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[E3 2012]ダンテだけでなく,ゲームシステムにも潜む「天使と悪魔」とは。「DmC Devil May Cry」の試遊レポを江城Pのプレゼンとともに紹介
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印刷2012/06/07 23:15

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[E3 2012]ダンテだけでなく,ゲームシステムにも潜む「天使と悪魔」とは。「DmC Devil May Cry」の試遊レポを江城Pのプレゼンとともに紹介

 E3 2012のCapcomブースにプレイアブル出展されていた,デビルメイクライシリーズの最新作「DmC Devil May Cry」PlayStation 3 / Xbox 360 / PC)のプレイレポートをお届けする。
 本作は,主人公・ダンテの野性味あふれるビジュアルをはじめ,従来のシリーズ作品から大きく雰囲気を変えたことで話題を呼んでいるタイトルだ。では,プレイフィールのほうは,何が変わったのだろうか。あるいは,何が変わってないのだろうか。実際に触ってみたその感触を,本稿ではプロデューサーの江城元秀氏のプレゼンテーションの内容と共に,お伝えしていこう。

画像集#003のサムネイル/[E3 2012]ダンテだけでなく,ゲームシステムにも潜む「天使と悪魔」とは。「DmC Devil May Cry」の試遊レポを江城Pのプレゼンとともに紹介

「DmC Devil May Cry」公式サイト


 まずはプレイアブルデモの内容から。今回プレイできたステージは,ヨーロッパ風の街並が舞台で,主人公のダンテが謎の少女を追いかけながら,道中に現れる敵を倒していく,という内容だ。

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 基本的な攻撃は[Y]ボタンや[A]ボタンで長剣,[X]ボタンで二丁拳銃と,従来シリーズからそれほど大きな違いはない。
 しかし,今作のダンテは天使と悪魔の間に生まれたハーフという設定になっており,攻撃にもそれを反映させたものがある。それが[LT]トリガーで使用する「エンジェルモード」と,[RT]トリガーに割り当てられた「デーモンモード」だ。
 エンジェルモードでは,長剣が青色の鎌に変わり,スピード感あふれる攻撃が可能になる。一方,デーモンモードは武器が赤色の斧になり,パワフルな攻撃が繰り出せるのだ。

 デモプレイ中には,画面下部にデーモンモードやエンジェルモードで攻撃せよという指示が頻繁に表示され,言われるままに切り替えてみると,これまでなかなか倒せなかった敵が楽に倒せるようになった。どうやらそれぞれのモードごとに,適した相手があるようなのだが,このときはまだ画面の指示に従う以外に,それを見分ける方法が分からない。結局あとで(江城氏のプレゼンテーションを聞いて)明らかになったのだが,これは敵の色で見分けるのだという。
 本作では同じ形でも色違いの敵が出現することがあり,その場合は青色の敵はエンジェルモード,赤色の敵はデーモンモードでないと倒せないようになっているとのことだ。
 プレゼンテーションでは,このシステムと同じように,床の色が赤と青に変わるステージも紹介されていた。床が赤色のときはデーモンモード,青色のときはエンジェルモードにならないとダメージを受けるというわけだ。

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 さらに攻撃以外でも,エンジェルモードとデーモンモードの使い分けが必要になる場面はある。[LT]トリガーを押しながら[X]ボタン,または[RT]トリガーを押しながら[X]ボタンを押すと,どちらもワイヤーのようなもので目標物を捕まえられるのだが,エンジェルモードの場合は,捕まえたあと目標物に向かって跳躍し,デーモンモードの場合は目標を引き寄せるという違いがある。
 高いところへ飛び移りたいときはエンジェルモード,足場をなどを引っ張って,壁から引きずり出すようなときなどは,デーモンモードを使う,といった具合に使い分けていくのだろう。
 
 このほかでは,シリーズ定番のパワーアップ能力である「デビルトリガー」も見逃せないところだ。左右のアナログスティックを同時に押し込むと,周りの敵が一斉に空中に浮いて攻撃し放題になる。ダンテの姿が白髪に赤色のコートという,シリーズのファンにはおなじみのスタイルになり,雰囲気を一新させながらも,こういうところに従来シリーズの懐かしさを残しておくあたりは,なかなか心憎い配慮だ。
 
 プレイアブルデモは,ダンテが少女を追いかけながらたどり着いた教会が崩壊し,ジャンプ中に[LT]トリガーで発動するブーストを駆使して脱出する,というシーンで終わる。筆者はてっきり最後にボスが出てくるものだと思っていたので,そこはやや拍子抜けしてしまったのだが,ここまででも本作のプレイフィールは十二分に伝わったのではないだろうか。



プロデューサー 江城元秀氏
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 試遊後に行われた江城氏のプレゼンテーションでは,このほかゲームの中盤,悪魔が経営するクラブにダンテが乗り込んで,悪魔達と一戦交えるというシーンも紹介された(上に再掲したムービーを参照のこと)。ちなみにクラブなど,一風変わった場所がステージに選ばれていることについて江城氏は「世界観を表現するため。これ以外にも特徴的なステージを用意している」と語っていた。

 江城氏によると,本作ではプレイヤーにちょっと考えさせるような戦闘を目指したという。例えば空を飛んでいる敵はまず銃で翼を撃って,落ちてきたところを剣などで攻撃すると効果的だったり,大型の敵には背中側が弱点となっているものもいたりするなど,いつも同じような攻撃方法を取っていたのでは簡単に進めなくなっているようだ。
 また,このクラブのステージでは,敵から「30秒以内に敵を倒せ」などといったミッションが次々に与えられることも紹介された。これも,戦闘に変化をつけるための仕様だろう。
 
 これは試遊時にも思ったことだが,本作はシリーズ作品の色を残しながらも,「天使と悪魔の子」という設定が,しっかりとゲームシステムに反映されているのが面白いと感じられた。その背後には,ゲームとして新しいものを作りたいという,開発陣の意気込みがあるのは間違いない。
 ただ外見の変化だけにとどまらず,スタイリッシュアクションの新たなステップを目指す本作。2013年1月の発売が,今から楽しみなタイトルだ。

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「E3 2012の特設ページはこちら」

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