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インテル,低価格なモバイルノートPC向け超低電圧版プロセッサファミリーを発表
製品ラインナップは以下のとおり。価格はOEM出荷時の1000個ロットにおける単価だ。ノートPC向けの新たなラインナップとして,2コア2スレッド対応で,グラフィックス機能を統合したPentiumおよびCeleronが加わっている。
- Core i7-660UM/1.33GHz
- Core i5-540UM/1.20GHz
- Core i5-430UM/1.20GHz
- Core i3-330LM/1.20GHz
- Pentium U5400/1.20GHz
- Celeron U3400/1.06GHz
※上のリストで,プロセッサナンバーと規定動作クロックの下に並べてあるのは,左から順に,Intel Turbo Boost Technology有効時の最大動作クロック,コア(Core)数/スレッド(Thread)数,グラフィックス機能の動作クロック(ノートPC向けは規定/最大),PCメーカー向けの1000個ロット時単価(※小売価格とは異なる)。なお,Core i3,Pentium,CeleronはIntel Turbo Boost Technology非対応である。
このように,新たにPentiumやCeleronがファミリーに加わったことで,より低価格なモバイルノートPCが登場しそうだ。いわゆるCULV(Consumer Ultra Low Voltage,一般消費者向け超低電圧)版Core 2シリーズ搭載モバイルノートPCなどで,パフォーマンス不足を感じていた人にとっては,朗報となるかもしれない。統合型グラフィックス機能「Intel HD Graphics」の採用による,ローエンド3D性能の底上げにも期待が集まるところだ。
6月からは,各PCメーカーより,搭載製品が続々と登場するとのことなので,モバイルノートPCの購入を検討している人は楽しみにしよう。
- 関連タイトル:
Core i7・i5・i3 Mobile Processor(デュアルコア)
- この記事のURL:
(C)Intel Corporation