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[E3 2010]30年かけても食べつくせない楽しさ。「パックマン」30周年カンファレンスレポート
アーケードゲームの初代「パックマン」の稼動から30周年を迎えた5月22日からは,Googleのトップページにパックマンをモチーフにした,実際に遊べる記念ロゴが掲載された(関連記事)。このロゴで久々にパックマンをプレイし,その楽しさを再確認したという人も多いのではないだろうか(ちなみに,「こちら」のページには,引き続き記念ロゴが掲載されており,実際にプレイできる)。
今回のカンファレンスでは,パックマンの30年の歩みを映像で振り返ったあと,今後リリース予定の新作が発表された。そのほとんどの作品がプレイアブル展示されており,会場に集まった人々は大いに楽しんでいる様子だった。
それでは,今回のカンファレンスで発表されたタイトルを順に紹介しよう。
会場の外では巨大パックマンがお出迎え。通りすがりの親子連れが,パックマンの前で記念撮影を行う姿も見られた |
会場で用意されていた料理の中には,クッキーとフルーツが。これはもしや,パックマンにちなんだメニュー……!? |
建物の床には,“隠れパックマン”や“隠れオバケ”の姿が(隠れてないって?) |
Twitterとも連動する「PAC-MAN REBORN」(モバイル)
携帯電話向けの無料ソーシャルゲームで,自分のパックマンに餌を与えて育成するという内容だ。Twitterとの連動で,友達と一緒に楽しめる。日本ではすでに,βテストが5月から実施されている。
さらなる新コース/ゲームモードを搭載した「PAC-MAN CHAMPIONSHIP EDITION DX」(Xbox 360/PlayStation 3)
「PAC-MAN Championship Edition」は,もともと世界大会の決勝戦用に作られたというタイトルだが,今回発表された“デラックス版”は,それでも遊び足りない人向けの一作だ。
100以上の新コースや,さまざまなゲームモードが追加されている本作は,Xbox LIVEアーケードやPlayStation Networkを通じて2010年秋から配信される予定となっている。
本作は残念ながらプレイアブル展示されていなかったが,腕に自信があるという人は,今からトレーニングしておこう。
4人対戦がめちゃくちゃアツい! 「PAC-MAN BATTLE ROYALE」(アーケード)
対戦ルールそのものはオリジナルの「パックマン」に似ており,ごくシンプルながら,実際に遊んでみると非常に白熱する。たとえ実力差があっても,運次第で勝敗の行方は大きく変化するうえ,プレイ時間がとても短いので,ついアツくなってレバーを握る手に力が入ってしまった。
会場では,プレイヤーだけでなく,ギャラリーもかなりの盛り上がりを見せていた。きっと,ゲームセンターで人気を集めることだろう。
45種類以上のミニゲームに加え,懐かしい作品も収録された「PAC-MAN PARTY」(Wii)
「BATTLE ROYALE」が外でワイワイ楽しむためのゲームなら,家で盛り上がるのにうってつけの作品がこちらだ。本作には,パックマンをモチーフとする45種類以上のミニゲームが収録されているほか,オリジナルの「パックマン」や「ディグダグ」,「ギャラガ」といったナムコ作品も楽しめる。
カジュアルなゲームで仲間達と盛り上がったあとは,懐かしのゲームを一人でじっくり楽しむというのもアリだ。
新旧ナムコキャラが入り交じる「PAC-MAN KART RALLY」(モバイル)
携帯電話向けのレースゲーム。画面を見ると,どうやらパックマン以外にもナムコキャラが多数ゲスト出演しているようだ。
カンファレンスの最後には,来場者に3Dメガネが手渡され,30周年を記念するスペシャル3Dアニメが上映された。立体になって活躍するパックマンの勇姿に,会場は歓声と拍手に包まれていた。
- 関連タイトル:
PAC-MAN Championship Edition DX
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PAC-MAN PARTY
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(c) 2010 NAMCO BANDAI Games Inc
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