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マフィア梶田の二次元が来い!:第8回「さくらたんハァハァなライダーにレゾナンスするバイオレンスなカウボーイ」
ええ,カラオケボックスに集まって「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」の対戦会をやってきましたよ。スポーツでもするのかと思った人は大間違い。外でもゲームで遊ぶのがオタクってもんです。
この対戦会,声優の杉田智和さん主催で遊び仲間をかたっぱしから集めたのですが,その中に太牙ニーサン……じゃなくて,俳優の山本匠馬さんもいました。特撮ヒーローが好きな人ならば知っていると思いますが,匠馬さんは「牙狼〈GARO〉」の山刀翼(白夜騎士ダン)や,「仮面ライダーキバ」の登太牙(仮面ライダーサガ/仮面ライダーダークキバ)などを演じた方です。「杉田智和のデュクシwアイテテww」や「杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン」にもゲストとして登場したことがあるので,俺も初対面ではありませんでした。
かなりのイケメンである匠馬さん。本来ならば俺のような日陰を好む便所虫とは相容れない存在なのですが,実は中学の卒業文集に「カードキャプターさくら」のイラストを描いたことがあるという,非常にハイレベルな過去を持っています。普段はイケメンを不倶戴天の敵と憎んでいる俺でも,匠馬さんに関しては別でした。一瞬で「オレ オマエ ナカマ」状態になりましたよ。
ちなみに俺と匠馬さんは,この対戦会で初めてMGSPW対人戦をプレイしたんですが,予想以上に面白いです。かなり良くできています。持てる装備に制限があったり,ストーリー本編ではあまり使わなかった武器が役に立ったりと,対戦では一味違ったゲーム性が楽しめますよ。アドホックパーティーでもプレイできるので,ぜひ一度は遊んでみてくださいな。
それでは連載第8回。コウモリ型ベルトはないけどキバっていくぜ!
マフィア梶田の
スライディング土下座!!
RADIO 4Gamerの第8回では,レッド・エンタテインメントから7月1日に発売されるPlayStation 2用ソフト「スカーレッドライダーゼクス」を特集しました。本作は女性向け恋愛シミュレーションゲームでありながら,戦隊ヒーローもののような設定が特徴。“紅(あか)の世界”と呼ばれる異世界からの侵略者「ナイトフライオノート」と,それに対抗する戦闘部隊「スカーレッドライダー」との戦いを描いています。
プレイヤーは“第六戦闘ユニットIS”(スカーレッドライダーゼクス)の教官兼指揮官として,ライダー達との絆を深めつつ,人類の存亡をかけた戦いに身を投じていくことになります。
ちなみにライダー達は,「サブスタンス」と呼ばれる紅の世界の住人と融合することにより,スカーレットライダーに変身(レゾナンス)できるという設定なのですが,そのサブスタンスのひとりである「リッケンバッカー」を,RADIO 4Gamerのメインパーソナリティである岡本信彦さんが演じています。かなりエキセントリックなキャラクターなので,必見!
番組ではゲストとして,本作のシリーズ構成を担当した脚本家の佐藤大さんをお招きし,制作に関するお話を色々とうかがいました。
初のクリエイターゲストとなった佐藤さん,ラジオの経験はあまりないとのことでしたが,これがどうして喋る喋る。怒涛のマシンガントークでこちらが口を挟むヒマすらないくらいでした。非常に濃いお話が聞けた反面,編集点がほぼないので番組スタッフは相当苦労したでしょうな。
本作は女性向け恋愛シミュレーションゲーム,いわゆる乙女ゲーではあるのですが,話を聞けば聞くほど,男性でも楽しめる作りになっていることが分かりました。佐藤さん自身がヒーローもので育った世代らしいですから,しっかりツボを押さえているんですよね。サブスタンスやスカーレッドライダーのデザインも,凄まじく気合が入っていてカッコイイです。番組ではあまりプレイできなかったので,発売されたらぜひとも遊んでみたい一本ですねぇ。
ああ,そうそう。超A&G+では毎週RADIO 4Gamerのあとに,声優の豊崎愛生さんが「豊崎愛生のおかえりらじお」という生放送番組をやっているんですよ。そんな事情もあって,番組内で豊崎さんの話題を出したり,向こうでもラジガメについて触れてくれたりしていたのですが,なんとこの第8回放送で,豊崎さんからビデオメッセージが届きました。
