ニュース
AMD,Windows上で動作するAndroid向けアプリを紹介するサイト「AMD AppZone」の日本語版を公開
面白いのは,アプリと同時にインストールされる「AMD AppZoneプレーヤー」により,Android端末とPCとでダウンロードしたアプリを同期できる点だ。
現時点で,AMD AppZoneに用意されているAndroid向けアプリは約70個といったところだが,今後,数が増えてくると面白いことになるかもしれない。
日本語版AMD AppZone
####以下,リリースより####
AMD搭載デバイス上で動くAndroidアプリを紹介する
AMD AppZone日本語サイトを開設
BlueStacksとのコラボレーションにより、著名なAndroidアプリを
Microsoft Windows 7や Windows 8を搭載した広範なデバイスでの利用を実現
日本AMD株式会社(東京本社:東京都千代田区)は、AMD搭載デバイス(タブレット、ノートPC、オールインワンPC、デスクトップPC)上で動くAndroidアプリを紹介するAMD AppZoneの日本語サイトを開設したことを発表しました。AMD AppZoneは、Android向けのゲームや生産性向上アプリなどを紹介するオンライン・ショーケースであり、AMD Radeon グラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)、およびAMDのアクセラレーテッド・プロセッシング・ユニット(APU)を活用しています。
アプリのダウンロードと同時にインストールされるAMD AppZoneプレーヤーは、BlueStacksとのコラボレーションにより誕生し、これによりAMDが搭載されたWindowsデバイス上で著名なAndroidアプリをダウンロードし、シームレスに利用できるようになりました。また、自動的にAppZoneアプリを、BlueStacks Cloud Connect経由でAndroidのデバイスと同期させることができます。BlueStacks Cloud Connectは、クラウドベースのサービスで、WindowsデバイスをAndroidモバイル・デバイスの延長として、あるいはその反対でも利用することができます。
AMD米国本社の、ヘテロジニアス・アプリケーション&デベロッパー・ソリューション担当バイスプレジデントであるManju Hegdeは、次のようにコメントしています。「BlueStacksのクロス・プラットフォームのイノベーションは、Androidとx86アプリケーションのエコシステムを繋ぐ役割を果たし、開発者には新たな機会を、そしてユーザーにはより優れた体験を提供します。BlueStacksとの協業により、私たちはソフトウェア開発者がAMD製品の機能をより容易に活用し、AMDを搭載したデバイスでAndroidアプリが利用できるようになったため、多くのユーザーに素晴らしい体験を提供することが可能になります。」
また、BlueStacksのCEO、Rosen Sharma氏は、次のようにコメントしています。「私たちは、AMD AppZoneプレーヤーを裏で支えるエンジンとして、AMDのハードウェアに最適化された実績のあるソフトウェアとの強力なコンビネーションを提供します。これによりユーザーは、お気に入りのモバイル・アプリを、よりサイズの大きな、イマーシブなPC画面上で、存分に楽しむことが可能になります。また、BlueStacksのテクノロジーにより、アプリケーション開発者はコードを変更せずに、Windowsでダイレクトに動くAndroidアプリを開発することができます。このように、我々はユーザーと開発者の両方にメリットをもたらします。」
AMDとBlueStacksは、現在著名なOEM企業と協業し、今後発売予定のAMD搭載デバイスにAppZoneプレーヤーをプリインストールする予定です。
BlueStacksは、AMD Venturesにバックアップされたソフトウェア企業であり、同社のソフトウェアにより、Androidアプリをノート、デスクトップ、オールインワン、スレート、およびタブレットなどの各PCで利用することが可能になります。BlueStacksは、Rosen Sharma氏により2009年に設立されたプライベート・カンパニーであり、米国シリコンバレーに本社を置き、インド、台湾、日本に拠点を設けています。
- 関連タイトル:
AMD A-Series(Llano)
- 関連タイトル:
Radeon HD 7900
- この記事のURL:
キーワード
(C)2011 Advanced Micro Devices, Inc.