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充実のシングルモード搭載! 「電脳戦機バーチャロン フォース」,ただの移植に留まらない,数々の新要素が明らかに
2001年のアーケード版稼働開始以来,初の移植となる本作では,アーケード版の要素に加え,ただの移植に留まらない,さまざまな新要素が追加されている。本稿ではその新要素を中心に紹介していこう。
「電脳戦機バーチャロン フォース」公式サイト
バーチャロン フォースとは?
巨大ロボット(バーチャロイド)による2対2のチームバトルが特徴のアーケードタイトル。
2001年に稼働を開始して以来、現在でも根強い人気を誇る。
シリーズ初となる「2on2バトル」に加え「リーダー制」「レスキューダッシュ」などの新要素を搭載し、個人の操縦技術+仲間とのコミュニケーションが重要となる戦略性の高いゲーム。
カトキハジメ氏の手によりデザインされたバーチャロイドはシリーズ最多の機体数が登場。
カラーバリエーションも数多くあり、本作の魅力の一つとなっている。
待望のオンライン対応!
コンシューマ版の独自要素の一つめは,なんといってもこのオンライン対応だろう。Xbox LIVE アーケードにて,2009年4月に発売された前作「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム ver.5.66」(以下,オラタン)に引き続き,本作ももちろん,Xbox LIVEによるオンライン対戦に対応している。最大4人までの対戦はもちろん,フレンドと一緒にミッションクリアを目指す協力プレイモードも搭載。フォース最大の魅力である,連携プレイを思う存分楽しめる。
アーケード版にあった「人数を揃えるのが大変」という制約を,オンライン対応によって克服した本作は,もしかすると「バーチャロン」シリーズ最強のタイトルといえるかも?
シングルプレイも充実
シリーズ最多の機体を「ミッションモード」で手に入れろ
フォースといえば,登場機体の豊富さも大きなウリの一つ。アーケード版では独自のカードシステムと「VO4ターミナル」により,プレイに応じて新機体が支給されるシステムだったが,コンシューマ版ではここにも手が加えられている。それが今回の新要素「ミッションモード」だ。
ミッションモードとは,さまざまな条件のミッションをクリアしていくシングルプレイモードのこと。本作ではこれをクリアすることで,機体を集められるという仕組みになっている。アーケードの最終バージョンである「ver7.7」をベースとし,レア機体を含む登場数はシリーズ最多の91機。コンシューマ版では,その全てを手にすることができる。
またそのほかアーケード版に存在した,自動操縦時の僚機のAI育成も,もちろん搭載されている。攻撃重視,防御重視,チームプレイ重視など,さまざまな育成が可能なAIを,自宅でじっくり育ててみるのもいいかもしれない。
まだまだあるぞ,新要素!
そのほかにも,まだまだ新要素は盛りだくさん。一部既報のもの含め,合わせて紹介していこう。
まずXbox 360への移植ということで,画面は16:9のHD画質へと拡張された。これは掲載しているスクリーンショットを見れば一目瞭然,視界が広がっていることが分かるはずだ。
対戦モードはオンラインのみならず,画面分割による対戦をサポートする。2on2が基本の本作では,画面も4分割となる。一般的な家庭(?)ではあまり機会がなさそうな気もするが,一つの画面の前に4台のツインスティックが並ぶ光景は,ちょっと見ものかもしれない。
ただし,同製品はプレオーダー制による受注生産だったため,現在は入手できないのが難点。今回のフォースに合わせて再販されるといいのだが……。
ストーリー
「火星戦線ニ 異状アリ」
予兆は見過ごされていた
かつてのテラフォーミングは 事業なかばで放棄され
辺境の星の記憶は 夢物語として消え去った
電脳暦VCa8
マーズ・クリスタルの発見がすべてを変える
見捨てられた赤の大地は
バーチャロイドの疾駆する動乱の舞台として
歴史の闇から甦り
よどむ時の流れをかき乱す
やがて一連の抗争は「木星継承戦争」と呼ばれるようになり
その後の人類の命運を決する一大転機になった
製品概要
電脳戦機バーチャロン フォース
CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON "FORCE"
Xbox360 専用ソフト
ジャンル:3Dロボットアクション
価格:未定
今冬発売予定
対応予定周辺機器:ツインスティックEX
「電脳戦機バーチャロン フォース」公式サイト
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電脳戦機バーチャロン フォース
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