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スペインのゲーマー向け製品ブランドOzoneが日本上陸。2月1日にマウスやヘッドセット,バックパックなど計8製品が登場
Ozone Radon 5K 7480円前後 |
Ozone Radon 3K 5980円前後 |
Ozone Oxid 4980円前後 |
Ozone Attack 3980円前後 |
Ozone Trace 2980円前後 |
Ozone Exposure 2780円前後 |
Ground Level S 1480円前後,Ground Level 1780円前後,Ground Level L 2480円前後,Ground Level XT 2280円前後(4サイズ) |
Gaming Backpack 4980円前後 |
Ozone Radon 5K,Ozone Radon 3K
Ozone Radon 5KとOzone Radon 3Kは,同型の右手用ワイヤードマウスだ。違いは搭載するレーザーセンサーのスペックで,前者はトラッキング解像度100〜5600DPI,後者は100〜3200DPIとなっている。また,サントラストの製品情報ページでは「マウスモーション」という項目が用意され,前者は最大1m/s,最大2.25m/sと書かれているので,推測ではあるが,おそらくトラッキング速度にも違いがあるのだろう。
搭載するボタンは合計8つとのことで,製品写真から予想するに,左右メイン,左サイド×2,センタークリック機能付きスクロールホイール,ホイール側に×3という構成だと思われるが,詳細は不明である。
そのほか,4.5gの錘(おもり)を5つまで追加できる機能や,マクロをボタンに割り当てて,3つのプロファイルを切り替えながら使用できる機能などが搭載されており,“使える”機能かどうかは別として,最近のゲーマー向けマウスにおけるトレンドは押さえられているようだ。
●Ozone Radon 5K,Ozone Radon 3Kの主なスペック
- 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
- 接続インタフェース:USB
- ボタン:8ボタン(詳細未公開)
- トラッキング速度:未公開(製品情報ページでは「マウスモーション」がOzone Radon 5Kは最大1m/s,Ozone Radon 3Kは最大2.25m/sとされている)
- フレームレート:未公開
- 最大加速度:未公開
- トラッキング解像度:100〜5600DPI(Ozone Radon 5K),100〜3200DPI(Ozone Radon 3K)
- USBデータバス:未公開
- USBレポートレート(ポーリングレート):最大1000Hz
- リフトオフディスタンス:未公開
- 本体サイズ:70.5(W)×122.4(D)×43.7(H)mm
- 重量:約135g(※ケーブル含む,重量調整機能で4.5gの錘を5つまで追加可能)
- マウスソール:未公開
- ケーブル長:約1.5m
- 対応OS:Windows 7/Vista/XP/2000
- 発売予定日:2011年2月1日
- 予想実売価格:7480円前後(Ozone Radon 5K),5980円前後(Ozone Radon 3K)
Ozone Oxid
また,イヤーパッド部やヘッドバンド部には,柔らかな素材が仕様されており,長時間のゲームプレイにおいてストレスにならないと謳われている。
●Ozone Oxidの主なスペック
- 基本仕様:USB接続ワイヤードタイプ
- 本体サイズ:未公開
- 重量:約310g
- ケーブル長:3m
- 接続インタフェース:USB
- 搭載ボタン/スイッチ:インラインでボリューム,ミュート,サブウーファー,マルチメディア機能のコントローラ搭載
- 発売日:2011年2月1日
- 予想実売価格:4980円前後
- 周波数特性:20Hz〜20kHz
- 感度:96dB±3dB
- インピーダンス:32Ω
- スピーカードライバー:直径40mm
- 周波数特性:未公開
- 感度:-38dB±3dB
- インピーダンス:2.2kΩ
- 指向性:なし
- ノイズキャンセリング機能:未公開
Ozone Attack
イヤーパッド部とヘッドバンド部に軽い革素材を使用することで,フィット感を向上させているという。本体重量も258gと,Ozone Oxidよりも軽めに作られているようだ。
ゲーマー向けのヘッドセットとしては,予想実売価格が3980円前後とまずまず安価な設定になっており,コストパフォーマンス重視の人に向けた製品といえるだろう。
●Ozone Attackの主なスペック
- 基本仕様:アナログ接続ワイヤードタイプ
- 本体サイズ:未公開
- 重量:約258g
- ケーブル長:2.5m
- 接続インタフェース:3.5mmステレオミニピン
- 搭載ボタン/スイッチ:インラインボリューム&ミュートコントローラ
- 発売日:2011年2月1日
- 予想実売価格:3980円前後
- 周波数特性:15Hz〜25kHz
- 感度:96dB±3dB
- インピーダンス:32Ω
- スピーカードライバー:直径40mm
- 周波数特性:未公開
- 感度:-38dB±3dB
- インピーダンス:2.2kΩ
- 指向性:なし
- ノイズキャンセリング機能:未公開
Ozone Trace,Ozone Ground Level,Ozone Exposure
まず,Ozone Traceは,上から順に布,ポリウレタン,プラスチック,ゴムという4層に分かれた構造のマウスパッドだ。表面の素材が布なので,使い心地の面では布製マウスパッドということになるかもしれない。
サイズは400(W)×280(D)×4(H)mmで,ローセンシプレイヤーに向けた大きさが確保されている。
なお,サイズはOzone Traceよりも一回り小さい355(W)×255(D)×2(H)mmである。
最後にOzone Ground Levelは,柔らかな布素材が採用されたマウスパッドだという。特徴は
- 「Ground Level S」250(W)×210(D)×2(H)mm
- 「Ground Level」320(W)×270(D)×2(H)mm
- 「Ground Level L」400(W)×320(D)×3(H)mm
- 「Ground Level XT」320(W)×285(D)×6(H)mm
という4つのサイズが用意されていること。好みの大きさや厚さのものを選択できるというわけだ。
Gaming Backpack
ほかにも,6枚のCD-ROMやDVD-ROMを収納できるスペースがあり,ゲームソフトの持ち運びといった点も考えられていそうである。
日本国内では,ゲーマーの間でLANパーティーが一般的に行われているわけではなく,ゲーマー向けのバックパックといわれても,いまいちピンとこないかもしれない。それだけに,現在の国内市場においてなかなか珍しい製品ではある。
ノートPCを収納できる,取り外し可能なインナーケースも用意されている |
本製品は10か所以上の収納スペースを備えているという |
以上,スペインから日本に上陸するやいなや,一気に8製品も登場することになるOzoneブランドは,マウスやヘッドセットだけでなく,バックパックを含む少し変わったラインナップでのお披露目となる。果たして日本のゲーマーにとって有効な選択肢となるのか,その使い勝手は気になるところだ。
サントラスト公式サイト
- 関連タイトル:
Ozone Gaming Gear
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