カプコン，立体音響技術“オトフォニクス”を用いたニンテンドー3DS専用アドベンチャー「謎惑館 〜音の間に間に〜」を今夏発売

　カプコンは本日（2011年3月24日），ニンテンドー3DS専用アドベンチャー「謎惑館 〜音の間に間に〜」を今夏発売することを発表した。


　本作は，“オトフォニクス”という立体音響技術を用いたアドベンチャーゲームだ。シナリオは，「大神伝 〜小さき太陽〜」を手がけた北島行徳氏が担当する。

　ゲームの舞台は，“謎惑館（なぞわくかん）”という謎の館だ。ふと目覚めたプレイヤーは，見知らぬ部屋の中にいる。とにかく，この館からの出口を探すべく，謎惑館の中をさまようことになる……。

　オトフォニクスという立体音響システムを用いた作品ということで，ヘッドフォンを使ってプレイすれば，まるで謎惑館の中にいるかのようなリアルな感覚が体験できるという。また，3DSならではの機能がオトフォニクスと組み合わさることで，まったく新しいゲームになっているとのことだ。

　これまで，3DS専用ゲームといえば裸眼立体視に対応していることが特徴になっているタイトルが多かったが，本作では音による空間表現や演出がゲームの臨場感を盛り上げてくれるはず。果たしてどのようなゲーム内容になるのか，続報を待つことにしよう。

　なお，公式サイトではオトフォニクスを用いた立体音響ブログパーツが配信中だ。さっそくダウンロードしてブログに貼ってみよう。

「謎惑館 〜音の間に間に〜」公式サイト