「ドラゴンズクラウン」が東京と大阪のレストランとコラボ。ゲームのイメージを再現した「タパスブランコ アキバトリム店」をレポート

　アトラスは2DアクションRPG「ドラゴンズクラウン」（PlayStation 3/PS Vita）のレストランコラボ企画を，2013年9月13日から10月13日まで展開している。この企画が実施されているのは，東京の「タパスブランコ アキバトリム店」および大阪の「コンティニュー 大阪心斎橋店」の2店舗だ。今回，4Gamerでは，企画の実施に先駆けて，タパスブランコ アキバトリム店の様子をチェックしてきたので，さっそくレポートしよう。

「タパスブランコ アキバトリム店」店頭

控えめだが，「ドラゴンズクラウン」のイラストもディスプレイされている

　タパスブランコ アキバトリム店にて提供されるコラボメニューは，フード2種類とカクテル6種類。
　フードは「レッドドラゴンのステーキ」と「ミノタウルスのタンシチュー」で，見た目，味ともに，ゲーム中で狩ったモンスターをキャンプで料理したかのようなイメージを再現するのに苦心したという。

コラボフードをオーダーすると，いずれか1枚のランチョンマットがプレゼントされる

　レッドドラゴンのステーキは，外側が鶏肉，中心部が牛肉という構造になっており，ドラゴンの表皮と内側の肉々しさが表現されている。種類の異なる肉を一緒に焼き上げているため，一瞬，何の肉だか分からない味わいと食感だ。また，決して固くはないのだが，なかなか噛み応えがあり，「肉を食っている！」という気分になれる。価格は1764円（税込）。


　ミノタウルスのタンシチューに使われている肉は，極めて柔らかい牛タンだが，牛や豚などの肉エキスや，さまざまな野菜出汁とともに煮込むことで，ミノタウルスの未知の味を表現しているのだという。こちらも非常に美味しいが，何の肉か判断するのは難しく，モンスターの肉の雰囲気が出ている。価格は1554円（税込）だ。


　カクテルは，ファイター，アマゾン，ドワーフ，エルフ，ウィザード，ソーサレスをそれぞれモチーフにしたもの。一口めのインパクトや後味，そして見た目に至るまで，キャラクターのイメージに沿うようこだわったとのことだ。価格はいずれも840円（税込）。
　ちなみに，いずれのカクテルにもアルコールが入っているので，未成年はオーダー不可となる。

コラボカクテルをオーダーすると，写真右のコースターのうち，いずれか1種類がプレゼントされる

ファイター。ブルーキュラソーと白ワインのカクテルで，戦士の表裏にある勇猛さと爽やかさを表現している

アマゾン。カシスとブラッドオレンジのカクテルで，力強さの中に垣間見えるキュートな一面を表現。酸味が強く，女性受けがよさそう

ドワーフ。リコール・デ・ベリョータ（どんぐりのリキュール）とカフェオレのカクテル。飲み口はカフェオレっぽいが，後味に木の実の風味が広がる

エルフ。ラ・フランスのモヒート炭酸カクテルで，森と果実のイメージにミントの爽やかさが加わる。肉料理のあとに飲むと爽快感が高いかも

ウィザード。ブルーキュラソーとメロンソーダの甘口カクテルで，ウィザードの甘いマスクと寡黙な優しさを表現。魔法っぽい青が出せないか試行錯誤したそうだ

ソーサレス。白ワインと巨峰アイスボールのカクテルで，時間の経過に沿ってアイスボールが溶け出し，色と味が変わっていく

　なお，コンティニュー 大阪心斎橋店では，フードの提供はないものの，上記6キャラにティキおよびロニを加えた8種類のドリンクが用意される。そのうち，ティキのドリンクはノンアルコールカクテルとなるほか，6キャラのカクテルは東京とはまた違った内容になるとのことだ。このコラボ期間中に東京と大阪の双方に出向く機会のある人は，それぞれ飲み比べてみるのも面白いかもしれない。

「ドラゴンズクラウン」公式サイト