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海外でも高評価の「ルセッティア 〜アイテム屋のはじめ方〜」,同人ゲーム初のSteam版が日本からも購入可能に
Steam「ルセッティア」販売ページ
「ルセッティア」公式サイト
本作は,2008年春にインディーズゲーム(同人ゲーム)として発売され,高い評価を得た経営アクションRPG。主人公は父親の借金を抱えてしまった少女,ルセット。プレイヤーは借金を取り立てに来た妖精のティアと共にアイテム屋さんを経営し,少しずつ借金を返済していくことになる。販売するアイテムの仕入れから値付け,果てはお客との値段交渉までと,アイテム屋の経営にまつわるさまざまな要素が盛り込まれており,また仕入れのためにダンジョンに潜ってアイテムを探すアクションRPGの要素も備えている。詳細については,連載「インディーズゲームの小部屋」で紹介した以下の記事に詳しいので,合わせて参照してほしい。
インディーズゲームの小部屋:Room#36
「ルセッティア〜アイテム屋さんのはじめ方〜」
Steamでの販売については,ローカライズを担当したcarpefulgurにより「RECETTER -An Item Shop's Tale-」のタイトルで,2010年9月からスタートしていたものの,日本からは購入できなかった。今回はSteamとの協議の結果,ようやく日本から購入できるようになったとのことで,晴れての凱旋となった形だ。
現在のところ,海外メディアからの評価も高く,発売から4週間での海外での販売数は,日本の同人流通での販売本数を軽く超える2万6000本(Steam/Impulse/GamersGate合計)で,まだまだ増え続けているという。
現在販売中のSteam版「ルセッティア」は,英語/日本語の多言語対応とのことなので,本作を未プレイという人は,この機会にぜひプレイしてみよう。なお10月22日までは,日本発売記念の10%OFFセール(17.99ドル)中だ。
ちなみに日本の同人ゲームがSteamで販売されるのは,これが初とのこと。この調子でSteam対応タイトルがどんどん増えてくれると,同人ゲームファンにとっては嬉しい限りである。
- 関連タイトル:
ルセッティア 〜アイテム屋のはじめ方〜
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