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Bigpointが「Drakensang Online」の制作を発表。ドイツ生まれのRPGシリーズ,「Drakensang」がMMORPGへ
「Drakensang Online」公式サイト
The Dark Eye(Das Schwarze Auge)は,1984年にドイツのSchmidt Spiel & Freizeitが開発したテーブルトークRPGで,過去に何度もゲーム化されてきた,とくにドイツでは人気の高いシリーズだ。2008年にはベルリンを本拠にするRadon Labsが独自のゲームエンジン「Nebula Technologies」を利用して,Drakensang: The Dark Eyeを開発し,dtp Entertainment(北米ではTHQ)から発売された。ヨーロッパでは「The Witcher」や「Baldur's Gate」などと並ぶ,大人向けの正統派RPGとして人気を獲得した。
新たにBigpointが制作を行うDrakensang Onlineは,Drankensang: The Dark Eyeと同じRadon Labsが開発を担当しており,基本料金無料のFree-to-Play型ブラウザゲームになるとされている。ただし,メディア向けに配信されたプレスリリースには,どのようなルールになるのかなど,詳しいことは書かれていない。
Bigpointは,長らくオンラインゲーム専用のポータルサイトを運営しており,現在,欧米を中心に約1億5000万アカウントを誇る,ヨーロッパ最大規模のパブリッシャの1つに成長した。同社の提供するゲームのほとんどは,Free-to-Playスタイルを採用しており,ヨーロッパにおけるFree-to-Playビジネスモデルの先駆的なメーカーでもある。
- 関連タイトル:
Drakensang Online
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