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PROTOTYPE 2

PROTOTYPE 2
公式サイト http://www.prototypegame.com/
発売元 Activision Blizzard
開発元 Radical Entertainment
発売日 2012/04/24
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このゲームの読者の評価
80
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  • Pages: 1
  • 正統進化 80
    • 投稿者:Gelgel(男性/20代)
    • 投稿日:2012/08/04
    良い点
    ・手軽に爽快感のあるアクションが楽しめる
    やはり本作と言えばこれに限るでしょう。
    敵を、もしくは罪もない一般人をBlacklightウィルスの圧倒的パワーで蹂躙し、存分に暴れまわることができます。
    ドッジと防御が追加されたことにより、感染者や詳しくは書けませんが「進化種」との戦闘にバリエーションや戦略性が生まれています。
    さらに同時に2種類の特殊能力を使えるので自分でよく使う物を選んでおけばいちいち切り替える必要もなくなったことも高評価です。
    今作からただ敵を殲滅するだけではなく存在を発覚されずに目的を遂行するステルス風の要素も追加されましたが、あくまで「ステルス風」でゆるい難度設定になっているのでイライラすることもないでしょう。

    そして忘れてはいけない爽快な移動システムも健在です。
    初めはびっくりするほどモッサリしていて「あれあれ!?」と思いましたが、後述のMUTATIONで移動関係のスキルを取得していくことでどんどん快適になっていきます。
    最終的には前作以上のスピード感をダイナミックに楽しめるようになり、ただ移動するだけでも相当面白いです。
    操作体系も遊びやすく改善されており、いわゆる無双系にあたる爽快なアクションを存分に楽しめるでしょう。

    ・前作に比べマップが広大になった
    今作ではマップが軍によって管理されているグリーンゾーン、大量の難民が押し込められてスラム化しているイエローゾーン、感染者との終わりなき戦闘で荒廃しきったレッドゾーンの3箇所に分かれ、広さも単純に3倍になっています。
    それぞれ特徴や雰囲気が異なり街を探索するのが楽しく感じました。
    前作ではクリア後はマップ全体が感染者に溢れた状態のみになっていましたが、上記のとおりクリア後も平和?なマップでも行動できるのも高評価です。

    ・ストーリーミッションがバリエーション豊か
    この手のオープンワールド系のゲームではミッションが短調になりがちですが、本作ではストーリー進行に伴っていいタイミングで敵の種類を増やしたり、いろんな状況での戦闘などが発生したりしてそれをうまく回避できています。
    またミッション中、要求された条件を満たすことで経験値ボーナスを貰える要素もあるため、似たような内容のミッションも別のアプローチから遊べます。

    ・やり込み要素が豊富
    大量のRADNETチャレンジに大量の収集アイテムとクリア後にも楽しめる要素が豊富です。
    チャレンジはお馴染みのタイムアタックやスコアアタック、さらには人間ボーリングなどの多彩なバリエーションがありクリアするとメイキング映像やMUTATIONなどがアンロックされます。
    収集アイテムはブラックボックスとなっており、ただ集めるだけではなくその落とし主が辿った末路などを聞くことができ、多少英語力があるならそれも楽しめるでしょう。
    また収集アイテムはメニュー画面で大体の位置を確認できるので集めるのも億劫ではありません。

    ・キャラクターの強化が楽しい
    本作で追加された要素で最も良いと思ったのがこのMUTATIONです。
    一定の経験値が貯まると複数のカテゴリからランダム(恐らく。未検証です)で1つポイントがもらえ、それを元にカテゴリ内の好きなスキルを解除するというシステムです。
    攻撃系のOFFENSIVE、防御系のDEFENSIVE、移動系のLOCOMOTIONなどなど種類も効果も豊富で、レベルアップが楽しみになります。
    さらにそれらによって解禁される能力が非常に強力なので、さらに街で暴れまわるのが面白くなるでしょう。
    悪い点
    ・難易度が低い
    これは本作の設定上仕方のないことですが、とにかく簡単です。
    敵や一般人を食べることで戦闘中いつでも体力回復ができ、前述のMUTATIONにより敵の小火器を無効化できたりしてしまうのでさらにそれに拍車がかかっています。
    前作で地味に痛かった敵のロケット弾などによる爆発系の攻撃も、防御で跳ね返すことができてしまいます。
    最高難易度INSANEでも中ボス以上の敵が堅いとか受けるダメージが増えるとかその程度なので、クリア特典の+new game(強くてニューゲーム)で始めてしまえばほとんど変わりません。
    その状態だと「正気じゃない」のは難易度ではなくてプレイヤーだったりします。
    まあ本作を遊ぶ人が難しさを求めるとは思えませんが、参考までに。

    ・主人公がアレックスではない
    個人的感想ですが、主人公の変更は果たして必要だったのか疑問です。
    また悪役に回ったアレックスが前作とは全くの別人と化していることも気になりました。
    その理由は物語が進むことによって明らかになりますが、やはりPROTOTYPEはアレックスだろうと思います。
    しかし同時にストーリーの進行と共に新主人公のヘラーにもちゃんと感情移入できるようになっています。
    それに最終的にはアレックスのプレイヤースキンも(声はヘラーですが)解除できるので、クリア後はさしたる問題ではないでしょう。
    総評
    とにかく「圧倒的なパワーを存分に振るって好きなだけ暴れ回れる」ことが楽しい作品です。
    前作の不満点を上手く改善し内容を進化させることに成功しており、まさしく正統進化と言える出来だと思います。
    難しいことを考えずに手軽に爽快感を味わいたい人に文句なくオススメできるでしょう。

    日本語版の発売はまず見込めませんが、あまり英語が上手くない、いやまったく駄目な自分でもだいたいのストーリーを把握できました。
    それほど難しいシステムもないので、英語が堪能ではない方でもストーリーを楽しんだりシステムを理解することができると思います。

    また、前作や他のオープンワールド系ゲームと比べてなかなか綺麗なグラフィックにも注目していただきたいです。
    特に倒壊したビルや跋扈する感染者などさらに強化されたレッドゾーンの世紀末的ビジュアルは一見の価値有りです。
    スモークがかかったようなエフェクトは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、個人的にはそれによってリアリティが増していると感じました。

    開発元Radical Entertainmentが事実上の閉鎖をしてしまった現状、続編をあまり期待できないことを非常に残念に思います。
    なんとかシリーズを存続出来る方法を見つけていただきたいところです。
    長々と失礼いたしました。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 4 5
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