで展示されていた「NEXT PLUS」は,そんなアーケードゲームからの移植作で,PSPならではの新要素がプラスされているというもの。
会場での試遊台は全部で5台が用意されており,選択可能なモードは,アーケードのシングルプレイのみで,全8ステージ,各3面ずつが選択可能という内容になっていた。3面をクリアするか,10分経過すれば後ろに並んでいる人と交代となるわけだ。
軽くプレイしてみた感触だと,すでに確固たる人気を誇るアーケードタイトルからの移植作ということで,ゲームのクオリティに関しては間違いなく折り紙付き。体験版では確認できなかったが,PSP版には,家庭用ゲームならではのやり込み用モードも用意されているとのことなので,アーケード版を遊んだことがない人でも,むしろこれで最初に練習をしてからアーケードに参戦! ……という流れもありかもしれない。
ともあれ,ゲームとしてのクオリティは確かなので,ロボットアクションが好きだという人はチェックしておくとよいだろう。
「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT PLUS」公式サイト
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機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT PLUS
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