見ました? アレ。プレイしたいゲームが「DefJam ICON(デフジャム アイコン)」だとか,ルービックキューブを人の頭に見立てて壁に打ちつけたりとか,もうどこからツッコめばいいのやら分からない感じになっていましたよね。あと,何で豊崎さんは俺のことを下の名前で呼ぶの? 面識ないんですよ? 恐らく向こうの番組スタッフの陰謀でしょうが,ひとこと言わせてもらいますよ俺は。俺がそんな程度で喜ぶと思ったら……思ったら……大当たりだよこの野郎ありがとうございましたァ!! 豊崎さん,いつかRADIO 4Gamerにゲスト出演してくださいね! むしろ俺が「おかえりらじお」に“メガブーストただいま”で乗り込むと言ったら,ラジガメスタッフの偉い人に「手段を選ばず止める」と真顔で宣告されたので。無念。
マフィア梶田の
Let'sパリイorディフレクト
最近,Rockstar GamesのPlayStation 3 / Xbox 360向け最新タイトル,「Red Dead Redemption」(レッド・デッド・レデンプション)の輸入版を買いました。本作は西部開拓時代のアメリカを舞台とした,オープンワールドタイプのアクションアドベンチャーゲームです。まぁ簡単に言うと,西部劇版の「グランド・セフト・オート」(GTA)ですわ。日本版の発売に関する詳細は,まだ正式に発表されていない本作ですが,その魅力を一足先にちょびっとお伝えしていこうかと思います。ゲームの性質上,ちょいとバイオレンスな表現が多いので,苦手な人はご注意を!
主人公は元アウトローのJohn Marston。悪事から足を洗い,家族と平穏な生活を送ろうと決めた矢先に,連邦捜査官の手によって妻と子供を人質に取られ,かつての仲間達を捕らえるか,あるいは殺せと命じられる……というのが本作の導入ストーリー。GTAでも刑事に脅されて汚れ仕事やらされたりしましたし,Rockstar Gamesの作品には,こんな感じの“国家権力許すまじ”なシナリオが多いですよね。
ちなみに,2005年に発売されたPlayStation 2 / Xbox用ソフト「Red Dead Revolver」の続編にあたる本作ですが,設定的な繋がりはほとんどありません。前作をプレイしていなくてもまったく問題はないでしょう。
Marstonの顔には「Red Dead Revolver」の主人公を彷彿させる傷がありますが,同一人物ではありません。スタッフの遊び心でしょうな。
基本的にはGTAライクな三人称視点のアクションゲームで,Rockstar Gamesらしい自由度の高さが大きな魅力です。カウボーイらしく馬に乗って広大な荒野を駆け,ハンティングに興じるも良し,賞金首を追うバウンティハンターとして生きるも良し。もちろん強盗などの外道に走ることも可能で,その場合は自らが賞金首として追われるようになります。
なお,俺はこういうゲームを遊ぶ場合,必ず悪漢プレイをします。今回も派手な強盗を繰り返していたら,あっという間に懸賞金が跳ね上がりまして……追われ続けるスリリングな毎日を送っていますよ。
本作で特徴的なのは,なんといっても投げ縄を使用するアクション。動物を捕えたり,人を縛り上げて馬で引きずり回したりなど用途はさまざまで,実に面白いシステムですわ。
また,縛り上げた人は線路に放置することも可能。当然列車に轢かれればとんでもないことになります。残酷っちゃあ残酷ですが,実際にプレイしていると,(質の善し悪しはともあれ)ギャグにしか見えません。俺自身はこういうの嫌いじゃないんですが,日本版ではまず間違いなく修正が入る部分でしょうな。こればかりは仕方がない。
本作に関しては,いずれレビュー記事なども掲載されると思うので,俺が語るのはこれくらいにしておきますが,西部劇が好きなら絶対プレイするべきですよ。こんなに出来の良いゲームはそうそうないです。細かなバグがあったりしますけど,個人的にはそういう部分も含めて洋ゲーが好きで,笑って許しちゃいます。
英語が分からなくても大丈夫! 俺も英語は,オンライン対戦などでよく使われる下品な言葉くらいしか理解できませんが,楽しく遊べています。本作のストーリー面に関しては,日本版が発売されたらじっくり楽しむ予定ですわ。
では,荒野が俺を呼んでいるのでまた来週。銃を向けられるたびに5セントもらっていたら,今ごろ大金持ちだぜ。
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スカーレッドライダーゼクス
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Red Dead Redemption
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(C) 2005-2011 Rockstar Games, Inc.
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