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ソーシャルゲームの勢いはE3会場でも止まらず。コーエーテクモの「My Monster Rancher」と「JollyWood」とは
最初に紹介してもらったのは,スマートフォン向けのタイトル「My Monster Rancher」だ。本作は,テクモ(現コーエーテクモゲームス)からリリースされた「モンスターファーム」シリーズのソーシャルゲーム版にあたり,日本では「100万人のモンスターファーム」というタイトルでサービスされている。
「モンスターファーム」は,北米でアニメ版が放映されていたこともあり,知名度も高く,竹田氏によると「会場内でもMonster Rancherのロゴを見て足を止める人が多い」という。
円盤石から再生したモンスターを育成し,大会で勝ち上がらせていく――というゲーム内容はモンスターファームシリーズを踏襲しているため,かつてのシリーズを楽しんだ人でも懐かしさをもってプレイできるという。
なお,会場にプレイアブル展示されていたのはAndroid版だが,iOS版も準備が進行しているそうだ。
コーエーテクモゲームス ネットワーク事業部 ネットワーク開発部副部長 シニアマネジャー竹田智一氏 |
ゲームジャンルは「経営もの」で,プレイヤーが樹の上に施設やアイテムなどを自由に配置し,そこへ動物達が遊びに来るという仕組みになっている。動物達が支払った“リーフ”というお金を貯め,さらに施設やアイテムを増やし,自分なりの装飾を施した樹にしていくといった流れのゲームだ。また,フレンドの樹を訪問することで“エナジー”がもらえるるなど,コミュニケーション要素もある。
ちなみに,世界各国からさまざまなメディアや流通関係者が集まっているE3会場だが,本作のデザインは幅広い層に好評だという。
コーエーテクモゲームスはソーシャルゲームを次々と発表しており,その代表的なタイトルである「100万人の信長の野望」は,「もう累計会員数が160万人にも達している」(竹田氏)という勢いだ。今後もさまざまなタイトルの投入を予定しているそうなので,さらなる展開に注目したい。
「JollyWood」公式サイト
- 関連タイトル:
100万人のモンスターファーム
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