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オーバーランド,ソ連軍のアフガン侵攻を描くRTS「ナインス カンパニー」を本日発売
オーバーランドは本日(12月18日),PC向けのミリタリーRTS「ナインス カンパニー(日本語マニュアル付き英語版)」(原題,9th Company: Roots of Terror)をリリースした。販売はオーバーランドの公式サイトからのダウンロード形式で行われ,価格は3480円(税込)となっている。
「ナインス カンパニー」公式サイト
ナインス カンパニーはロシアのデベロッパであるND Gamesが開発したRTSで,テーマはソ連軍によるアフガニスタン侵攻と,それに続くいわゆるアフガン紛争。ロシアのフェドル・ボンダルチュク監督がアフガン戦争を題材に制作した映画,「The Ninth Company」(2005年)をゲームのベースとしており,プレイヤーはソ連軍の指揮官として,9年の過酷な戦争を戦っていくことになる。
映画と同じ人物がゲームに登場し,また随所に映画のカットを挟むといった演出が行われており,加えて,実際にソ連軍がとった軍事作戦に基づくミッションが登場するなど,リアリティへのこだわりはなかなかのものがあるようだ。
掲載したムービーやスクリーンショットなどからも分かるように,グラフィックスこそ標準レベルではあるが,建物や地形など,アフガニスタンを忠実に再現したものになっているとのこと。
ちなみにタイトルのナインス カンパニー(第9連隊)とは,1979年12月24日のアフガニスタン侵攻のとき,最初に進出した部隊で,その後,数奇な運命をたどったとのこと。それがどういうものかはゲームをプレイすれば分かるはずだが,今からちょうど30年前に始まった,日本ではあまり知られることのない戦争を描く異色作。興味のある人は公式サイトをチェックしよう。
- 関連タイトル:
ナインス カンパニー(日本語マニュアル付き英語版)
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