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[G★2009]mGameの新作オンラインゲーム「VALIANT」の詳細を紹介。日本にも半年遅れで登場か?
Lee氏によるとダンジョンでは,落石があったり,石球が転がってきたり,落とし穴があったり,さらには霧で先が見えない場所で突然竹の矢が飛んできたりと,さまざまなトラップが挑戦者を待ち受けているという。また,例えば正しい石像を倒せば先に進めるのだが,間違った石像を倒してしまうと鉄の扉が閉まり,先に進めなくなるといった仕掛けも用意されている。
このように本作は,ダンジョンでさまざまな罠をくぐり抜け,謎を解きながら冒険するという,アドベンチャーであるわけだ。
ダンジョンには三つのレベル(イージー/ノーマル/ハード)が存在し,ハードに挑戦するためには,ノーマルをクリアする必要がある。でも2回目以降は罠の位置を覚えておいて,敵にだけ注意すれば簡単じゃないの? ……ということは実はなく,レベルが変われば罠も変化するらしい。また,モンスターはランダムで出現するため,一度クリアしたダンジョンでも決して油断はできないようだ。
ダンジョンをクリアすると,報酬としてアイテムが手に入る。入手できるアイテムはランダムで決まり,なかにはレアなアイテムもあるらしく,繰り返しダンジョンに潜ってトレジャーハントが楽しめそうだ。
また,レアアイテムを生成するための材料が手に入ることがあるという。本作では,いわゆる生産システムとして,鉱物や材料を採掘/採集したり,モンスターから手に入るアイテムを組み合わせたりすることで,レアアイテムが作成できるという。なお,この生産システムは,オープンβテストの段階で実装されるとのこと。
次にPvP要素についてだが,本作では通常のダンジョンのほかにPvPダンジョンが用意されており,これを選択することで二つのパーティがマッチングされ,最大4人対4人の対人戦が楽しめる。
PvPダンジョンは,通常のダンジョンと同様に多くのトラップが設置されており,それを回避しつつ敵と戦うことになり,さらにプレイヤーが地雷のようなトラップを仕掛けることも可能だ。
これに勝利したプレイヤーは,PvP専用の名誉値が上昇し,一定の名誉値を得たプレイヤーには,特別な武器が与えられる。逆に負けたプレイヤーは名誉値が減少し,一定値を下回ってしまうと,その特別な武器は没収されてしまうという。名誉値は負けない限り下がることはなく,逆にどんどん上げれば,さらに良い武器が手に入るとのことなので,ぜひとも上位の武器を狙いたい。
また名誉値は,ランキングによるアイテム付与もあり,ランキングを維持するためにも,日々のPvP活動が必要になってくるわけだ。もちろん,このアイテムはランキングが下がると没収されるというから,なかなか厳しい。
このほか,召喚すると一定時間だけ戦ってくれる“傭兵”が存在する。いざというときの切り札となりそうだが,PvP戦で傭兵は利用できないとのことだ。
さて,そんな本作だが,2009年12月に1回目のクローズドβテストを行い,2010年の上半期中にオープンβテストが実施される予定。気になるのは日本でのサービス予定だが,「日本でサービスすることは間違いない」という力強いコメントをいただいた。スケジュールについては,韓国より半年ほど遅れて行われるだろうということだ。
Lee氏は最後に,「VALIANTには,コンソールゲーム的な特徴を入れました。人によっては,1980年代〜1990年代に味わった懐かしい楽しさを感じていただけるかもしれません。そういったノスタルジーをぜひVALIANTで感じていただければと思います」とコメントしてくれた。
日本では,2010年の夏頃には何らかの動きがありそうな本作。興味を持った読者は次の発表を待とう。
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