プレイレポート
[TGS 2011]ボリューム満点の「FFXIII-2」プレイアブルデモで,チョコボと一緒に戦えてクエストも体験できる!? シアター映像も必見だ
今回のプレイアブルデモで試遊できたのは,ビルジ遺跡でアトラスと戦うシーンということで,遊べる範囲はE3版と基本的に変わらないようだ。ただし,いくつもの要素が追加されていることに注目したい。また,デモシーンの中で,プレイ範囲が「Episode2 不可視の侵略者」というパートであることも分かった。
ビルジ遺跡には,隠された宝物があったり(モグのモーグリハントで見つけたりする),NPCとの会話にも本作の謎に触れるような部分が語られていたりと,見どころは十分。ただ,それらすべてを見て回っていると,試遊時間があっという間に尽きてしまうのが難点だ。筆者は何回か試遊できたのだが,最後のアトラス戦までプレイできたのは,途中のバトルをひたすら逃亡してやり過ごした時だけだった。実際に,会場で試遊される予定の人は,どのように遊びたいのかを,あらかじめ想定しておいた方が良いだろう。
バトルについては,基本システムは前作と同じなので,同様の感覚で遊べるはず。アタッカーとブラスターでチェーンボーナスを稼ぎ,ブレイクさせて倒していくというやり方だ。「FFXIII-2」ならではのポイントは,最初のエンカウントバトルで仲間になるモンスター達の存在だろう。
今回のデモ版では,チョコボ,ケット・シー,ハバネロが仲間になる。E3版のベヒーモスとスケイルビーストが,チョコボとケット・シーに変わった形だ。チョコボはアタッカーで,ゲージを溜めると脚やくちばしで連打攻撃をしてくれ,ケット・シーはヒーラーだった。こちらの特殊攻撃は,シアター映像によれば,ネコパンチだそうだ(笑)。
なお,このモンスターを仲間にできる能力は,セラに由来するものらしい。どうやらライトニングもその力を持っていて,ノエルはそれを見たことがあるという。
また武器の変形だが,ノエルは遠距離攻撃の際に,武器を槍の形にして投擲するアクションを見せてくれた。
シネマティックアクションについても,アトラス戦の中で,体験できるようになっている。冒頭の戦闘でも簡単なシネマティックアクションが体験できるが,ラストのバトルでは,回数も非常に多くさらに派手なアクションシーンが展開する。ノエルとセラが協力して,アトラスの弱点を叩くシーンはなかなか圧巻だった。興味があれば,ぜひチャレンジしてもらいたい。
それと忘れてはならないのが,「FFXIII-2」のシアター映像だ。初公開となる女性キャラクターや,ライトニングと一緒にいた謎の男とのイベントシーンなど,いくつもの衝撃的なシーンが公開されている。時空を越えて未来を改変していく今回の物語。それが引き起こす悲劇の予感も……? これを見れば,発売に向けて俄然盛り上がること間違いなしだ。
「FINAL FANTASY XIII-2」公式サイト
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(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA
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