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[TGS 2011]「幻想水滸伝」のサプライズもあった「FRONTIER GATE」のスペシャルステージをレポート。アメリカザリガニがどたばたマルチプレイ?
「幻想水滸伝」の最新作がPSP向けに開発中
さてこのトレイラー,美麗なアニメーションや豪華声優(詳しい人なら聞けば分かるだろう)に注意が行きがちだが,実のところ最も注目すべきは,再生開始後20秒過ぎに表示される「新たなる百万世界の物語」というキーワードのほうだ。
百万世界は,2008年に発売された「幻想水滸伝 ティアクライス」(NDS)の舞台となった世界。おそらく「紡がれし百年の時」は,「ティアクライス」の世界観を何らかの形で受け継いだ作品になるのだろう。
発表後,小牟田氏は「前作から3年ぶりとなる新たな幻想水滸伝を,このTGS 2011で発表できたことを嬉しく思います。現在,鋭意制作中ですのでもう少しだけお待ちください。それから,驚かせてしまってごめんなさい」と笑顔混じりに話した。
まだまだその全貌が見えない「紡がれし百年の時」。続報が入り次第4Gamerでもお伝えしていくので,お楽しみに。
アメリカザリガニが「FRONTIER GATE」でマルチプレイ
イベントではまず,プロデューサーの向峠慎吾氏と,前出の小牟田氏が登壇。両氏は,FRONTIER GATEの特徴や魅力について下記のように説明している。
●ストーリー
●戦闘
シングルプレイでも楽しめるコマンドバトル制だが,一番の魅力はマルチプレイ。最大3パーティ6キャラクターで戦うときのコンボはめちゃくちゃ気持ちいい。
ここで両氏が語ったポイントは,7月23日に掲載したインタビューに詳しいので,興味が湧いたという人は参照してみてほしい。
肝心のマルチプレイでは,小牟田氏あらため「こむたん隊長」指示のもと,アメリカザリガニの「やなたん」(柳原哲也さん)と「ひらたん」(平井善之さん)が共闘。プレイに際してアメリカザリガニの二人は「みんながやりたくなるようなプレイを」とか,「ボケずに素晴らしい世界観を見せる」とか言ってやる気満々だったが,こむたん隊長が猫の着ぐるみのアバターで登場すると「えー!」「猫についていくのいややな……」などとこぼしていた。
一行がプレイ中にも向峠氏はポイントを解説していく。いわく,戦闘では戦意を上げながら戦っていくことが大事。戦意を上げることで,行動するためのAPが増え,より多くのコマンドを入力できるようになるのだという。
解説の向峠氏によると,戦意を上げる技の威力は高くないので,ときには,自分の戦意を消費して放つ強力な技を選択することも大事なのだとか。
役割分担が固まってからは,巨大なイエティ相手でも余裕を持って立ち回れるようになった。最終的には行動回数を増やすブーストAPを使って連続コンボを放ち,イエティを葬る。
ひらたんは戦闘終了後,「簡単で入って行きやすいゲームですね。指示できる人が分かっていると,誰でもすぐにプレイできる」と話すと,向峠氏は「それが一つのポイントですが,いろいろ組み合わせてコンボを考える玄人向けの楽しみもあるんですよ」と,戦闘の奥深さをアピールした。
ちなみに,FRONTIER GATEはTGS 2011のKONAMIブースで,もちろんプレイ可能。ぜひ足を運んでみてほしい。
FRONTIER GATE公式サイト
- 関連タイトル:
FRONTIER GATE(フロンティアゲート)
- 関連タイトル:
幻想水滸伝 紡がれし百年の時
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(C) Konami Digital Entertainment
(C)Konami Digital Entertainment